始業式が延期されて

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今日は先生方が総出で各教室の清掃とワックスがけをしています。
本当は今日始業式で、皆さんの元気な顔を見るはずでしたが・・・。生徒のいない学校は本当に寂しいです。

さて、始業式にお話しするはずだった「校長の話」をここに掲載します。
ちょっと長くなりますが、お読みください。

 さあ、新しい学年になりました。今日、元気な皆さんに会えたことは、本当にうれしいことです。3年生、いよいよ最高学年です。奥沢中の顔として、伝統を引き継ぐ者として活躍を期待しています。
そして2年生は二つのクラスになって、見える景色も新しいことでしょう。自分を変えるチャンスの一年にしてください。

 さて、今、新型コロナウイルスの流行がいつ収まるかわからない、何とも言えないストレスが私たちを覆っています。そんな中で少しでも心を強くして、明るく生活するために二つの提案をします。それは「寛容である」ことと、「日課を守る」ことです。

 まずは、寛容、広い心という意味の寛容です。テレビでもSNSでも、マスクを買い占めた人、ウイルスを広めた人や、経済の損失に対して犯人捜しをするような記述がたくさん見られます。このような情報にさらされることで、自然とイライラすることが増えて、大事な人格を失わないようにしたいものです。「まあ、いいか」と受け流す力を養いましょう。

 二つ目は「日課を守る」ことです。フランスのAFP通信社が、「閉じこもり生活」をした宇宙飛行士や冒険家に、健康を保ち、自分を向上させるコツを聞いています。その中で、元宇宙飛行士のスコット・ケリーさんは、「いつになったら終わるのか分からない中で、予想通りになるものが必要だ。とにかく日課を決めること。決まった時間に起き、決まった時間に眠ること。運動を日課とすることも必要だ。外に出られないなら、窓を開け、外に顔を出す。それを日課の一部とすることだ」と言っています。
 休校の間、皆さんの生活リズムはどうだったでしょうか。学校に来て勉強しなくてもいいことで、最初は嬉しかったりしたかもしれませんが、だんだん不安になりませんでしたか。
 
 これからは、当たり前の日課を大事にして、それを守りましょう。学習の時間も決めて、新しい教科書をぜひ読んでみてください。運動や読書をする時間もつくりましょう。テレビやSNSから距離を置いて、世間に渦巻く情報にさらされない時間を意図的につくり、強い心をつくりましょう。

(教科書の配布については追ってお知らせします)




始業式・入学式の延期 分散登校見合わせについて

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(4月3日)さきほど区教委より判断が出ました。
区内における新型コロナウイルスの感染拡大状況を踏まえて、入学式・始業式の延期と分散登校の見合わせが決まりました。
このあと、休業中の学習課題をアップします。
できるだけやってみてください。
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