音楽室からこんにちは♪ その13
新年あけましておめでとうごさいます。
年末の「紅白歌合戦」で、音楽の持つ「希望の力」を改めて感じました。今年も多くの制限の中で音楽の授業をすることになりますが、一生懸命工夫していきたいと思います。みなさんの笑顔や歌声は、喜多見小のエネルギーです。今年もよろしくお願いいたします。 昨年末、6年生では「日本の音楽に親しもう」というテーマで、「越天楽今様(えてんらくいまよう)」を学習しました。「今様」とは「今風に」という意味があり、平安時代後期から鎌倉時代の流行歌だったと考えられています。歌詞は時代を映し出すものが多くあったそうです。 そこで6年生も「越天楽」の旋律に合わせて「最近思うこと」「嬉しいなぁと思うこと」「みんなに伝えたいこと」などを歌詞にしてみました。まさに令和の子供たちの歌詞で、「ユーチューブ」「インターネット」「ゲーム」などの言葉がたくさん使われていました。中にはコロナ禍での辛い思いを歌ったものもあり、忘れられない「越天楽今様」になりました。 「コロナウイルスなくなって ぼくは旅行がしたいんだ GoToトラベル 使えるわけない 誰でもいいから対策を」 ・・・本当にそうですよね。 また、歌うだけでなく、リコーダーで「雅楽の楽器っぽく」演奏したり、お筝(こと)で伴奏を付けたりして1000年以上も前の音楽を現代風にアレンジして演奏しました。授業後の感想には「お筝の音色に癒された」「日本の音楽は安らぎの音楽だと思った」「平安時代にも流行歌があったのにはびっくりした」など、いろいろな発見や驚きが書かれていました。少しでも「日本の音楽のよさ」に気付いてもらえたら嬉しいです。 |
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