入学式の様子8(来賓式辞)PTA会長の祝辞 「新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。 並びにお子さまの晴れの日を迎えられました保護者の皆様にもPTAを代表いたしまして、心からお祝いを申し上げます。 先ほど、校長先生から入学の許可をいただき、皆さんは晴れて船橋希望中の一員になりました。夢や希望を抱くと同時に、友だちができるのか、勉強は難しくなるのか、不安に感じていることも多いでしょう。きっと隣にすわっている人も同じ気持ちです。 中学にはクラス・学年だけでなく、部活動・委員会活動など、たくさんの活躍の場があります。勇気を出して一歩踏み出してみてください。ひとつひとつの経験が皆さんを成長させてくれます。 3年生2年生の皆さん、 頼れる先輩として、後輩を温かく見守り、色々な面でリードしていってくれると期待しています。 さて、私自身5年前にはじめて船橋希望中の運動会を見た時は衝撃でした。3年生の大繩とび、繩を回す子の気迫あふれる姿。なわが引っかかるたびに、飛び交う仲間を励ます声。最後の1秒まであきらめない姿勢。悔し涙もうれし涙も、今でも忘れることはできません。 様々な行事を通じ、先生方や仲間が、家庭ではみることのできない、子どもたちの新たな一面を引き出してくれていました。 船橋希望中は、信頼できる先生方、ともに高めあえる仲間に出会える場所です。保護者の皆様、安心してお子さんを預けてください。そして、かけがえのない子どもたちの日々を、一緒に支えていきましょう。 結びに今日の良き日に、たくさんの来賓の皆様にご臨席をたまわり、心よりお礼申し上げます。PTAといたしましても、学校、家庭、地域がともに連携をし、生徒たちを取り巻く環境をさらに向上してまいりたいと思います。 校長先生を始め、教職員の皆様におかれましては、成長していく子供たちを、今後も温かく、そして時には、厳しくご指導賜りますよう、お願い申し上げますとともに、10期生の皆さんが、充実した日々を過ごされることを願って、お祝いの言葉といたします。本日は誠におめでとうございます。」 入学式の様子7(校長式辞)校長式辞 『昨日の雨にも関わらず、校庭の桜の花びらもまだその鮮やかさを保ち、今日の入学式を待っていてくれていたかのようです。 まずは、船橋希望中学校に入学した第十期生の皆さん、入学おめでとうございます。今日からいよいよ中学生となります。 そして、本日は、世田谷区議会議長 三井みほこ様、衆議院議員 落合貴之様を始め大勢のご来賓の皆さま、地域の皆様並びに保護者の皆様には公私ともご多用のところ、本校の入学式にご臨席を賜り、誠にありがとうございます。厚く御礼を申し上げます。 さて、新入生のみなさん。先月、小学校の卒業式に参列した時に見た時には、とても元気で子どもらしい姿でしたが、二週間たった今日は、ずいぶんと‘おとならしさ’を感じます。後ろにいる船橋希望中学校の先輩たちの雰囲気が、早くも皆さんに伝わっているかと思うほどです。 小学校と中学校とでは、子どもに求めるものが全く違います。児童の「童」という漢字には「子どもっぽい仕草をする」という意味があるように、先生も保護者も「より子どもらしくあってほしい」と願っていました。今日からは「もっと大人らしく」と頻繁に言われるようになります。中学校では皆さんは「生徒」と呼ばれますが、生徒の「徒」という漢字は「一緒に何かをする仲間」「乗り物に乗らずに歩く」という意味があります。 一言でいうと「より大人らしく、仲間とともに歩んで生きていく」ところが中学校です。 そして皆さんが目標にしてほしいのは、船橋希望中学校の先輩たちの姿です。 今後ろに座っている先輩たちも、入学してから短期間で驚くほどの成長を遂げました。中学校での1年間の成長の速さは、小学校での2年間分に相当します。一番の理由として、学校生活の中身の濃さが小学校とは桁違いだからです。 勉強の内容も違えば、生徒会や委員会での取組みもより高度です。行事は学校全体が熱く燃えあがるほどです。部活動という新たな分野への挑戦も待っています。この中学校での活動に、自分のもてる力を注ぎ込み、友だちと一緒にやり遂げた時の充実感は、小学校の時には味わえないレベルのものです。 ただし、言われたことを言われたようにこなしていくだけでは、このような充実感は得られません。自分で出した結果は、自分で責任をもつという自己責任という考え方が中学校では当たり前です。多少の失敗は人間ですからあります。その失敗にどう向き合うかが中学校では鍵になります。 これからの1年間、不安はたくさんあると思いますが、船橋希望中学校の先輩やここにいる教職員も背中を押していきます。常に自分の言動を振り返り、一歩ずつ努力を積み重ねていく謙虚な姿勢で、まずは先輩たちの背中をめざしてください。 最後になりましたが、保護者の皆様、本日は誠におめでとうございます。小学校6年間はさぞや大変な思いでお子さまの成長を支えてこられたことでしょう。思春期を迎える中学校ではまた違った心配をすることも増えると思いますが、これからは少し離れたところから目をかけて、見守っていくことも必要になります。3年後、本校を巣立つ際、お子さまの自立した姿を目にした時には、感激もよりひとしおになることでしょう。どうかそれまで、船橋希望中学校の教育活動へのご協力をよろしくお願いいたします。 以上、入学式の式辞とさせていただきます。 平成31年4月9日 船橋希望学舎 世田谷区立船橋希望中学校校長 菅野茂男』 入学式の様子6(新入生呼名3)入学式の様子5(新入生呼名2)入学式の様子4(新入生呼名1)入学式の様子3(新入生入場3)入学式の様子2(新入生入場2)入学式の様子1(新入生入場1)在校生の入学式練習の様子先輩としてのあるべき姿を在校生総出で
12時過ぎの体育館には続々と生徒が集まり、総出で10期生を迎える準備をしています。こういうときにも楽しそうに、そして一生懸命に取り組むのがフナキボ生です。
フナキボの伝統です
始業式が終わり、生徒が体育館を出てしばらくすると、床をモップがけする教員の姿が。明日の入学式を前に、1年生の先生だけでなく手の空いている先生で床の清掃をします。
これもフナキボ入学式準備の伝統となっています。 入学式練習の様子始業式の様子2また、最後に校長先生から、新2年、新3年の担任、副担任の紹介がありました。これから1年間よろしくお願いします。(田村) 始業式の様子1「始業式の学校長の話」 おはようございます。 今日から新年度の学校生活が始まります。5月1日から年号が「令和」になりますが、年度の区切りとしては「平成31年度」も使われます。そして明日の入学式では、249人、7クラスの10期生を迎え入れます。船橋希望中学校がスタートしてから最も大きな学年になります。 8期生、9期生は、この学校で2年間、1年間を過ごし、それぞれフナキボの魂とも言える集団の力を身につけてきました。船橋希望中学校の生徒の評判は区内だけでなく、先ほど着任された先生からの話にあったように区外の学校でも有名になっています。全体集合の並び方や、部活動で試合に行った時の立ち振る舞い方、シャワーのようなあいさつなど、よいところを沢山あげることができます。 しかし、自分たちの学年でこの評判を落とさないように、と思うとプレッシャーがかかります。部活動の春の大会で先輩たちが優勝したのに、自分たちの代では予選敗退だったらどうしよう、というプレッシャーと似ています。この重圧をはねのけるにはどうしたらよいか。 そんな時に大切なのは、人間は時には失敗をする存在であるという考え方です。「私、失敗しないので」というテレビ番組がありましたが、一生のうちに1度も失敗をしないなどという人はまずいません。様々な行事の準備などで失敗があっても、そこから立ち直るためにひたむきな努力を続けていくこと。この真摯な姿勢こそが、フナキボ魂の集団力の源だと思っています。 10期生が入学してきたら、先輩としてぜひ励まし、応援してあげてください。朝会の時、1年生を2、3年ではさむフナキボ伝統の並び方には、1年生を先輩たちが大きな器で包み込んであげる、という意味が含まれていることを忘れずに今年度1年間を過ごしてください。 着任式の様子始業式新しいクラスの友達と賑やかに話していた子どもたちも、体育館に入った瞬間に静かになり、きちんと整列している姿は流石でした。教員も「素晴らしい!」と口々にその様子に感心していました。 明日、ついに待ちに待った新入生が入学してきます。今日のように先輩として立派な態度で堂々と迎え入れてもらいたいと思います。新しい年度の新生フナキボは、すばらしい出だしです。ぜひ今年度が、これ以上にすばらしい、新たなフナキボの伝統となる1年間であってほしいと思います。 (末松) 着任式今年1年間お世話になる先生との初対面、生徒たちも興味津々な様子でした。この出会いを大切に、懸命に学ぶ1年間であってほしいです。 (末松) クラス発表の様子ドキドキのスタート新しい仲間と出会い、わくわくしたり緊張したり…という様子でしたが、この1年間ともに過ごす仲間と楽しく交流してほしいと思います。 (末松) |
|