七草がゆの由来そこに出ている植物は現在のものとは名前が違うものもあります。 セリ=セリ ナズナ=ペンペン草 ゴギョウ=ハハコグサ ハコベラ=ハコベ ホトケノザ=コオニタビラコ スズナ=カブ スズシロ=大根 これらは、野菜の少ないこの時期に緑のものを補給する意味合いもあったといわれています。七草がゆを作る時に歌う「七草なずな 唐土の鳥が、日本の土地に、渡らぬ先に、合わせて、バタクサバタクサ」などという歌が伝わっており、鳥追い歌、つまり豊作を祈る歌といわれています。若菜を鳥が突っついてしまう前に収穫してしまおうという当時の人の気持ちもこもっていると思われます。「若菜摘む」という言葉は百人一首にもでてきていますね。 一月七日の人日の節句の日に食べる七草がゆ、3学期の始まる一日前のこの日に作ってみるのもいいかもしれませんね。 お雑煮の由来また東が澄まし汁、西が味噌仕立て、さらに丸餅と角餅、焼いた餅と焼かない餅、餡子が入った餅、餅を入れないお雑煮など、各地でかなりの違いが見られます。 また、お雑煮そのものは世界の中では、スープ料理の一つとして分類されているようです。それぞれの家庭ではどんなお雑煮を作っておられるのでしょうか。 冬休みの目標祝い箸って?真ん中が太くなっているのは「はらみ箸」といわれ、子孫繁栄を願ったものともいわれています。 使われる木は「やなぎ」が主で、「新春に最初に芽吹くおめでたい木」ともいわれているようです。 長さは24cm、昔の八寸で、末広がりを表しているともいわれています。お箸ひとつとってもいろいろな意味が込められていますね。 お年玉って?そうすると、やはり、神棚に供えた餅玉を子どもたちに与えたためにそういわれるようになったという説が出てきました。 また、「たましい」の「たま」に由来しているとの意見もありました。年神様にお供えしたものを子どもたちがもらうことによって、神の分霊が宿るといわれています。 年越し蕎麦とは・・・!また金細工職人が飛び散った金粉を蕎麦で練った団子で集めたことから、金を集める縁起の良いものといわれています。 美味しいお蕎麦にも、いろいろな意味が込められていますね。 お正月とは!お正月は、年神様が元旦の日に高い山から下りてきて、幸せをもたらせてくれる日といわれています。 祖先の霊が年神様になって守ってくれるので、その神様をお迎えするために、お正月の様々な行事が始まったといわれています。 「年神様」、「正月様」「歳徳神(としとくじん)」などと、地方によって様々な言われ方もしているようです。 どちらにしても、新しい年がよい年になりますように! お屠蘇って?お屠蘇とは、「一年間の邪気を払い長寿を願って正月に呑む縁起物の酒であり風習」であるといわれています。また屠蘇という言葉の意味は「「蘇」という悪鬼を屠(ほふ)るという説や、悪鬼を屠り魂を蘇生させるという意味」であるといわれています。 その中身は様々な漢方薬を酒に溶かしたものですが、漢方薬の中身はいろいろあったようです。 元旦に年齢の小さいものから飲んでいくという習慣が残っている地方もあります。さて、八幡の皆さんはいかがでしょうか。 |
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