オリンピック・パラリンピック教育 〜マスコット投票を通して〜
あいさつ運動をがんばっているときに、3年生の子供たちが学校の校章の中に「まがたま」があることを発見しました。オリンピック・パラリンピックマスコットにも「まがたま」がデザインされているものがあり、その共通性を発表していました。子供たちの意見には選んだ「理由」がたくさん込められていました。「日本らしさ」「日本の伝統」「四季を伝える」「フェアプレイ」などを大切にしている子供たち。子供たちが真剣にオリンピック・パラリンピックに参加しようとする気持ちが伝わってきました。自分の気持ちや意見を伝えるときに理由を明らかにすることはとても大切なことです。一人一人の意見はみんな違います。でも、話し合いで一つの方向性を導いた後は、互いに拍手をおくり、決まったことを認め合いました。拍手をするこの瞬間、とてもあたたかな空気に包まれました。
情報を生かすわたしたち(社会科)
5年生の社会科の授業の様子です。「情報を生かすわたしたち」の学習をしていました。インターネットが広がる社会で、たくさんの情報の受信・発信に対して問題意識をもつとともに、利用する際に気を付けなくてはならないことをみんなで考えました。自分の考えをしっかりノートにまとめ、話し合いを進めていきました。映像教材を活用して考えを深めました。
ペースランニング
毎日毎日続けて走っているペースランニングの時間。子供たちは友達と声を掛け合い準備体操をしてから走りはじめます。スタートの入り方にもルールがあり、斜めに合流することで接触を防ぎます。みんなでルールを守って安全にも心がけています。
ペースランニング
子供たちと一緒に教職員も走ります。子供たちが安全に走ることができるように、コーナーで見守る教職員もいます。
ペースランニング
みんな一生懸命に走ります。子供たちの真剣な表情を見ていると、がんばること、努力することのすばらしさを感じます。
一生懸命に考えたユニバーサルデザイン
2月8日、4年生がユニバーサルデザインの学習をしました。ゲストティーチャーをお迎えして、ユニバーサルデザインの目的について教えていただいたり、みんなでユニバーサルデザインを考えたりしました。「わかりやすい」「使いやすい」「安全・安心」の3つの視点から様々なことを考えた子供たち。いろいろな人の立場を考えて、思いやりの気持ちで話し合いができました。
一生懸命に考えたユニバーサルデザイン
もしも日本が100人の国だったら・・・という問いかけを通して、日本には、あるいは世界には様々な立場の人がいることを知りました。「いろいろな人がいるのが社会です。」と教えていただき、いろいろな人のことを考えながらユニバーサルデザインを学んでいきました。子供たちは、車いすの人にとっては・・・妊婦さんにとっては・・・外国の人にとっては・・・と立場を考えながら自分の考えをまとめました。
一生懸命に考えたユニバーサルデザイン
「探してみよう、多目的トイレの秘密」の話し合いでは、真剣に話し合いが行われました。いろいろな立場の人のことを考えて意見が飛び交いました。これこそ子供たち一人一人が「考える」授業、考えたことを深める時間になりました。みんな楽しそうに話し合いに向き合っている姿にも感動しました。
一生懸命に考えたユニバーサルデザイン
一生懸命に考えた1時間になりました。ご指導いただいた皆さんにお礼をしっかり伝えました。私たちが生きる社会には「様々な立場の人が暮らしている」だからこそ「一人にいい みんなにいい」というユニバーサルデザインの意義を大切にしていきたいと感じました。
あいさつ週間 がんばりました
2月6日から10にまで池之上小学校はあいさつ週間の取り組みを行いました。2月は3年生が門に立ちました。大きな声が学校中に広がりました。
あいさつ週間 がんばりました
あいさつ週間最後の日は、土曜日の公開日でした。保護者の皆様にも大きな声であいさつを発信していました。3年生の子供たちは、この1週間寒い朝の中ではありましたが大きな声と笑顔でがんばりました。これからもあいさつの輪が広がることを願っています。
パラリンピアンとの交流 〜義足体験を通して〜
2月8日、学校公開初日、5年生の子供たちが義足を体験する学習を行いました。特別ゲストティーチャーとして佐藤圭太選手をお迎えしました。佐藤圭太選手は陸上で大活躍されているアスリートです。2016年、リオパラリンピックの400mリレーで銅メダルを獲得。2017年、世界パラ陸上競技選手権大会400mリレー銅メダル、そのほかにもアジアパラ競技大会 100m 、 200m 、400mリレー金メダルの三冠等で活躍されています。最初の1時間はクラスごとに、義足について教えていただきました。子供たちはとても近い距離でお話をうかがうことができ、心いっぱいで感じる時間になりました。義足を触らせていただくこともできました。重さに驚く子供たち。子供たちの真剣な表情から、深い学びを感じました。
パラリンピアンとの交流 〜義足体験を通して〜
佐藤圭太選手のデモンストレーション。義足を巧みに使い軽やかに、そして速く走る姿を見てみんな驚きました。準備体操を入念に行い、いよいよ子供たちの義足体験がはじまります。
パラリンピアンとの交流 〜義足体験を通して〜
子供たちにとって、とても貴重な体験になりました。みんな一生懸命に取り組んでいました。
パラリンピアンとの交流 〜義足体験を通して〜
佐藤圭太選手から、たくさんのアドバイスもいただきました。
パラリンピアンとの交流 〜義足体験を通して〜
難しくて、重たくて・・・でも子供たちは何度も義足に挑戦していました。軽やかにジャンプする子供もいました。体験後に感想を聞いてみると、「思っていた以上に重たくて驚きました。義足を取ったときの足の軽さにも驚きました。」「バランスをとるのが難しかったです。」「どんどん歩くことができました。」など感じたままの素直な答えが返ってきました。様々なことを感じていたようです。
パラリンピアンとの交流 〜義足体験を通して〜
先生も子供たちと一緒に体験しました。
パラリンピアンとの交流 〜義足体験を通して〜
4時間目は、1組と2組合同で佐藤圭太選手とスタッフの皆様からお話をうかがいました。義足には3つの種類があることやパラリンピックでの様子などです。子供たちは、お話を真剣に聞き、たくさん質問していました。義足を使うことの意味も一人一人が真剣に考えました。最後に佐藤圭太選手のリオパラリンピックでの活躍のお話もうかがいました。あっという間の1時間、でもたくさんのことを考え、学んだ1時間になりました。
パラリンピアンとの交流 〜義足体験を通して〜
授業の最後にみんなで写真を撮りました。思い出のひとこまです。たくさんのことを教えていただいた佐藤圭太選手とスタッフの皆様に、心を込めてお礼を伝えました。
パラリンピアンとの交流 〜義足体験を通して〜
お別れの時間・・・佐藤圭太選手が体育館で子供たちを見送ってくださいました。一人一人とハイタッチを交わします。子供たちは「東京パラリンピックでの活躍を応援しています。」「がんばってください。」「今日はありがとうございました。」など、たくさんの言葉でコミュニケーションしていました。中には、自分の思いを質問という形で表している子もいました。その一つ一つにていねいに答えてくださり、ほんとうにありがとうございました。たくさんのことを学んだ1日。子供たちの心の中に、体験活動と佐藤選手のお話、そして選手としての生き方や前向きさがいっぱいいっぱい残ったことと思います。
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