特別の教科道徳の授業より【2年生】〇ねらい「好き嫌いにとらわれないで、誰に対しても公平に接していこうとする態度を育てる。」 〇教材の内容 三人で遊んでいたぴょんたとわんたとぽんきち。わんたとぽんきちが相撲を取って遊んでいると、二人でひっくり返った拍子にくまおじさんが大切にしている花壇に倒れ、花を折ってしまう。そこにやってきたくまおじさんに、ぽんきちがやったと言ってしまうぴょんた。友達のわんたのためについた嘘だったが、わんたは悲しそうな顔をして、謝るためにくまおじさんのところに走って行ってしまった。残されたぴょんたは、わんたの後姿を見てじっと考えた後、大急ぎで皆のところに走っていった。 〇児童の反応 わんたを助けるためにぽんきち一人のせいにしてしまったぴょんたの気持ちを考えると、「わんたは友だちだし、怒られるのはかわいそうだから、言わない。」とぴょんたの気持ちに共感していました。でも、悲しそうな顔をしたわんたの表情や、謝りに行く後姿から、「悪いことをしてしまった。」とわんただけ助けるような嘘をついたことを後悔していることに気付きました。自分につなげた振り返りで相手によって違った態度をとらないために大切なことについて考えると、「今度友達と遊んでいるときにちがう子たちが来たら、その子たちとも友達になって一緒に遊びたい。」や「自分がやったことは人のせいにしない。」や「仲良しの子をいっぱい作りたい。」などの意見が出ました。 好き嫌いをせずにいろいろな相手と仲良くしたいという意欲の高まりを感じました。 |
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