長崎平和記念式典 長崎市長あいさつ 8月11日(火)

8月9日「長崎平和記念式典」での長崎市長のあいさつ文を紹介します。ぜひ、この文章に刻まれた人々の思いを受け止め、コロナ禍の中で私たちができることにつなげてください。
とても長いですが、最後まで読んでください。

長崎市長「平和宣言」(全文)
私たちのまちに原子爆弾が襲いかかったあの日から、ちょうど75年。4分の3世紀がたった今も、私たちは「核兵器のある世界」に暮らしています。
 どうして私たち人間は、核兵器を未(いま)だになくすことができないでいるのでしょうか。人の命を無残に奪い、人間らしく死ぬことも許さず、放射能による苦しみを一生涯背負わせ続ける、このむごい兵器を捨て去ることができないのでしょうか。
 75年前の8月9日、原爆によって妻子を亡くし、その悲しみと平和への思いを音楽を通じて伝え続けた作曲家・木野普見雄さんは、手記にこう綴(つづ)っています。
 私の胸深く刻みつけられたあの日の原子雲の赤黒い拡(ひろ)がりの下に繰り展(ひろ)げられた惨劇、ベロベロに焼けただれた火達磨(ひだるま)の形相や、炭素のように黒焦げとなり、丸太のようにゴロゴロと瓦礫(がれき)の中に転がっていた数知れぬ屍体(したい)、髪はじりじりに焼け、うつろな瞳でさまよう女(ひと)、そうした様々な幻影は、毎年めぐりくる八月九日ともなれば生々しく脳裡(のうり)に蘇(よみがえ)ってくる。

 被爆者は、この地獄のような体験を、二度とほかの誰にもさせてはならないと、必死で原子雲の下で何があったのかを伝えてきました。しかし、核兵器の本当の恐ろしさはまだ十分に世界に伝わってはいません。新型コロナウイルス感染症が自分の周囲で広がり始めるまで、私たちがその怖さに気づかなかったように、もし核兵器が使われてしまうまで、人類がその脅威に気づかなかったとしたら、取り返しのつかないことになってしまいます。
 今年は、核不拡散条約(NPT)の発効から50年の節目にあたります。
 この条約は、「核保有国をこれ以上増やさないこと」「核軍縮に誠実に努力すること」を約束した、人類にとってとても大切な取り決めです。しかしここ数年、中距離核戦力(INF)全廃条約を破棄してしまうなど、核保有国の間に核軍縮のための約束を反故(ほご)にする動きが強まっています。それだけでなく、新しい高性能の核兵器や、使いやすい小型核兵器の開発と配備も進められています。その結果、核兵器が使用される脅威が現実のものとなっているのです。
 “残り100秒”。地球滅亡までの時間を示す「終末時計」が今年、これまでで最短の時間を指していることが、こうした危機を象徴しています。
 3年前に国連で採択された核兵器禁止条約は「核兵器をなくすべきだ」という人類の意思を明確にした条約です。核保有国や核の傘の下にいる国々の中には、この条約をつくるのはまだ早すぎるという声があります。そうではありません。核軍縮があまりにも遅すぎるのです。
 被爆から75年、国連創設から75年という節目を迎えた今こそ、核兵器廃絶は、人類が自らに課した約束“国連総会決議第一号”であることを、私たちは思い出すべきです。
 昨年、長崎を訪問されたローマ教皇は、二つの“鍵”となる言葉を述べられました。一つは「核兵器から解放された平和な世界を実現するためには、すべての人の参加が必要です」という言葉。もう一つは「今、拡大しつつある相互不信の流れを壊さなくてはなりません」という言葉です。
 世界の皆さんに呼びかけます。
 平和のために私たちが参加する方法は無数にあります。
 今年、新型コロナウイルスに挑み続ける医療関係者に、多くの人が拍手を送りました。被爆から75年がたつ今日まで、体と心の痛みに耐えながら、つらい体験を語り、世界の人たちのために警告を発し続けてきた被爆者に、同じように、心からの敬意と感謝を込めて拍手を送りましょう。
 この拍手を送るという、わずか10秒ほどの行為によっても平和の輪は広がります。今日、大テントの中に掲げられている高校生たちの書にも、平和への願いが表現されています。折り鶴を折るという小さな行為で、平和への思いを伝えることもできます。確信を持って、たゆむことなく、「平和の文化」を市民社会に根づかせていきましょう。
 若い世代の皆さん。新型コロナウイルス感染症、地球温暖化、核兵器の問題に共通するのは、地球に住む私たちみんなが“当事者”だということです。あなたが住む未来の地球に核兵器は必要ですか。核兵器のない世界へと続く道を共に切り開き、そして一緒に歩んでいきましょう。
 世界各国の指導者に訴えます。
 「相互不信」の流れを壊し、対話による「信頼」の構築をめざしてください。今こそ、「分断」ではなく「連帯」に向けた行動を選択してください。来年開かれる予定のNPT再検討会議で、核超大国である米ロの核兵器削減など、実効性のある核軍縮の道筋を示すことを求めます。
 日本政府と国会議員に訴えます。
 核兵器の怖さを体験した国として、一日も早く核兵器禁止条約の署名・批准を実現するとともに、北東アジア非核兵器地帯の構築を検討してください。「戦争をしない」という決意を込めた日本国憲法の平和の理念を永久に堅持してください。
 そして、今なお原爆の後障害に苦しむ被爆者のさらなる援護の充実とともに、未だ被爆者と認められていない被爆体験者に対する救済を求めます。
 東日本大震災から9年が経過しました。長崎は放射能の脅威を体験したまちとして、復興に向け奮闘されている福島の皆さんを応援します。
 新型コロナウイルスのために、心ならずも今日この式典に参列できなかった皆様とともに、原子爆弾で亡くなられた方々に心から追悼の意を捧げ、長崎は、広島、沖縄、そして戦争で多くの命を失った体験を持つまちや平和を求めるすべての人々と連帯して、核兵器廃絶と恒久平和の実現に力を尽くし続けることを、ここに宣言します。

2020年(令和2年)8月9日
長崎市長 田上富久

「平和の実現のために、戦後生まれの私たちは何をしていけばよいのだろうか」

長崎原爆の日8月9日(日)

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朝日新聞の天声人語を紹介します。
「次は地方の小都市ではなく東京にすべきだ」。広島に原爆を投下した翌日、グアム島に駐留する米軍将校らから上がった。
そんな提言を。首都ワシントンは一蹴する。そして原爆は長崎に落とされた。
元徳山高専教授の工藤洋三さんらは、公開された米機密文書をもとに投下先が決まる過程を調べた。終戦の年4月時点では東京、横浜、大阪、下関など、実は17もの都市名が浮上していた。
「米軍が標的都市に欲しいのは。原爆の破壊力の確かめやすさ。通常爆弾を落とさず、無償のまま残しておくように命令がでました」。東京や大阪は大規模な空襲を受けたため、京都は歴史的な価値ゆえ、それぞれ候補地から外される
新潟はずっと有力とされていたが、基地から遠いうえ、河川にそって市街地が細長いため、結果的に標的とならなかった。広島に続く投下先として8月9日、米軍機が向かったのは、諸条件のそろった小倉である。だが、予想外の視界不良で、急遽長崎へ転じる。
機密文書をたどると、ながさきが標的に加えられたのは終戦まぎわの7月24日だった。そうした候補地の変遷を追えば追うほど深い無力感に襲われる。戦況の定まったある時期、あれほど非人道的な新型兵器を使う必要があったのか。二転三転ならぬ4転5転の果てに、まるで恣意的に選ばれた被爆地の無念を思う
きょうは長崎原爆の日。一瞬で失われた幾万もの尊い命を悼みつつ、戦争そのもののもつおぞましさをもう一度胸に刻みたい。
8月9日(日)朝日新聞朝刊より

長崎原爆の日8月9日(日)

今日も暑い一日でしたね。
広島原爆の日から三日後、長崎に原爆が落とされました。11時2分です。
75年たっても、原爆で家族を亡くされた人、被爆された人たちの悲しみや苦しみは消えないと。
考えれば考えるほど、核兵器は世界から消えて欲しいです。
ローマ教皇が昨年日本にきたときに、広島、長崎を訪ねられたときに、核兵器に頼る限り本当の平和は実現されないと言ってましたね。
原爆を落とされた日本だからこそ、世界に訴えていく義務があると、私は思います。
原爆でなくなった方々のご冥福をお祈りすると共に、恒久の平和を祈願します。
もう二度とこのような悲劇が起こらないように、起こさないように!!
加藤ユカ

部活動大会報告(野球部)5 8月9日(日)

保護者の皆さま、制限のある中応援ありがとうございます。いつも野球部を支えていただきありがとうございます。また、本日運営してくださった野球部関係者の皆さまありがとうございます。
たくさんの勇気と元気ももらいました。
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部活動大会報告(野球部)4 8月9日(日)

元顧問の沖山先生も応援にきてくさました。
ゲームセット、15対ゼロでコールド勝ちです。
お疲れさまでした。
3年生にとって、3年間頑張ってきた練習の成果が出し切れましたね。
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部活動大会報告(野球部)3 8月9日(日)

打って打って、どんどん点数が入っていきました。東深沢の選手も大きな声を出して、頑張っています。
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部活動大会報告(野球部)2 8月9日(日)

打っても投げても最高のプレーが見られました。
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部活動大会報告(野球部)1 8月9日(日)

弦巻中学校校庭で、野球部の3年生のための大会が開かれました。
11時30分から弦巻中学校対東深沢中学校で試合がはじまりました。
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部活動大会報告8月9日(日)

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卓球部3年生のための大会が開かれました。団体戦で、男子は東京都市大付属中学校、女子は砧中学校で行われました。
弦巻は、桜丘中学、駒留、三田国際中学で、リーグ戦を戦います。

部活動大会報告(卓球部男子)48月9日(日)

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桜丘中学校です。4人のチームで良く戦いました。
次の試合もがんばりましょう。

部活動大会報告(卓球部男子)38月9日(日)

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桜丘中学校です。

部活動大会報告(卓球部男子)28月9日(日)

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第一回戦は、桜丘中学校です。

夏休み部活動4 8月7日(金)

日曜日に野球部が弦巻中学校の校庭で試合です。卓球部も男女ともに団体戦が他校であります。3年生にとっては、最後の試合です。頑張れ!!
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夏休み部活動3 8月7日(金)

どの部活も、くつを整理整頓してくれてありがとう。いつも嬉しいです。練習がんばれ!!
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夏休み部活動2 8月7日(金)

校庭では、野球部、サッカー部が、体育館ではバスケットボール部が一生懸命練習をしています。
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夏休み部活動1 8月7日(金)

美術室では、美術の活動がありました。ポスター作りや看板づくり。みんな楽しそうでした。
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夏休み学校生活3 8月7日(金)

教室では、補充教室、校庭では、陸上部の活動がありました。暑い中、頑張って走っている陸上部の生徒たち。頼もしいです。
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夏休み学校生活2 8月7日(金)

この補充教室に参加して、夏休みの課題が終わった人もいるみたいです。お疲れさま。せっかくの学習習慣を夏休み期間も続けてください。
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夏休み学校生活1 8月7日(金)

前期補充教室最終日です。
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広島平和式典「平和への誓い」(全文) 8月7日(金)

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昨日8月6日、広島への原爆投下から75年の節目となる「原爆の日」平和記念式典が開かれました。広島市長の「平和宣言」に引き続き、子どもたちによる「平和への誓い」が読み上げられました。紹介します。
「平和への誓い」
75年は草木も生えぬ。」と言われた広島の町。
75年が経った今、広島の町は、人々の活気に満ちあふれ、緑豊かな町になりました。
この町で、家族で笑い合い、友達と学校に行き、公園で遊ぶ。
気持ちよく明日を迎え、様々な人と会う。
当たり前の日常が広島の町には広がっています。
しかし、今年の春は違いました。
当たり前だと思っていた日常は、ウイルスの脅威によって奪われたのです。
当たり前の日常は、決して当たり前ではないことに気付かされました。
そして今、私たちはそれがどれほど幸せかを感じています。
75年前、一緒に笑い大切な人と過ごす日常が、奪われました。
昭和20年(1945年)8月6日 午前8時15分。
目がくらむまぶしい光。耳にこびりつく大きな音。
人間が人間の姿を失い、無惨に焼け死んでいく。
町を包む魚が腐ったような何とも言い難い悪臭。
血に染まった無惨な光景の広島を、原子爆弾はつくったのです。
「あのようなことは二度と起きてはならない。」 
広島の町を復興させた被爆者の力強い言葉は、私たちの心にずっと生き続けます。
人間の手によって作られた核兵器をなくすのに必要なのは、私たち人間の意思です。
私たちの未来に、核兵器は必要ありません。
私たちは、互いに認め合う優しい心をもち続けます。
私たちは、相手の思いに寄り添い、笑顔で暮らせる平和な未来を築きます。
被爆地広島で育つ私たちは、当時の人々があきらめずつないでくださった希望を未来へとつないでいきます。
令和2年(2020年)8月6日
こども代表 広島市立安北小学校  6年 長倉 菜摘
      広島市立矢野南小学校 6年 大森 駿佑

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