烏山北小学校の様子をお伝えしています!

全校朝会での学校長の話

9月26日 
 おはようございます。ここのところ雨続きでようやく昨日晴れた、と思っていたらまた今週は曇りと雨にぎゃくもどり。運動会まであと2週間というときに、芝生で練習できないのはつらいけど、北小の他のみんなもおなじです。限られた時間の中で、精一杯やろうとする気持ちが大切です。その気持ちを校長先生は応援しています。
 さて、10月の人格の完成は「公共心」です。人格の完成のポスターには、「地域の一員であることを自覚して行動していますか?」と書いてあります。この公共心には大きくわけると、2つの種類があります。
 ひとつは、電車やバスの中では大きな声で話をしたりふざけたりしない、という「○○してはいけません」というきまりを守ることです。それは、人と人が安心して快適に暮らせるために守らなくてはならない大切なきまりだからです。
 もうひとつは、挨拶をすると、お互いが気持ちよく暮らせるから、挨拶をしよう、という「○○をしましょう」というもの。守らなくてはいけないきまり、ではないけれど、した方がいいものです。実は、こちらをするためには、ちょっとした勇気がいります。なかなかその勇気が一歩踏み出せません。
 先日、その勇気を出したかっこいい人を見ました。電車の床に、食べ残しのゴミと空き缶がコンビニの袋に入って捨ててありました。ほとんどの人は「公共の場所にはゴミをすててはいけません」というのを知っているし守っているのに、こんなことをする人がいることに腹がたちました。でも、それに気がつきながら、拾って捨てた方が気持ちいいのに、ってわかっているけど、なかなかできません。すると、電車がホームに近づいた時に、すっと座席を立った若者が、そのゴミを袋ごと拾い、ドアから降りて、ホームにいた駅員さんに「これ、車内に落ちていました」とそれを渡し、そのまま改札の方へ歩いていきました。
 実にかっこよかった!
みなさんも、ちょっと勇気をだしてみんなのために「○○しましょう」を実行してみましょう。

久我山青光学園と交流

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9月6日(火)5・6校時に、久我山青光学園の先生が見えての授業がありました。「視覚障害ってなあに?」「点字を打ってみよう!」「さわって体験、視覚障害の友達の宝物」の3部構成で行われました。「視覚障害って なあに?」では、視覚に傷害があるといっても個人差があること、「点字を打ってみよう!」では、実際に点字の読み方、書き方を学習して、実際に自分の名前を打ってみました。「さわって体験」では、青光学園の友達が実際に授業で使っている拡大教科書や点字教科書、音声の出る計算機などを実際に見たり、さわったりしました。

NIEタイム

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9月12日
  今日は、2学期最初のNIEタイム。今年度から始めた「月に一回、全校児童がみんなで新聞を読む時間」の取り組みも3回目となりました。各学年では、年齢や発達段階に応じて、ワークシートなどを使い、子どもたちの写真や記事に対する興味関心を自分の言葉を文章にして表現させる工夫をしています。
  記事を読んで、気になった記事や写真を切り抜き、ワークシートに貼って書き込む。
盛りだくさんで、朝のNIEタイムでは足りないくらいですが、子どもたちは、みな真剣に楽しく新聞と向き合っています。

9/5(月) 6年生 水泳記録会

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9/5(月) 5.6校時 6年生の水泳記録会が行われました

 天気が心配されていましたが、水泳記録会にぴったりの晴天!
話を聞く姿勢、仲間を応援すること、一緒に楽しむこと、最後まであきらめないこと…
これまでの練習の成果を全員が出し切った記録会になりました。
6年生はまた一つ、小学校最後の行事が終わりました。次は運動会。
最高の運動会になるよう、練習に取り組みます。

暑い中お手伝いいただいた学ボラの方々、応援に来てくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

全校朝会での学校長の話

9月5日 
 今日は、校長先生の秘密をみなさんにお話します。
その秘密とは……。 今、小学校の校長先生である私ですが…実は、小学校の時、学校に行くのが嫌で嫌で仕方がなかった時があったのです。

 それは、小学校2年生の時でした。朝、家を出るときは元気よく「行ってきます」と言えました。でも…学校が近づいて来て、学校の前の道の横断歩道を渡る頃には、もう足が重たくなってきました。そして昇降口。自分の上履きを見ると「あ〜あ。ついに来てしまった」と体と気持ちが固まります。
 なぜこんな気持ちになったのか。理由は、給食に出る食パンでした。今から50年前の食パンは今の様にふわふわしていません。特に耳が硬くて、口の中にいつまでもいつまでも残っていて、どうしても飲み込むことができなかったのです。
 給食は残さないように、と担任の先生が言っていたので、食パンが出ると、耳だけちぎってそっと机の中に隠したのです。当然、どんどんパンの耳が溜り、教科書や道具箱でギュウギュウ押し込んで「みんなに見つかりませんように。先生に見つかりません様に」と祈る様な気持ちでいましたが、ある日掃除当番の女子が、運んでいる校長先生の机を倒してしまったのです。教室中に、かちかちになったパンの耳が飛び散りました。

 その後は、もう学校にいきたくない、と思うことはなくなりました。なぜなら、カチカチになったパンの耳のことを知った担任の先生がこう言ったのです。「食パンが給食に出たら、真ん中の白いところだけ食べて、耳は布巾にくるんで持ち帰りなさい。お母さんに油で揚げてもらってちょっと砂糖をまぶせば、絶対おいしく食べられますよ」
  いつも「食べものは大切にしましょう」と言っていた担任の先生が、まさかそんなことを言ってくれるとは思ってもみませんでした。その時、「初めから、先生に相談すればよかった」と思いました。自分ひとりで、あれこれ悩んで、食パンが出る日は学校いきたくない、と思っていたことを後悔しました。
 人によって、悩み事は様々だと思います。でも、友だちから言われる言葉が嫌だ、とか、誰かにいじめられている、といったことも含め、悩んでいることがあって、それが原因で学校に行きたくない、と思ったら、まず周りにいるおとなの人に相談してみてください。担任の先生や学年の先生、以前担任だった先生、専科の先生、主事さん、栄養士さん、お話の部屋のカウンセラーの先生、校長先生や副校長先生。だれでもいいから打ち明けてみましょう。きっと解決の糸口が見つかります。決してひとりで悩まないでください。

 ちなみに今では、給食の残りを持ち帰ることは許されていません。でも、今の小学校の給食で出るパンの耳は、50年前のものとはぜんぜん違うので、校長先生はもちろん残さず食べています。

2学期 始業式の学校長の話

9月1日 
 おはようございます。
 長くて暑い夏休みが終わり今日から2学期が始まります。
 7月の終業式では「充実した2学期を過ごすために、夏休みは好きなことをしてエネルギーを蓄えてください」と言いました。たくさん好きなこと、楽しいことができましたか。

 さて、今年の夏休みと言えば、日本中に勇気と感動を与えたリオデジャネイロオリンピックの日本の選手の活躍がありましたね。いろいろな種目でメダルをとりましたが、特に校長先生が感動したのが、陸上男子400メートルリレーです。外国の選手に比べ、足の長さは短く、身長も低い日本の選手4人はどう見ても不利。他の外国の選手はぞくぞくと100メートルの距離を10秒を切るタイムで走っている。日本はメダル獲得は無理だろう。そんなまわりの予想をみごと覆し、しかもアメリカを破って2着。銀メダルを獲得しました。
  なぜ勝つことができたのか。それは、バトンパスだと言われています。4人のスピードを落とさないで正確につなぐバトンパスの練習を4人で何度も何度も繰り返しやってきました。そしてお互いの力を信頼する気持ち、あきらめない気持ちがオリンピックという大舞台で練習した通りの力を発揮できた源だと思います。
  さて、今日から2学期。今までの夏やすみの気持ちを切り換えて、今日から新たな気持ちで学校生活に取り組んでください。そして運動会や学芸会などの楽しい行事も控えています。練習や準備は限られた時間ですが、ぜひ最後まであきらめない気持ちを大切に本番まで頑張ってほしいと思います。
  最後に、お願いがあります。夏休みに主事さんが、校舎の廊下とトイレをピカピカにしてくれました。そして、今いる体育館、ピカピカになっていますね。これも業者の人が床を磨いてくれたお蔭です。ぜひ、このきれいな状態をずっと長く保てるように、協力してください。
 これでお話を終わります。


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