2月11日(水)に人格の完成の講話がありました。今月のテーマは「やりぬく心」です。皆さんはピクトグラムというものをご存知でしょうか。これは案内表示をイラストであらわしたものです。非常出口やトイレのピクトグラムといえば、創造がつくでしょうか。日本では1964年東京オリンピックのために考案され、今では様々な場所で使用されています。しかしこのピクトグラムを当然のように私たちの生活で見かけるようになるまでには、困難がありました。例えばピクトグラムは便利な一面、絵の表現によっては誤解を招いてしまう可能性もあります。それでも当時デザインに携わった12人のデザイナーたちはよりよいものを作るために努力し続けたのです。もしあのとき、失敗を恐れてデザイナーたちが挑戦していなければ、ピクトグラムの発展はなかったといえます。
何かをやろうとするときには困難がつきものです。しかし失敗を恐れて努力を続けなければ、よいものは作ることができないでしょう。皆さんも様々なことに挑戦し、やり抜く心を大切にしてしてください。