外国語活動の充実を目指して
世田谷区の教員研修が池之上小学校で開催されました。30名ほどの先生が集まり、5年生の外国語活動の授業及び「基礎・基本タイム」の様子を見ていただきました。子供たちはいつものように、楽しく、そして積極的に授業に参加していました。この日はアルファベットに着目した授業です。自分のファーストネームからアルファベットを探したり、歌を歌ったり、クイズに答えたりしながら学びを深めました。授業参観後は教員研修の時間ですです。参観された先生たちも子供たちが行ったアクティビティを実際にやってみました。
社会科見学 5年
10月1日、5年生が社会科見学に出かけました。台風が心配されましたが、子供たちが出発する時間には青空が広がりました。見学は2か所です。最初にJFEスチールに向かいました。「びっくりがいっぱい!鉄づくりを探検しよう!」をテーマに様々なことを学びました。鉄が身近にある生活を支えていること、鉄を作るためには様々な工夫がされていること、鉄ができるまでの過程など、初めて知ることがたくさんあって驚きました。実際に工場の中を見学すると、1000度を超える鋼が目の前を通り、みな感動です。熱さを体感することもできました。
社会科見学 5年
工場の敷地内には歓迎の看板がありました。子供たちもとても喜んでいました。あたたかなお迎えをうれしく感じました。工場の方のお話を真剣に聞く子供たち。メモもたくさん取っています。
社会科見学 5年
ヘルメットをかぶって、いよいよ広大な工場を見学します。
社会科見学 5年
5年生の社会科見学のお昼は、JFEスチールの工場弁当です。工場で働く方々の昼食を子供たちも体験させていただきました。みなで仲良くおいしくいただきました。
社会科見学 5年
2つ目の見学場所は「ヤクルト工場」です。到着すると最初にヤクルトをいただき、みんなでおいしく飲みました。その後はDVDを視聴したり、工場の方から製品ができるまでの様子をうかがったりしながら楽しく学習しました。そして・・・工場内の見学です。写真で様子をお伝えすることはできませんが、みんな一生懸命にお話を聞いていました。子供たちは初めて知ることに驚いたり、様々な工夫を見つけ出したり、熱心に学習に臨むことができました。
社会科見学 5年
おなかの中の乳酸菌やビフィズス菌などについて、模型や顕微鏡を通して知ることができました。熱心に見学することができました。
社会科見学 5年
友達と楽しそうに見学する子供たち。工場についての学びも大きかったですが、友達と協力して楽しむ子供たちを見ていると、仲間の存在の大きさを改めて感じる1日になりました。
社会科見学 5年
学校に戻ってきました。全体での話のあと学級ごとに振り返りを行いました。とても充実した社会科見学になりました。
いじめ予防授業
弁護士の先生をお迎えして、「いじめ予防授業」が行われました。この授業に参加したのは5・6年生です。最初に先生から弁護士の仕事についてお話がありました。「弁護士は・・・言葉で守る仕事をする人。では何を守るのだろう?」子供たちがその問いに答えていきます。「言葉で守るのは人権」であることを知りました。そして・・・人権が守られている3つの状態を考えていきました。「安心・自信・自由」の3つです。安心とは、「不安がなくて心が安まること」と学びました自信とは、「自分を信じて、人と違う自分、自分と違う人を認めて生きていけること」と学びました。とても難しいけれど、とても大切なことです。自由とは、「自分の意思と責任で決められること」と学びました。責任の意味をみんなでかみしめました。弁護士の先生のお話はとても分かりやすく、心に染み入ります。
いじめ予防授業
『いじめ』について考えました。先生は、具体的に『いじめ』につながる様々な行動や、いじめられる子の気持ち、そしていじめる子の気持ちを伝えてくださいました。ドラえもんの登場人物の心を覗き込みながら、子供たちと『いじめ』の構造について考えていきました。先生はおっしゃいました。「人の心にはコップがある。そのコップに悲しみや不安の水が1滴1滴注ぎ込まれる・・・コップの水があふれたとき、人はつらく悲しい気持ちを抑えて、歩き出す力を失ってしまうことがある」と。最初の1滴もあれば、途中の1滴もある。あふれる瞬間の1滴もある。どの1滴が悪いのかと考えるのではなく、多くの人が、その1滴にならないようにしようと、相手を思いやることが大切。1滴を注ぎ込むのではなく、1滴をすくってあげることもできる。「おはよう」「大丈夫」と声をかけることもコップの水をすくい出すことにつながる。そして、みんなができることは・・・と真剣に伝えてくださいました。子供たちも真剣に聞いていました。「いじめを今すぐ止められなくてもいい。でも困っている人に一声かけられる人になろう。」「いじめなんかと闘わなくてもいい。自分で抱えきれないときは近くの大人に力を借りよう。そしていつか誰かを助けられる人になろう。」「いじめという道具が必要とされる場面はない。いじめという道具を使うことが許される場面もない。」とても大切なことを考える時間になりました。
Touch the World
4年生の子供たちが世田谷区教育センター移動教室でたくさんのことを学びました。教育センターに向かう子供たちの態度はとても立派で、しっかり整列して安全に気を付けながら歩くことができました。バスの中では、車中から見える風景を見ながら世田谷区の特徴を考えました。多くの人にお世話になりましたが、あいさつもとても上手にできました。この日は、「プラネタリウム」で星の世界を知ることができました。世田谷区から見える星や、今日見える星を楽しくわかりやすくお話してくださいました。「Touch the World」では「体感しよう世界の文化 発信しよう日本の文化」を外国の先生たちと、バーチャル体験を通して楽しく学びました。この「Touch the World」は今年度開設したばかりです。「Touch the World」のネーミングは、世田谷区の子供たちの投票で選ばれたものです。
Touch the World
最初に「ジオラマコーナー」で美しい映像を見ました。ジオラママッピングの映像を通して、世界と日本とのつながりや、世田谷区のシンボルなどを学び、「世界の中の世田谷」を実感しました。池之上小学校も映像の中で紹介されました。4年生が運動会で踊った「八木節」の写真も映し出されました。世田谷区の美しい自然や伝統的な工芸品が映し出されると、子供たちから「きれい!」「すてき!」という声が思わす出てしまいます。案内してくださる先生から英語で一緒に言ってみましょうと声をかけていただき「beautiful!」「wonderful!」とみんなで感動を言葉に表しました。
Touch the World
クラス全員で絵本の読み聞かせを聞きました。DVD絵本の映像を見ながら、外国人の先生が質問したり、絵本の表現を一緒に発音したりしました。絵本は「Ninjin,Gobo and Daikon」です。とも楽しいお話で子供たちは絵本の世界に引き込まれました。これまでの体験や知識を結びつけながら、お話の世界に出てくる英語をとてもよく聞き取っていました。子供たちの力の大きさに驚かされました。英語の発音もとてもきれいです。
Touch the World
「Touch the World」には、子供たちが楽しく世界の文化や日本の文化に触れることのできるコーナーがあります。「日本文化体験」「異文化の歌と踊り」「英語で学ぶ世田谷」「コミュニケーション」「異文化体験」などのコーナーです。最初にどのコーナーでも日本のよさを英語で伝える時間がありました。食べ物、美しい自然、伝統的な文化、コミックなどを考えながら子供たちも英語に挑戦です。これまで学校で学んだ英語学習を生かしていく子供たち。積極的に挑戦していました。
Touch the World
「日本文化体験コーナー」の様子です。このコーナーでは、日本らしい風景を背景に、伝統的な遊びや玩具などを楽しみながら、日本文化を英語で紹介し合いました。あやとり、お手玉、けん玉などを体験しなら、外国の先生とコミュニケーションする子供たち、楽しそうに活動していました。
Touch the World
「異文化の歌と踊りコーナー」の様子です。このコーナーでは、英語の歌を歌ったり、外国の音楽に合わせてダンスをしたりして、異文化を体験しました。はつらつと踊る子供たち、体いっぱいに楽しさを表現していました。
Touch the World
「英語で学ぶ世田谷コーナー」の様子です。このコーナーでは、英語版の「世田谷カルタ」などを楽しみながら、世田谷区の自然や生き物や歴史への理解を深めることができました。子供たちはこの「世田谷カルタ」を、教科「日本語」で学習しています。これまでの学習や世田谷区の様子を思い描きながら、楽しくゲームに参加していました。
Touch the World
「コミュニケーションコーナー」の様子です。このコーナーでは、来日した外国人へのおもてなしや海外での買い物などのバーチャル体験をしながら、英語でコミュニケーションしようとしている様子です。日本の良さを伝えるプレゼントを考え、プレゼントを渡しました。とても楽しそうに自分の思いを伝えていました。
Touch the World
「異文化体験コーナー」の様子です。このコーナーでは、海外のコミックや人形、姉妹都市やオリンピック・パラリンピックに関する展示、英語を使ったゲームなどを通して、異文化を知ることができました。子供たちは、トーテムポールづくりに熱中しました。
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