全校朝礼 1以下、校長先生のお話の内容です。 「おはようございます。 7月に入りました。あと18日で夏休みです。 先日、みなさんと同じ中学生の藤井聡太くんが将棋の世界で名だたる先輩たちを破り、史上初29連勝をしました。惜しくも昨日の対戦で破れ、30連勝とはいきませんでしたが「天才棋士」と言われる理由として、マスコミがこぞって取り上げているのがその集中力です。中学3年生の藤井君が通っている学校の副校長先生は、授業中でも集中し始めると身を乗り出して先生の話を聞く、という話をしていました。 集中力は人間が誰でももっている力です。その集中力を生み出す脳には最大で1000億個の神経細胞があり、さらにその10倍を超える数の細胞が、神経細胞同士を結びつける信号を送ったり、動かすためのエネルギーを運ぶ役割をしています。そのエネルギー量がまたすさまじく、体重60キログラムのおとなの場合、体全体のエネルギー量の20%が約1200グラムの脳を維持するのに使われています。 囲碁の世界は、有段者や名人になると、ずっと座って考えているにも関わらず一局の対戦で体重が2〜3キログラム減るそうです。100手以上先を予測すると言われていますから、当然かもしれません。 実はみなさん誰しもが、明日までにやらなきゃという宿題や面白くて夢中になったりする時にはすごい集中力を発揮しています。ただし、使うエネルギーもケタ違いなので、長続きはしません。限られたエネルギーと時間を、何に、どんなやり方で、どのくらい使うのか、自分にあったものを試行錯誤して見つけ出してください。 ちなみに、藤井聡太君が29連勝した時、昼食の出前にとったのが豚キムチうどんでした。消化がよく、ビタミンが豊富なメニューは脳のエネルギー補給には欠かせません。集中力を出すには食事内容にも気を配ってください。」 皆さん、集中力というリソース(資源)は有限です。 温存ばかりでは出番がなくなりますが、ここぞというところを見極める目も築いてくださいね。 経営支援部 松本 全校朝礼 2おめでとうございます。 経営支援部 松本 バレーボール部ブロック大会渡邉 |
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