人格の完成を目指して 1月「感謝」漢字にはすべてその成り立ちに意味があります。 「感」という漢字の上の部分「咸」には、「口」と「矛」の意味があり、「刃物を押しあてて口を閉じさせてしまう」という意味があります。それに「心」が加わった「感」は、「強いショックで心が動かされる」という意味があります。 「謝」は「言葉」と「射る」から成っています。矢を「射れば」はりつめた弓がゆるむことから、お礼やおわびを表現してはりつめた気持ちを楽にする意味があります。 つまり、「感謝」とは自分のための言葉なのです。感謝の気持ちを持った時、心が軽くなり、次の一歩を踏み出すことができるでしょう。 そこで、その「感謝」の気持ちを持つヒントを紹介します。 一日の振りかえりに、今日あった「残念だったこと」や「失敗したこと」を思い出しましょう。その次に「うれしい」「幸せ」と感じたことを思い出してみましょう。どんな些細なことでも構いません。そして声に出してみましょう。すると、自分が生きている事に多くのことが関わっていることがわかり、自然と感謝の気持ちがわくでしょう。 ぜひ、一日の振り返りをしながら、日々生きていくことに感謝し、次の一歩を踏み出していきましょう。 3学期始業式3学期はとても短い期間です。 1年生や2年生は今の学級の仲間と過ごす時間も残り少なく、 3年生は芦花中で学んだことを活かして、自立する瞬間が近づいてきています。 各学年でやるべきことをしっかりと行い、実りの多い3学期にしていきましょう。 |
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