全校朝会での学校長の話
5月16日
おはようございます。 昨日のテレビ番組であるお医者さんのことが話題になっていました。その人は内視鏡手術の名医といわれる人で、他のお医者さんが1時間近くかかる手術をたった5分くらいでやってしまうのです。だから、毎日毎日その先生に手術をしてもらいたくてたくさんの患者さんが訪れ、睡眠時間が4時間くらいしかとれないそうです。 その先生のすごいところは、自分の内視鏡手術の技術を、他の病院の若い人たちにどんどん教えているところです。普通、有名な先生は自分の技術や腕を頼って患者さんが来るのでそんな簡単に自分の技を他のお医者さんに教えたりしません。それでたくさんの患者さんがくれば、お金がたくさん手に入り儲かるからです。でも、その人はこう言っていました。「いくら名医でも、年間に手術ができる患者さんの数は限られている。たくさんのお医者さんが、立派な腕をもっていれば救われる患者さんが増えるからです」自分の手術が朝から晩まであるのに、その合間をぬって若い先生たちに自分のやり方を教えています。そしてなんと、最後の試験は、自分が患者役になって口から内視鏡をいれさせ、実際に動かしてみて「合格!不合格」を決めると言っていました。映像では、目から涙を流しながら患者役でベッドに横になっている先生の姿がありました。 やはり本当に立派な人というのは心が広く、自分のことでなく、常に人のことを考えた行動ができる人なのです。今月の人格の完成は「おもいやり」今日の話題を、相手のことを思いやる気持ちとは何か、を考えるきっかけにしてください。 1年生【春を探しに行こう!】自分で2つ春を見つけて、観察カードに描きました。 「どれを描こうかな・・・。」と悩んでいる様子もありましたが、 つつじ、たんぽぽ、シロツメクサ、てんとうむしなどの春を見つけることができました。 付き添い、見守りいただいた保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。 5年 保健学習そこで、本日、久我山病院の看護師さんをゲストにお招きし、「けがの対応」についての保健学習を行いました。 子どもたちは、川場の行動班ごとに分かれ、協力してけがの対応方法を考えました。そして、看護師さんに各班ごとにアドバイスをいただきました。 各班で試行錯誤しながら、けがの対応について考えていた子どもたち。班の団結力も増したように思います。今回学んだことを川場移動教室、そして今後の生活に生かしていってほしいです。 1年生 【遠足に行って来ました】天気予報では曇り時々雨ということで、とっても心配された天気でしたが、1年生のお願いパワーが届いたのか、無事に予定通り行くことができました。 府中の森公園では、アスレチックで思いっきり遊び、芝生の丘でおいしいお弁当を食べ、たっぷり楽しみました。 たくさん歩いて、疲れも見えていましたが、大きな怪我をすることなく帰ってくることができました。 校長先生には、電車でのマナーなど、立派だった姿をほめていただき、嬉しそうな様子でした。 1年生保護者のみなさま、遠足に必要な荷物の準備や、朝早くからのお弁当作りなど、本当にありがとうございました! 全校朝会での学校長の話
5月9日
今日はきまりのお話です。日本にはたくさんのきまりがあります。そしてそれは日本で暮らしている人ならば、全員守らなければいけないきまりです。たとえば、信号が赤になったら車も自転車も人も止まらなくてはいけません、というきまりは誰もが知っているし守らなくては大変なことになります。 今年の4月からある「きまり」ができました。「障害者差別解消法」といいます。 これは、障害をもっている人も障害をもっていない人も、すべての人が幸せに過ごせる日本にしましょう、という目的でつくられたきまりです。例えば、みなさんがレストランに入ってテーブルに案内されて座ったからまず何をしますか?「何を食べようかな」とメニューを見ますね。お店によってはおいしそうな料理の写真付のメニューを置いてあるところもあります。でも、もし目が見えない人がテーブルに案内されたらどうでしょうか。メニューの文字も写真も見ることができないので、注文ができません。そんな時、お店の人がメニューを読み上げてくれたら、きっとおいしいものを食べることができて、とっても幸せな気持ちになれることでしょう。もう一つ例をあげます。千歳烏山駅の新宿よりの改札からホームまでの間が緩い坂道になっているのを知っていますか。あの坂道をスロープといいます。あれは車椅子の人でもちゃんと自分でホームまでいけるように京王電鉄が考えて作ってあります。 メニューを読み上げてくれるレストランもスロープを作った鉄道の会社も、ちゃんと障害をもった人のことを考えていますね。これからは、障害をもった人に対して、このように配慮(はいりょ)をしなければいけません、ということが先程の「障害者差別解消法」できめられています。でも、たとえきまりがなくても、日頃から相手のことを「思いやる」気持ちをもっていれば、障害をもった人が何に困っているのか、そして自分に何ができるのかを考えて行動することができると思います。 今月の人格の完成はこの「思いやり」です。相手の気持ちを大切にしながら行動できているかを振り返ってみましょう。 5/6 青がし活動青がし活動は、6年生がリーダーとなり、1〜6年生が遊びなどを通して楽しく交流するものです。 この日は、まず自己紹介を行い、その後に各班で考えた自己紹介ゲームを行いました。どの班も、初めてとは思えないほどみんなで楽しく活動する様子が見られました。これから活動を通して、さらに仲を深めていってほしいです。 全校朝会での学校長の話
5月2日
先週は3日間学校がお休みで、また明日から3日間お休みになります。なんでこんなにお休みが続くのでしょうか。土曜日と日曜日の他に、日本には「祝日」あり、国民がみんなでお祝いの気持ちや感謝の気持ちをあらわすために休日にしています。土日以外でお休みの日にはちゃんと意味かあるんですね。 例えば、先週の金曜日4月29日の昭和の日は、今の天皇陛下のお父さんにあたる「昭和天皇」のお誕生日です。昭和天皇はもう27年も前に亡くなりましたが、昭和時代というのは日本が戦争をして負けてしまったり、そのあと軌跡の復興をとげるといった、いろいろなことがあった時代なので国民がみんなでがんばったことを忘れないようにしよう、という意味でお休みにしてあります。 そして明日5月3日は憲法記念日。今から69年前に、今の日本国憲法がつくられて、国民全員でこれを守って立派な国をつくろうと誓った日なのです。憲法というのは、日本国民であるならば、全員守らなければならないきまりです。その決まりの数は大きくわけても103もあります。 明後日4日は「みどりの日」日本はみどり豊かな国なので、この日は自然に親しみ、心がゆたかになるように、ということでお休みになったのです。だから、国がつくった公園の入場料が無料になったり、各地で自然に感謝する行事が行なわれます。 そして連休最後の5日は「こどもの日」。日本では昔から端午の節句といって、男の子が丈夫に元気で育ちますようにということを願う日でした。ピロティーの上の空を元気よく泳いでいる鯉のぼりにはそういう意味が込められているのです。 明日から3日間、家族でどこか出掛ける人も、地域のスポーツチームなどで練習や試合をやる人も、そして家でのんびり過ごす人も「今日はなんでお休みなのかな」ということをほんの少しだけでもよいので考えてくださいね。 消防写生会消防士さんや、消防車を描き、クレヨン1本がなくなるほど一生懸命塗り込みました。 1年生【学校探検をしました】13日の3時間目に、学校探検をしました。 2年生のお兄さんお姉さんと一緒に、校舎の1・2階を探検しました。 2年生は、やさしく1年生の手をひいてくれたり、教室の中が見えるようにだっこしてくれたりしていて、1年生はとっても嬉しそうでした。 理科室やランチルーム、図書室や保健室など、いろんな場所を案内してもらって大満足の1年生でした。 5年 遠足とてもよい気候で、景色を存分に楽しめた遠足となりました。 4年生のときよりも歩く距離も増え、中には途中で弱音をはく児童もいましたが、班のメンバーで励まし合いながら最後まで登り切ることができました。また、一丁平では、見晴らしのよい展望台で友達と楽しくお弁当を食べていました。 5年生は、1ヶ月後に川場移動教室があります。今回の遠足で学んだことを生かしていけるように準備をしていきます。 全校朝会での学校長の話(4月18日)
おはようございます。
今日は一年生を迎えて初めての全校朝会です。 ところで、先月3月14日の全校朝会で地震が来たらどうやって自分の身を守るのか?という話をしたことを覚えていますか?地震はいつやってくるかわかりません。そういうときに備えて今から自分で自分の身を助けることをしなければならないことをお話しました。 それから、ちょうど一か月後の先週14日、九州の熊本県で震度7の地震がありました。その後、500回以上も地震があり大分県でも被害が出ていることは週末いろいろな報道がされているので知っていると思います。家族の親戚や知り合いが熊本県や大分県に住んでいて心配している人も多いことでしょう。 震度7という地震は、どれくらいの揺れなのでしょうか。人は立っていらなくて、はわないと移動できない。固定していない家具は倒れたり、小さい家具は飛んだりする。木造の建物はほとんどが倒れるが、鉄筋コンクリートの建物でも倒れるものもある。窓ガラスはほぼ全てが割れる。このくらいすごい揺れが今回の地震では起きています。 さて、今回の地震で熊本県や大分県では自分の家に住んでいられず、避難所での生活をしている人が20万人もいます。全国から、そして海外からもお金や物を寄付したり、ボランティアに行ったりして支援する活動が始まりました。 大切なのはみなさんひとりひとりが、今回の地震のニュースを聞いて、自分は何ができるかを考えることです。ニュース映像を見て「九州の人はたいへんだなあ」と感じてお金や物を寄付することも大切ですが、今日もしかすると東京でも同じことが起きるかもしれない、という気持ちをもつこともとても大切なことです。 あわてる必要はありません。でも、今週は少なくとも大きな地震なんかこないよ、とは誰も言えないのです。避難所の人が口々に「水はたいせつだ〜」と言っていました。よし、では自分の家に今ペットボトルの水が何本あるか数えてみよう。これで自分の家族がどれだけの日数、生活ができるのだろうか、と自分のこととして考えてみるきっかけにしてください。 全校朝会での学校長の話
4月11日
おはようございます。 始業式から5日経ちましたが、新しいクラス、新しい学年には慣れてきましたか? 今週からあいさつキャンペーンが始まります。毎年この時期に「大きな声で元気よくあいさつをする」キャンペーンをしている理由はわかりますか?それは、新しいクラスの友達と早く仲良くなってもらいたいからです。 4月は、どこの学校でも新しいクラスや仲間、新しい友達と一緒に始まります。 不安なこと、心配なこと、ドキドキすること、たくさんありますね。そんな気持ちをすっきりさせてくれるのがあいさつです。 今朝から学校の門のところで、クラスごとに挨拶をしています。最初からひとりで、大きな声で挨拶ができればいちばん良いのですが、なかなか勇気がでませんね。そんなとき、みんなで声をだすことができれば勇気が100倍になります。 きっとキャンペーンが終わったころには、みんなが自分から「おはよう!」と言えるようになってほしいという気持ちをこめて、あいさつキャンペーンをはじめました。 では、これから名前が「あ・い・さ・つ」に関係する四人の先生に登場してもらって挨拶応援メッセージを校長先生からみなさんに送りましょう。 網干(あぼし)敏恵先生。飯塚(いいづか)比呂志先生。佐藤(さとう)彩知子先生。 鈴木 剛(つよし)先生。 「4月、だれもが新しいクラスになり、ちょっぴり不安な気持ちになります。そんな時、大きな声であいさつをすると[あっというまに]仲良くなれます。そして1年間ずっと[いいなかま]でいることができます。でも、大きな声であいさつするのは、誰でも[さいしょはどきどき]するものです。でも、いったん勇気をだしてあいさつすると[つぎはほかほか」心の中があたたかくなりますよ。」 ではみなさん、頑張ってできるだけ大きな声であいさつをする習慣を身につけてくださいね。 ※あいさつ応援メッセージは、1階昇降口のところに貼ってあります。 |
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