全校朝会での学校長の話
1月23日
おはようございます。 今日はまず漢字の問題から。「文」この漢字は何と読みますか。ブン モン ふみ 人の名前だと あや とも読みます。実は今日1月23日は ふみ の日です。なぜか?それは「1 2 3」 で 「イ〜 フ ミ」 「フミ」 とは手紙のことです。 今では手紙も手で書かず、パソコンやスマホで打ち込むものが多くなりました。電子メールで送信すると、世界中のどこにでもあっと言う間に届いてしまいます。メールを書くのも素早くすみます。しかし、読みやすいパソコンの文字で書いてあっても、どうしても物足りないこともあります。 例えば、誕生日プレゼントに添える手紙。「誕生日おめでとう。いつもぼくのために早起きして朝ご飯を作ってくれたり、落ち込んでいる時にがんばれ〜と声をかけてくれてありがとう。これからも長生きしてください」という手紙が、たとえ上手な字でなくても、一文字ひと文字、手で書いてあるとその手紙を一生大事にとっておこうと思います。 みなさんがおとなになるころには、パソコンの活字も手で打つのではなく、頭で考えたことが、そのままプリンターから文字となって打ち出されるようになっているかもしれません。 しかし、どんなに便利な世の中になっても、手でひとつひとつ丁寧に書いたお手紙ほど気持ちの伝わるものはありません。そしてできれば字が上手である方がより、気持ちも伝わります。 日頃から勉強するときにぜひ、字を丁寧に書く練習だけはこれからもつづけてくださいね。 3年生ミニコンサート鑑賞1/17(火)あいさつキャンペーン全校朝会での学校長の話
おはようございます。
今日からあいさつキャンペーンが始まりました。 本当に寒い朝ですが、当番の人はみんな門のところに並んで「おはようございます」と一生懸命声を出してくれています。ぜひ、そんな頑張っている人をすごいなあ、と思ったたらぜひ「おはようございます」とあいさつを返してくださいね。 ところで、今月の人格の完成のテーマ(校内にポスターが貼ってありますね)は感謝です。相手に感謝した時の気持ちをあらわす言葉で一番よく使うのが「ありがとう(有難う)」です。「感謝」と「有難う」はとても関係が深い、と思っています。 例えば、遠足で高尾山に行ってさあ、頂上でお昼ご飯だ、という時おべんとうを忘れたことに気がつきました。すると、同じ班の友だちが、持ってきた2つのおにぎりのうちひとつをくれました。 友だちだって高尾山に登ってお腹がぐうぐうなっているのに。自分が忘れなければこんなことにならなかったのに。相手に対して申し訳ないという「謝る」気持ちを心のそこから「感じる」のが『感謝』。そして、2しかないおにぎりのうちひとつをくれる人なんて滅多にいない。この「有る」「難い(かたい)」は「滅多にない」という意味です。『有難う(ありがとう)』という言葉はここから生れたといわれています。 漢字は大昔、中国大陸から伝わってきました。長い間に初めの意味とは違う使い方をするようになっているものもありますが、『感謝』や『有難う』のように意味があるものもたくさんあります。書き初めや日頃の勉強のとき、ぜひ、ゆっくり書いてその意味を感じ取ってほしいと思います。 1/14(土)オリンピックパラリンピック教育本日の3校時に、オリンピックパラリンピック教育の一環として、日本女子体育大学の新体操部の皆様にお越しいただき、体育館にて演技を披露していただきました。 日本女子体育大学の新体操部からは、昨年のリオデジャネイロオリンピックに2名の選手が出場しており、今日はその選手と共に練習をしてきた部員や後輩の選手が演技をしてくださいました。 一流の演技を前に、子供達は「すごーい!」「わー!」と、言葉にはならない程の大興奮。目をキラキラと輝かせながら見入っていました。3年後の東京オリンピックに出場されるかもしれない選手の演技に、オリンピックへの興味関心も高まった様子でした。 日本女子体育大学新体操部の皆様、お忙しい中貴重な時間を作ってくださり、ありがとうございました。 3年生書き初め大会書き初め大会始業式の学校長の話
1月10日
おはようございます。 長かった冬休みが終わり、今日から3学期、1年の学校生活でいちばん短い学期です。 それでも56日間あります。3月の終業式までの間、自分がいた学年を振り返ってみてください。そして、足りなかったところ、やり残したことがあったら、ぜひこの3学期にそれをやりとげてください。漢字を覚える、算数の計算ができるようになる。何でもいいですから、次の学年に進む4月までに「ここまではやっておこう」という目標をたててぜひ実行してみてください。 さて、2017年はどんな年になるのだろうと、お正月にニュースを見たり、新聞を読んだりしてみました。多くのニュースや新聞で「人口知能AIがもっと進歩する」ということや「人間に近いロボットができる」ということが取り上げられていました。数年前には考えられなかったようなことができる時代がやってくる、というのです。 例えば、インフルエンザにかかり学校を何日もお休みしなくてはいけない友だちがいます。もう熱は下がっているけど、学校にはいけない。授業を受けたい。そういう時に、ロボットが、その友だちのいすに座っています。家にいる友だちは特殊な眼鏡とヘッドホンをかけています。すると、教室の中のことが全て見えるし、話も聞こえる。そして、振り向くと、ロボットも振り向いて後ろの座席にいる友だちとお話もできる。そんなことが、もう少しで実現します、ということを伝えていました。 こんなにすごい時代に、みなさんは生きています。一日一日と、ものすごいスピードで機械やコンピュータは進んでいます。でも、あくまでも人は人。機械にはできないこと、コンピュータにはできないことがかならずあります。 例えば、息が白くなるほど寒い中登校して教室に入って「おはよう、寒かったね」と言い合うことや、芝生校庭で思い切り汗をかきながら友だちと遊ぶこと、3時間目から廊下に漂ってくる給食のおいしそうな匂いに鼻をくんくんさせながら授業を受ける。こういうことはやはり学校に来ないと体験できません。それには、一年間丈夫な体をつくり健康でいられることが何より大切です。 では、元気で楽しい2017年になるよう、みなさん頑張ってください。 |
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