烏山北小学校の様子をお伝えしています!

全校朝会での学校長の話

6月7日 

おはようございます。
関東地方もいよいよ梅雨入りですね。
今日は先生のお姉さんが右手の指を手術した時のお話をします。先週の日曜日の夕方、ちょっとした不注意から、お姉さんが右手の人指し指と中指の2本の指を切ってしまいました。すぐ救急車で病院へ行き、手当てをしてもらいましたが、血管という血液が流れる管が切れていただけでなく、指を動かす為に必要な神経や筋肉も切れていました。かなりの大怪我でした。きちんと動くようになるためには、そのすべてをつなぎ合わせる手術をしなくてはいけないことがわかりました。そして、夜の7時半からお医者さんが顕微鏡で傷口を見ながら、ていねいにていねいにつなぎ合わせてくれました。その間、校長先生は病院で待っていたのですが、終わったのが明け方の5時半すぎ。なんと10時間がたっていました。その間お医者さんは、一睡もせずひたすら神経や筋肉をつなぐ細かい手術をずっとやっていてくれたのです。終わったあと、校長先生が呼ばれ、無事終わったことを教えてくれました。その時思わず「よくこんなに長い間、しかも夜通し集中して手術ができますね」と聞いてしまいました。するとお医者さんは「もちろん仕事ですから。それにいつもやっているので慣れていますから大丈夫です」と言ったのです。
いくら仕事だからといって、10時間もの間、根気のいる手術をやりつづけるのは並大抵なことではありません。先週お見舞いにいった時、看護師さんに「この間は、4本の指を同じように怪我をした患者さんの手術をしたときは、24時間かかりましたよ」と言われさらにびっくりしました。同時に、お医者さんの責任感の強さに頭がさがる思いでした。
お医者さんに限らず、自分の役割をきちんと果たすことは、必ず人の役に立つものです。みんなも、自分で決めたこと、自分がやらなければならないことは、最後まで責任をもってやりとげる気持ちを大切にしてくださいね。

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