全校朝会での学校長の話
2月15日
おはようございます。 もう2月も半ばです。3月の終業式や卒業式まで学校に来るのは、約1カ月となりました。6年生は、今まで使ってきたランドセルを見ると、いろいろな思いがめぐってくるでしょう。今日はそのランドセルのお話です。 昨日の新聞の投書欄に、中学1年生の女の子の声が載っていました。6年間使い続けたランドセルを海外で必要としている子どもに寄付をすることにしたという記事です。アジアやアフリカには、日本の小学生にあたる年齢の子どもが学校にいけない、勉強したくてもできない国がまだたくさんあり、6年間大切に使われたランドセルが大人気だということは以前校長先生も新聞の記事で読んだことがありました。 世界には、子どもの人数に対して学校や机の数が圧倒的に足りないため、屋外やテントの中で机なしに勉強しなければならず、その点日本のランドセルは頑丈にできていて固い面があるため、ノートをとったりするのにとても重宝しているとのこと。 新聞記事に出ていたその女の子のランドセルは多少傷もついているけど、6年間の悲しかったこと、うれしかった思い出がたくさんつまっていて、大人になるまでとっておこうと思っていたそうです。でも、大切に使っていたランドセルが他の国で大切に使われると思うだけでうれしくなるので寄付をすることにしたのです。実は、日本から送ったまだ使える鉛筆や消しゴムもその国では大切に大切に、使ってくれるのです。 公共のものを大切にするのは当たり前です。みんなで使うものを粗末にすると他の人に迷惑がかかるからです。でも、自分のものだからどう使おうと勝手だ、という人もいます。でも、大切に使うことで、それがさらに他の人を幸せにすることができるかもしれない。そう考えると、やはりすべてのものを大切にする気持ちは大事にしなくてはいけません。 全校朝会での学校長の話
2月8日
おはようございます。 先週からインフルエンザなどの風邪をひいてお休みしている人が増えてきました。まわりにある小学校では、たくさんの人がお休みしたので学級閉鎖をしているところもあります。風邪を引いて熱がでると、体がだるくなったり気持ち悪くなったり、とにかく風邪をひかないようにすることが一番です。ではどうしたら風邪を引かないようにできるでしょうか。 昨日の新聞で、読者に「風邪予防のためにしていることは何ですか?」と聞いたランキングが出ていました。さて第一位はなんだと思いますか? それはうがいと手洗いです。手洗いはもちろん「あわあわ手洗い」ですね。これからも続けてください。しかし、それでも防ぎきれないでウィルスが体に入ってしまったら…。風邪を引いてしまったら。どうすれば早く治すことができるでしょうか? 正解は「すいみん」です。これは多くのお医者さんが口を揃えて言っていることです。強力なお薬を飲むよりも、元気がでる食べものを食べるよりも、ほんとうに良く効きます。 なぜ、よく眠ると治りが早いのか。実は人間の体には「リンパ」という透明の液体がながれています。ひとつひとつは目には見えないものすごく小さな細胞からできています。そのリンパ液が、外から入ってきた風邪やインフルエンザのウィルスと闘ってくれる役目をしています。そのリンパの力を強くしてくれるのが「すいみん」なのです。「すいみん」を充分にとっている人は、リンパの力が最大限に強くなって、ウィルスをやっつけてくれますが、「すいみん」が短い人のリンパは闘っている間に時間切れとなり、逆にウィルスにやられてしまいます。ポイントは「いつもよりも早い時間に寝る、そしてたくさん眠る」です。もし、学校で具合が悪くなったら、お家に帰って、たくさん眠るようにしてください。保健室で眠っても深い「すいみん」ではないので、効果があまり期待できません。しっかりした「すいみん」をとって風邪やウィルスに負けない体をつくってください。 ※「すいみん」と「リンパ」は大きく紙に印刷をして全校児童に見せながら話をしました。 大縄大会 優勝目指せ【3年生】おはなし泉4年 社会科見学行きました。3年生総合「青光学園との交流会」
3年生は2月3日の3,4時間目に青光学園に行きました。
青光学園の視覚障害教育部門の子どもたちとの交流会のためです。 交流会では、まず、烏山北小学校の3年生が合奏を聞かせました。 曲目は12月に全校で合奏した「RPG」です。 次は青光学園の子どもたちが、青光学園の生活についてのマルバツクイズを出してくれました。 交流会の最後は1つの輪になって、一緒にダンスを楽しみました。 楽しい雰囲気の中、交流会は大成功で終わりました。 1月音楽朝会今回は、「Smile Again」を全校で合唱しました。 歌っていて気持ちの良いメロディなので、子ども達も練習の時からとても良い表情で歌うことができていました。 「Smile Again」は「また わらって」という意味です。 音楽朝会では、自然と笑顔で歌っている子どもが多く、ソプラノとアルトのハーモニーもきれいにつくり上げることができました。 来月が、全校でつくる最後の合唱です。卒業する6年生とともに、全員が心から歌えるようにがんばります。 5−1 学級イベントを楽しもうこの日のゲームは3つ。「ドロケイ」「タグとり鬼ごっこ」「だるまさんが転んだ」です。特に「だるまさんが転んだ」は、みんな思いおもいの格好をして、楽しんでいました。次はどんなイベントになることでしょう。 全校朝会での学校長の話
2月1日
おはようございます。 久しぶりの全校朝会ですね。今日は、校長先生からのお話の後、副校長先生からもお話があります。私からは、今月の人格の完成のテーマである「やりぬく心」についてのお話をします。 先週の週末、サッカーのアジア選手権の決勝が行なわれました。日本と韓国の対戦です。いろいろな報道で日本が3−2で勝ったことはもう知っている人が多いかもしれません。前半選で1点とられ、後半開始早々もう1点追加され、0−2で負けていました。でも、そこから盛り返し、逆転でアジア選手権のチャンピオンになりました。 実はこのアジア選手権に望む日本の若いチームは、世界的に有名なものすごく強い選手がいないこともあり、予選(1次リーグ)で早々脱落するだろう、と言われていました。そんな予想を見事に跳ね返し、優勝までこぎつけたのは、やはりひとりひとりが、最後までやりとげようとする気持ちがあったことが大きいと思います。そしてそれを支えたのは、日本から応援に駆けつけたサポータの存在です。何しろ、試合会場は日本から飛行機で16時間もかかるカタールというアジアの西の端っこにある国。ちょっとやそっとではいけません。そんな日本からの応援の人が、2点差で負けていても、選手と同じ青いユニフォームを着て、懸命に声を枯らして応援していました。そんな姿と声援を聞いたら「よしあきらめないぞ」という気持ちがフツフツ沸いてきます。 やりぬく心を持ち続けるには、このようにまわりの人の声かけや励ましが必要です。ですから、頑張っている友だちや周りの人には「がんばれ」「応援しているよ」という気持ちを声に出していきましょう。 【3年生】社会科 受け継がれる行事 |
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