期末考査の裏側で part2
生徒が帰宅した後の午後の様子を紹介します。
試験が終わった教科担任は採点業務に入ります。明日試験がある教科担任は問題用紙・答案用紙の最終チェックを行います。さすがに採点場面や問題用紙チェック場面は写真での紹介は控えますが、午後の大部分はこの作業に費やされます。 もちろん、その合間を縫って教室内の環境整備や明日の予定の板書などに取り掛かります。校舎内の換気の徹底もこの時間を使います。安全に、そして安心して生徒たちが試験を受けられる環境づくりは今年度は特に重視しています。 明日はいよいよ期末考査の最終日。3年生にとっては最も重要な2学期の期末考査。生徒たちが最大限力を発揮できるよう、教職員一同裏側でサポートしていきます。 期末考査の裏側で part1
生徒が試験を受けている裏側で、教員がどういったことをしているのか、少し紹介いたします。
試験には万全を期していますが、万が一問題配布の際に印刷が不鮮明であったり、枚数が不足していたりした場合のサポートとして、試験監督者ではない教員が職員室に待機をしています。各教室から連絡が入り次第すぐに対応できる体制を敷いているのは、試験監督者自身が持ち場を離れることができないという理由からです。サポートの連絡で特に多いのが、生徒からの体調不良の訴えです。生徒一人では保健室まで行けない状況であれば、サポート役の教員がフォローに入ります。今日も教室からサポート依頼の連絡が数回入ってきました。 運動した後は広々とした芝生の上に、レジャーシートをしいてピクニック気分です。 食休みをして、名残り惜しいですが学校に戻ります。 古澤 茜 残すところ後一日「まあまあ自信あります」 「予想が外れました」 「早く明日の放課後にならないかなぁ」 「明日のテスト、簡単でお願いします」 さりげない会話ですが、生徒たちの本音も垣間見えます。短時間ですが帰宅時のコミュニケーション、これからも大切にしていきたいと思っています。 お疲れ様でした。気をつけて! 自らを律する今年度、入学式が6月となり、宿泊行事も経験できず、また3年生との交流の場もほとんどないまま、砧中生として自覚する機会の少なかった1年生。それでもいつの間にか2・3年生と同じように節度ある雰囲気が醸成されてきたように感じられました。自習の時間は何を学習するかは各自の判断ですが、他の生徒の学習の支障になるような行為は慎まなければなりません。何が自由で何を律するべきなのか、生徒たちの中にこの意識が芽生えてきたように思えた時間でした。 青空の下でボールやフリスビーで遊んだり、日向ぼっこしたりして過ごしています。 あと少しで、お昼ごはんです。 古澤 茜 英語はリスニングからI組 校外学習アスレチックに到着です。 学年関係なく、みんな楽しく遊んでいます。 古澤 茜 砧公園へ向け出発!
I組は9時に校外学習へと出かけました。昨日期末考査で頑張った分、今日の楽しみは格別のようです。校外活動の機会も少なくなった今年度、今回の校外学習は徒歩圏内での学習の場として計画しました。帰りはマラソン大会のコース下見も兼ねているようです。快晴に恵まれ日差しも暖かく感じます。絶好のお出かけ日和となりました。気をつけていってらっしゃい!
朝の自習タイム早朝からI組は校外学習で砧公園へ向かいます。お天気で良かったですね。 少しだけ開放感今日はこの後生徒たちは帰宅となります。昼食をとって少し休憩してから明日以降に備えてくださいね。お疲れ様でした。 今日のラストは社会科です
今日のラスト、社会科の試験に入っています。問題作成者が各教室を回り、問題文に読みづらい箇所がないか、答えづらい問いがないかを確認しています。実際の入学試験ではこういった場面はないのですが、より正確性を期すためと生徒の不安解消のため、砧中学校では各教科担任の判断により実施しています。生徒たちに聞いてみると、問題作成者が回ってくるという安心感は大きいようです。
さあ、もう一踏ん張りですね。 窓を開放して
先週来、今日から三日間の気温が気になっていました。換気の励行にあたって急激に気温が下がると、生徒の受験環境にも影響を及ぼすのではないかと。
お陰様で今週は晴天に恵まれ、穏やかな気候となる見通し。各教室・廊下とも積極的に窓の開放を行うことができました。一安心です。後は問題に集中してくださいね。 (写真は2校時の国語の様子です。) 今日を乗り切れば
I組の生徒たちは数学の試験に取り組んでいます。「テスト嫌だぁ〜」と言っていた生徒もいましたが、今日を乗り切れば明日は砧公園への校外学習です、と伝えると笑顔に変わりました。まずは今、この時に集中しましょう。
真剣に解答中
教室では、保健体育の試験が始まりました。
教室には、鉛筆を走らせる音、紙をめくる音だけが聞こえてきます。 期末考査の朝今日から期末考査、少し緊張の面持ちで登校してくる生徒たち。それでも「おはようございます」と声をかけると、笑顔で返してくれました。朝の笑顔は一日の活力源でもありますね。どんな問題が出題されるか不安もあると思います。まずは自分がこれまで取り組んできたことを信じて、大きく深呼吸してみましょう。 学活、そして短時間の自習タイムから今日のスタートです。 バドミントン部 男子新人戦保護者の皆様、日々バドミントン部の活動へのご理解、ご協力ありがとうございます。 今後とも部員、顧問一同上達するために励んで参りますので、応援よろしくお願いいたします。 バドミントン部顧問 大野 竜太郎 大澤 里奈 質問力と回答力生徒総会に向けての取り組みは、既に1ヶ月以上前から進んでいました。全ての生徒が各委員会の活動方針案をまとめた議案書を読み込み、事前に質問を提出し、担当生徒が総会当日までにその質問に対して回答をまとめていきます。事前に質問する仕組みは、回答に正確性を期すために一定期間を設けるという考え方がベースにあります。総会当日に質問する仕組みを取り入れている学校もあります。確かにその方が議論が盛り上がり、ダイナミックであるという見方もできます。一方で質問に対する回答をその場で行うことから、表面的な受け答えに陥る可能性もあります。どちらの仕組みにもメリットとデメリットがありますが、砧中では事前に質問をし、時間をかけて回答を練り上げ、その正確性・実現性を向上させるという方法を採っています。 今回、生徒会本部に対する質問を受けて、役員の生徒が直接世田谷区教育委員会に問い合わせを行い、助言を受けるという場面がありました。回答をまとめるにあたって、なぜそういった回答に至ったのか、その根拠を明らかにしたいという考えからです。その助言を基に法令上の問題点などを整理していました。ある意味手間のかかる作業と言えます。しかし思いつきではない熟考した回答をすることで、少数意見としての質問を尊重する姿勢であるとも言えます。 集団が何かの意思決定をするためには、多数・少数それぞれの意見を尊重して、その決定の精度を向上させることが求められます。誰かが考えればいいというお任せではなく、一人ひとりが参画意識を持って議論を進めていく。質問する側は個人的な損得を越えて、集団全体の利益を視野に入れながら質問する。回答する側は自分たちの提案が反対されたという感情論ではなく、根拠を明らかにしながら説明責任を果たす。まさに生徒総会は、運営する生徒たちの自治力が試される場でもあり、また教員にとってはこれまで行ってきた教科の学習や特別活動の質が問われる場でもあります。 感染症拡大が懸念される中にあっても、生徒会活動の意義を改めて生徒・教職員が共通理解し、より自治活動が活性化されるよう生徒たちを支援したいと考えています。18歳選挙権を契機として、主権者教育の重要性が全国的に指摘されている中、今週の生徒総会が授業とは別の意味での有意義な学びの機会となりますことを心から祈念しています。 砧中学校 校長 建部 豊 バスケットボール部(男子)新人戦砧中12 - 111日本学園中 です。 力及ばず負けてしまいました。 しかし、良かった点や課題、改善策などが 得られた試合だったと思います。 また次の大会に向けて練習していきましょう! 野島佑太 |
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