いじめ防止授業
4年生の「いじめ防止授業」の様子を紹介します。この日、弁護士の坂本順子先生をゲストティーチャーにお迎えしました。最初に、坂本先生は子どもたちと一緒に「いじめ」とはどのようなことかを話し合いました。人の心の思いを知ることの難しさを伝えてくださいました。人の心はわからない、そんなとき「自分で考える想像力」と「違いを認める心」が大切だと話されました。「これからの1時間は、答えがないものに対して、どうしたらよいかみんなで話し合っていく授業です。」と子どもたちに伝え、1時間の授業がスタートしました。
いじめ防止授業
弁護士の坂本順子先生から課題が出されました。3人の子どもたちが登場し、たけのこを収穫しました。「公平」に分けるためにはどうしたらよいかを考える課題です。3人の子どもたちにはそれぞれ違う立場や考え方があります。4年生の子どもたちは、さっそくグループごとにたくさんの意見を交わし合いました。
いじめ防止授業
どのグループもとてもよく話っています。「公平」に分けるために、登場人物の状況を確認したり、それぞれの立場を想像したり、いろいろな根拠を考えながら互いに伝え合いました。子どもたちが、進んで問題を解決しています。今求められている「主体的で対話的な学び」のある時間になりました。
いじめ防止授業
グループごとに、たけのこの分け方が違うことに気が付きました。数や量による公平、畑の所有者であるおじいさんを意識した公平、たけのこ料理を作りみんなで食べるという新しいアイディアを生み出すことで実現する公平、立場や努力を加味した公平・・・たくさんの公平な分け方が発表されました。この子どもたちの話し合いを受け、弁護士の坂本順子先生は次のように授業をまとめました。「グループごとに考え方が違っていたように、人にはそれぞれの考え方がある。考え方の違いをお互いに知って、人の意見を聞くことが大切」「そして・・・意見に対して意見を述べることがとても大切」「互いの意見を交換し合って出した結論はみんなが納得がいく。」「友達の思いや考えを聞いたり想像したりして、互いの意見を伝え合い、様々な問題を解決しながらいいクラスにしていきましょう」と。とても大切なことを学んだ1時間になりました。
TBS出前授業
TBS出前授業の様子をお伝えします。5年生が社会科「くらしを支える情報」の学習の一環として、TBSのスタッフの皆様のご協力のもと、体験学習に臨みました。この日は、TBSから報道番組やドラマなどを制作する多くのスタッフの皆様がゲストティーチャーとして駒沢小学校を訪問してくださいました。伊藤アナウンサーも子どもたちのために時間をつくってくださいました。スタッフの皆様の紹介を熱心に聞く5年生。みんなこの日を楽しみにしていました。
TBS出前授業
いよいよTBSの皆様の企画による体験活動がはじまりました。お忙しい中、駆けつけてくださったTBS伊藤アナウンサーが授業を進行してくださいました。最初は言葉のクイズです。間違えやすい言葉をクイズで楽しく学びました。その後、報道番組を作るために大切な編集という仕事を体験しました。編集会議をグループごとに行い、提示された6つのニュースから3つを選びました。選んだ理由がとても大切になるこを教えていただき、みんなで真剣に話し合いました。
TBS出前授業
編集会議の結果、3つのニュースを選んだ理由を伝え合いました。伊藤アナウンサーや担当の方が、子どもたちの選んだニュースの特徴をおさえたり、グループの意見を比較したりしながら質問してくださり、ニュースを選ぶ「編集」というの仕事の大切を理解することできました。番組の特徴や、伝えたい視聴者などによって、番組の構成が変わってくることを学びました。
TBS出前授業
編集会議の後は、報道番組をつくる体験をしました。代表の子どもたちが、様々な役割を担い、一つの番組をつくりあげました。
TBS出前授業
ニュースキャスターやアナウンサーが伝える様子を撮るカメラマンも子どもたちが担当しました。カンペを出すフロアーADや画面を切り替える担当など、様々なことを体験しました。こんなふうに多くの人の協力とチームワークで報道番組が作られていることを実感できました。
TBS出前授業
台風の様子を実況中継しました。離れた場所から状況を伝える難しさや、視聴者に的確に台風の様子を伝えるためのカメラアングルを判断する大切さを知りました。5年生の子どもたちは、真剣に体験活動に取り組むことができ、とてもすばらしい実況中継になりました。
TBS出前授業
天気予報の時間になりました。何も描かれていない緑のスクリーンを指しながら天気を紹介する気象予報士。その予報士に情報を送る担当者。視聴者にわかりやすい場面を撮るカメラマン。多くの人が協力して天気予報がつくられていること知りました。
TBS出前授業
報道番組を自分たちで創り上げる体験をした子どもたち。感想を伝え合いました。臨時速報が入り、突然原稿を読むことにもしっかり挑戦できたこと、途中で困ったときは友達がそっと教えてくれたこと、みんなで力を合わせてがんばったので楽しかったこと、アドリブで乗り越えたことなど、たくさんの感想が話されました。その一つ一つの感想を、伊藤アナウンサーがしっかり受け止め、子どもたちのよさやがんばったことを価値づけてくださいました。
TBS出前授業
授業の最後に、CGについてお話していただきました。現在、ドラマなどでは、CGが取り入れられ、ドラマの世界を豊かに創り出しているそうです。子どもたちも感心しながらお話を聞いていました。CGが完成するまでには1か月ほどかかることがあることや、物事をしっかり見つめることの大切さなどを教えていただきました。子どもたちも緑の布を活用して、別世界に移動する体験をさせていただきました。崖の上に立ち、雄大な海を見つけるシーンや、温泉にのんびり入るシーンに、瞬間的に移動する子どもたち。映像を見ながらみんなで楽しむことができました。体験を通して学ぶ、報道の世界・・・貴重な学びの時間になりました。
茶道体験
教科「日本語」にもある「道の世界」に触れる学習の様子です。こまざわ文化・スポーツクラブの茶せんの会の方や同窓会の方にお世話になり、ほんものの茶道を5年生が体験しました。最初にお茶菓子をいただきました。作法も教えていただき、実際にお茶をたてる体験もしました。
茶道体験
自分でお茶をたてたのち、日本の伝統的な文化であるお茶をいただきました。茶器の持ち方、向きなどを教えていただき、心静かに味わいました。
まゆおねえさんと「Let's go dance!」
学校だよりでも紹介しましたが、元NHKの「おかあさんといっしょ」で4代目の身体表現おねえさんを務められた‟いとうまゆ”さんをゲストティーチャーにお迎えし、1・2年生を対象にしたダンス教室を行いました。姿勢改善の運動やダンスの振り付けに挑戦しました。1・2年は心からダンスを楽しむことができました。まゆおねえさんは、子どもたちに「姿勢を正すことの大切さ」を伝えてくださいました。
まゆおねえさんと「Let's go dance!」
まゆおねえさんがリードするダンスには、バランスをとる動きがたくさん取り入れられていました。音楽に合わせてリズミカルに、そして、楽しみながら、体感を鍛える運動に挑戦することができました。
まゆおねえさんと「Let's go dance!」
まゆおねえさんと「Let's go dance!」に取り組む子どもたちは、まゆおねえさんの動きをよく見ています。まゆおねえさんの言葉をよく聞いています。すると・・・子どもたちはぐんぐんダンスを上達させていくのです。子どもたちの力の可能性を感じる瞬間でした。
まゆおねえさんと「Let's go dance!」
子どもたちは、まゆおねえさんの動きをよく見て、自分の動きに取り入れていました。楽しいゲームを取り入れた運動も紹介してくださり、友達となかよく協力しながら、体をやわらかく上手に動かしていました。
まゆおねえさんと「Let's go dance!」
最後に、音楽にお合わせて練習したダンスをみんなで披露しました。まゆおねえさんからも、たくさんほめていただきました。子どもたちののびのびとした動き、生き生きとした表情から、楽しいダンス教室だったことが分かります。教室に戻った子どもたちは、みんなで踊り続けていたそうです。子どもたちのダンス教室に引き続き、保護者の方を対象に、骨盤を意識した体操を教えていただきました。体を動かすことの大切さを改めて感じる時間になりました。
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