駒沢中学校の楽しい一コマをご覧ください。

「くまざわくん」学校紹介23

今日の午後は3年生の先輩が分散登校で、資料配布・回収に来たよ。
「センパイ、こんにちは。僕は1年生のくまざわです。よろしくお願いします。」
「くまざわくんこんにちは。駒沢中のことでわからないことがあれば何でも聞いてね。」
「センパイやさしいなぁ。きちんと手のアルコール消毒してる。すごい!ぼくもやるぞ!」
「ぼくも!」
「ぼくも!!」
「うわ。目に入ったぁ〜。」
「くまざわくん。落ち着いて。順番だよ。ソーシャルディスタンスも守るんだよ。」
くまざわくんはセンパイの優しさに嬉しくてたまらないようです。

3年生の教室をのぞくと・・・
「うわぁ。3年生ともなるとワークの量が多いね。どれどれ〜。」
くまざわくんは3年生がワークのチェックをしている邪魔になっていますよ。

チェックし終わった3年生は、持ってきた大きなリュックにワークを入れています。
「センパイ。大事な生徒手帳忘れてるよ!」
「準備がいいなぁ。さすがセンパイ!ぼくもリュックにはいっちゃえ」

もしかすると、くまざわくんがこっそりみなさんのリュックに入っているかも。生徒のみなさんは、家に帰ったらすぐにカバンの中を確認してくださいね。



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「くまざわくん」学校紹介22

今日の午前中は、1年生の分散登校日、資料配布日・回収日だったよ。担任の先生の発表とクラス発表も兼ねていたよ。
くまざわくんも、同じ1年生に会えるのを楽しみにしているようです。
「こんにちは!僕は1年生のくまざわくんです。みんな順番に並んでいるんだね。」
「僕の後ろにも1年生がならんでる!友達になりたいなぁ。」
国語科の先生に教室まで案内してもらったようです。

担任の先生と初めてのあいさつです。
「先生!こんにちは。くまざわです。僕は、英語を頑張りたいです。」
「くまざわくん。こんにちは。英語の授業一緒に頑張りましょうね。」

くまざわくんは、さっそく配布されたワークなどに名前を書くそうです。
綺麗な字で書けているかな??

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今日の一冊 その3

今日は夏のような暑さですね。1・3年生のみなさん、資料配布お疲れ様でした。水分をしっかり取って、熱中症に気を付けましょう。図書室では「駒沢中貸出冊数ランキング」というコーナーが設けてあります。駒中生イチオシの本が並んでいます。図書室を利用する際は、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

さて「今日の一冊」の3冊目は瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」です。この本は、2019年本屋大賞で見事大賞を受賞しました。多くの書店員さんが昨年いちばん売りたいと思った本です。

高校2年生の優子はこれまで3人の父親、2人の母親に育てられてきました。何度も家族が変わりましたが、自分を不幸だと思ったことはなく、辛いと感じたことありませんでした。そんな優子ですが、今は血縁のない父親「森宮さん」と二人で幸せに暮らしています。高校受験を控えた優子と森宮さんの関係は少しずつ変化していきます。

優子と森宮さんが食卓を囲み、たわいもない話をする場面にほっこりします。また森宮さんが作る料理、優子が買ってくるデザートは、彼らの心情と結びついており面白いです。そしてクライマックス、5人の親たちの優子への愛は、涙なしには読めません。(岡崎)
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1年生の登校日

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今日は1年生の登校日でした。
担任の先生・クラスの発表、課題配布がありました。
今日もらった持ち物には名前の記入を忘れずに!

「くまざわくん」学校紹介21

今日はプール日和だね。
初めてプールサイドに行ってみよう。
でもプールサイドまでの道のりが大変すぎて・・・

体育館のステージの横にある秘密の扉を開けるとそこにはプールサイドへと続く階段が姿を現しました。
ちょっとわかりにくい道・・・

あれっ、国語の岡崎先生がプールサイドで読書してるよ。
気持ちよさそうだね。何読んでるの〜?

それよりさ、釣り堀しよーよ!岡崎せんせーい!
何が釣れるかな?
風が強すぎてなかなかベストショットが撮れない・・・
わかりづらいけどウナギが釣れたよ!
今日は蒲焼きだ。
スーパー行かなくていいから助かった。
3日に1回だもんね!

まだ水が濁っててヘドロがたくさんだね。
みんなとプール入りたいな


※岡崎先生は決して遊んでいるわけではありません。
 国語辞典で調べものをしていました。

(配信者:くまざわくん1号)

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「くまざわくん」学校紹介20

ゴールデンウィークも明けたし、また学校探検するかな〜
今日はどこ行こっか。

あれっ?
格技室の中から音楽が聴こえるけど誰かいるのかな?
覗いてみよー

なんか新しく来た体育の長尾先生がダンス踊ってるけど・・・
あの踊りは何だ???
avexのsamさんがつくった「せたがやダンス」じゃないかな?
僕も覚えるから教えてー!!!

(配信者:くまざわくん1号)

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5/8(金)本日の駒沢中

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本日も来週の登校日に配布する資料等の準備を行いました。1年生、2年生ともにかなりの量になりますので、しっかりしたバッグを用意してください。来週皆さんに会えることを楽しみにしています。(桝田)

5/8(金)図書室よりお知らせです!

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皆さん、こんにちは。国語科の先生の先生からも本の紹介がたくさんありましたが、本を読んでいますか?皆さんの読書ライフを応援するために、来週以降の登校日に図書室で本の貸し出しをできるようにしました。教室で教材などを受け取った後に、図書室へどうぞ!詳細は、「臨時休業中の図書室利用について」を必ず確認してください。感染症予防対策のため、着席しての読書や図書室を利用した自習はできませんのでご了承ください。よろしくお願いします。(桝田)

〇臨時休業中の図書室利用について

今日の一冊 その2

こんにちは。汗ばむような日差しですね。寒暖差が激しいですが、体調に気を付けて過ごしましょう。

さて「今日の一冊」の二冊目は森見登美彦さんの「熱帯」です。この本は、2019年の本屋大賞で4位を受賞しました。また、第160回直木賞の候補作にもなりました。みなさんにとっては映画「ペンギン・ハイウェイ」の原作者と言えば、馴染みがあるでしょうか。
この物語は、最後まで読み切った人がいないという謎の本「熱帯」にまつわるお話です。

森見登美彦(作者本人が登場)は、最近全く筆が進まないスランプ状態でした。そんなある日、昔読んだ「熱帯」という本のことをふと思い出します。この本はある日煙のように手元から消えてしまったのです。その本のことを旧友に話すと、「沈黙読書会」というあやしい会に誘われます。そこで出会った女性の手元にはあの「熱帯」がありました。

ジェットコースターのような展開にグイグイと引きずり込まれます。この物語は「千一夜物語」(アラビアンナイト)を元にしており、語り手の語りの中の人物が次の語り手となり、その語り手の語りの中の人物が次の語り手となりという、非常に複雑な構造になっています(入れ子構造といいます)。
みなさんも登場人物たちと「熱帯」の謎を解き明かし、最後まで読み切ることができるのか。チャレンジしてみて下さい。(岡崎)
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5/7(木)本日の駒沢中

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皆さん、こんにちは。昨夜の激しい雷雨から一転、穏やかな暖かい一日です。先日紹介した「みかん」の花が咲きました。どのように実を結ぶのか楽しみですね。これまでとはまったく異なるゴールデンウィークでしたが、元気に過ごせましたか?

学校では来週の登校日にそなえて、副教材、資料や学習プリントの準備を行いました。3年生への配布物は、教科書よりも多くなっていますよ。規則正しい生活を維持できるよう、新たに「生活・学習の記録」を作成しました。日々の生活を記録して、学校再開に備えていきましょう。(桝田)

国語科自由課題

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こんにちは。
新緑が目にしみる季節、夏の訪れを予感させてくれます。
くまざわくんも夏服へと移行していますね。

さて、来週から“資料配布・回収日”が設けられますが、授業まではもうしばらく時間がかかりそうです。

そんなみなさんに自由課題です。
以下、2種類紹介します。
余裕がある人、文章を書くのが好きな人は挑戦してみましょう。

なお、原稿用紙が必要な場合は、“資料配布・回収日”に国語の先生にもらって下さい。



1.【国際ユース作文コンテスト 『2030年の私からの手紙』】

個人でも学校からも応募できます。
個人での応募は
2020年6月15日(月)必着
となっていますが、
学校を通しての応募の場合は作品をとりまとめる都合上、
2020年6月9日(火)までに国語科の先生に提出して下さい。

詳しくは下記ホームページを確認してください。
https://www.goipeace.or.jp/work/essay-contest/



2.【第51回ENEOS童話賞 『「心のふれあい」をテーマに童話を創作しよう』】

こちらも個人で、もしくは学校からの応募も可能です。
個人での応募は
2020年5月31日(日)
ですが、
学校を通しての応募の場合は作品をとりまとめる都合上、
2020年5月26日(火)までに国語科の先生に提出して下さい。

詳しくは下記ホームページを確認してください。
https://www.jxtg-group.co.jp/hanataba/

   国語科
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「くまざわくん」学校紹介19

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お友だちに会えないくまざわくんは、3密を避けてコミュニケーションを取っています。

「先生から電話かかってきた?」
「来た来た、なんか先生たちも寂しいんだって」
「僕のところ9時にかかってきてまだ寝てたんだよね〜、先生早すぎだよ」
「僕はトイレに入ってたから折り返し電話した」
「僕は外にランニングしに行っちゃってて、2時間後にかけ直してもらったんだよ。先生ごめんね」
「外出るなら、自分の家の庭で走ったら?!」
「で、何話したの?」
「色々、聞かれたよ!学校の課題進んでる?とか、体調はどう?とか」
「久しぶりに先生と話したら案外盛り上がって楽しかったよ!!」
「僕も!」
「僕も!!」
「あとは、何か困っていることとか心配なこととかない?って聞かれたよ」
「そりゃ、もちろんクラス替えのことだよな」
「でも、それ聞いたところで先生も黙っちゃってさっ!」
「そりゃ答えられないよね・・・」
「それを楽しみにあとちょっと待とうよ!僕超いいやつ!!」

「あっ、僕、充電あと3%しかないや」
「じゃあまた、明日ここで集まって話そうよ」
「時代も進歩したね」
「じゃ元気でね」
「バイバーイ」
(配信者:くまざわくん1号)

「くまざわくん」学校紹介18

ここが噂の「タンチ山」か〜
まるでトトロの森に迷ん込んだみたいだね!
お姉さんの話によると、ここは明治末期にタンチィという人が住んでたから「タンチ山」って呼ばれるようになったんだって。
タンチィ!タンチィ!!いい名前!

なんだかカラスがカァ〜カァ〜鳴いてて不気味だね・・・
またまたお姉さんの話によると、午前中に副校長先生がカラスの巣を退治したらしくて・・・
もしかしたら僕たちを攻撃しようとしてるのかも・・・

そして、それに追い討ちをかけるかのように無数の蚊が僕たちを狙ってくる。
本当はこの緑豊かな景色を伝えるために、もっと良い写真を撮ってもらいたかったんだけど、
姉さんたち、「カラスも蚊も、もう限界」って言って撮影してくれなかった。
タンチ山の探検はここまでにしよう。
(配信者:くまざわくん1号)
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「くまざわくん」学校紹介17

今日から5月です。夏服を着たくまざわくんはタンチ山に行こうと先生を誘ったようです。タンチ山に行くまでの道のりでいろいろな物を発見したようです。
「アスレチックみたい!!よいしょ。よいしょ。」
「まってよ〜。速いよぉ。」

てくてくてく

「うわぁ。お花がきれいだね。まるで長崎のハウステンボスみたいだ!」
「いいにおい。(クンクンクン)うわ!こっちに来ないで〜。助けて〜」

くまざわくん、どうやらハチに追いかけられています。

(配信者:くまざわくん2号)

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5/1(金)映像でたどる現代史

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皆さん、こんにちは。初夏を思わせるような暖かな5月の始まりです。令和となって早1年が過ぎ去りましたが、この1年だけ振り返っても本当にいろいろなことがありました。
これまで世の中のできごとは、永らく文書や絵画で記録されてきましたが、19世紀に写真技術が発明されると、よりリアルで具体的な記録として写真が重宝されました。
そして時代は19世紀末。最初の映画が上映されると、20世紀は「映像の世紀」とよばれるような現代につながる映像文化が花開きます。20世紀以降のできごとは、動く映像で多くの記録が残されていますので、本を読むだけではわからない具体像がわかります。

そのような映像の宝庫がNHKアーカイブです。そこでは、これまで記録された様々な映像記録を公開しています。教科書にも書かれている歴史的できごとから、庶民の生活の記録、スポーツのあゆみなどの映像をぜひ観てみましょう。これまでにない興味がわいてくるに違いありません。(桝田)

〇NHKアーカイブ ニュース
〇NHKアーカイブ 五輪 

「くまざわくん」チェック

くまざわくんが、学校メールをチェックしています。
先日HPにアップした。課題の第2弾を取りにきた3年生から、「課題の印刷ありがとうございました」というお礼のメールです。
先生方と少しの時間ですが話ができたことが嬉しかったですとも書いてありました。
おもしろい小噺もありがとうございます。
「今度は、ぼくとも話をしようね」

(配信者:くまざわくん2号)
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今日の言葉「端午の節句」

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風薫る 皐月(五月)となりました。

今日の言葉は「端午の節句」です。こどもの日の方がなじみがありますか。

まず、節句とは、

節句(せっく)は、古代中国の陰陽五行説を由来として日本に定着した暦。伝統的な年中行事を行う季節の節目(ふしめ)となる日。節供(せっく)、古くは節日(せちにち)とも。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

具体的には

1月7日  人日(じんじつ)
3月3日  上巳(じょうし)
5月5日  端午(たんご)
7月7日  七夕(しちせき)
9月9日  重陽(ちょうよう)

の5日間です。
もともと中国では奇数が重なる日は不吉とされていました。人々は季節の供物をささげたり、穢(けが)れを落とすような行事をすることで家族や身近な人の健康を祈りました。

「端午」は「端(はじっこという意味)」+「午(“うま”の日という古い暦の数え方)」のことです。ですから始めは5月の一番最初の午の日でした。のちに『午(ゴ)』と『五(ゴ)』が同じ音なので5月5日ということになったという説があります。

当日は菖蒲(しょうぶ)湯に浸かったり、粽(ちまき)や柏餅を食べたり、鯉のぼりや兜を飾ったりします。
それぞれに意味があります。

一つだけ紹介すると、菖蒲は古くから邪気を払ってくれると考えられ、菖蒲湯につかって無病息災を願います。また、江戸時代に「尚武(しょうぶ)」と同じ音から男の子の節句となったそうです。

折角なので、意味を知って「端午の節句」を過ごしてはいかがでしょうか。

皆さんの健康を願っています。

   国語科

今日の一冊(国語科)

こんにちは。お元気ですか?外出自粛で家で過ごすことが多くなっていると思いますが、ぜひこの機会に素敵な本と出会って下さい。そのきっかけになればと思い、駒沢中の図書室に蔵書してある本を(不定期に)紹介したいと思います。気になる本があったらチェックしてみて下さい。

さて、記念すべき「今日の一冊」の一冊目は小野寺史宜(おのでらふみのり)さんの「ひと」です。この本は、2019年本屋大賞で2位を受賞しました。
東京の大学に通う柏木聖輔は突然天涯孤独の身となります。身よりもないお金もない彼がたまたま立ち寄った惣菜屋さんで、彼の人生は大きく変わっていきます。彼と彼を取り巻く「ひと」びととの心温まる物語です。
この物語にはある食べ物がたびたび登場するのですが、とてもおいしそうに描写されています。空腹時に読む際は、気を付けて下さい。

最後にちょこっと国語的なお話です。この物語は「僕」という一人称で語られているのですが、地の文がとても短いのが特徴です。この短文を積み重ねることで、「僕」の性格がよく表されています。さて、どんな性格でしょうか。「ひと」を読んだ人、ぜひ語り合いましょう。(岡崎)
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4/30(木)音楽と世界史

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皆さん、こんにちは。世田谷区では5月末までの休校となることが決まりました。学校では休校長期化に備えるために、次のステップに進むための学習課題を準備しています。あらためて課題配布についてはお知らせしますので、しばらくお待ちください。

さて、本日は音楽の話題です。音楽には人の心を動かす大きな力がありますね。また、気持ちをリラックスさせたり、勇気づけられたりします。楽曲には、作られた時代背景が少なからず影響を与えていると思いますが、歴史上有名な作曲家のエピソードを紹介します。

〇ベートーベン作曲 交響曲第3番「英雄」
 タイトルの「英雄」とは、ナポレオン。ベートーベンはナポレオンのことを、フランス革命の理念でもある自由精神・人間解放のために戦っている英雄だと考えていた。ナポレオンは平民であり、ベートーベンの祖国ドイツは未だに統一されていない…。ベートーベンは英雄ナポレオンにこの曲の写しを送るつもりだった。しかし、1804年にナポレオンの皇帝即位を知ったベートーベンは、怒り狂って準備していた楽譜の表紙を破り、楽譜を床に叩きつける。その表紙には、ナポレオンへの贈る言葉が書かれていた…(諸説あり)

このエピソードを知った上で聴いてみると、また違った味わいになるのではないでしょうか?動画配信サイトで視聴できますので、ぜひ聴いてみましょう。おすすめは、カラヤン指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の演奏です。
また、音楽の教科書を発行している音楽芸術社のホームページは自宅学習向けのコンテンツが充実しています。参照してください。(桝田)

〇教育芸術社 自宅学習支援コンテンツ

今日の言葉「言語化」

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こんにちは。静かなGWが始まりました。
外は時折ジョギングの人や家族単位のお散歩かなくらいしか目にしません。

さて、赤ちゃんが言葉を覚える時、話す事と聞く事どちらが先にできると思いますか。
答えは聞くこと。
聞いて言葉のシャワーをたくさん浴びた後に、話すことがだんだんできるようになるのです。
某先生のお子さんは人を呼ぶときはみんな「ママーーー!」だそうです。お父さんを呼ぶときでも「ママ」です…。

閑話休題、今日の言葉は「言語化」です。
授業中、
「××について、あなたの考えはなんですか?」
と聞かれることがありますね。ついうっかり
「〇〇さんと同じです」
と答えようものなら、先生から
「あなたの言葉で言って下さい」
と言われてしまいます。

頭の中にある考えを言葉にして表現することを「言語化」と言います。

皆さんは言語(言葉)を使わずに考えることはできますか。
無理です。それは何も考えていないということになってしまいます。

「言語化」から逃げていると自分自身を成長させられません。考えがない人は成長しませんよね。

一方で「言語化」は多かれ少なかれ時間がかかります。

彼(彼女)と別れたショックから立ち直れず、何も手につかないし、しゃべることができないという経験はまだ皆さんには早いでしょうか。
東日本大震災の時に津波で家族を亡くした子供たちがその日を語るのに数年かかったという話を聞いたことがあります。また、戦争を経験した方が当時のことを話せず、自分の死ぬ前には伝えなければという使命感から、話し出すという出来事もあります。
人はショッキングな出来事があると言語化するまでに時間がかかります。一生、言語化できないこともあるかもしれません。

特殊な状況もありますが、普段の生活では自分を成長させ、大人になるために「言語化」は必要不可欠です。

まず、一番の方法はまず語彙(ごい)を増やすこと。言葉のシャワーを浴びることです。
実際に人の話を聞いてもよいですし、読書(本・新聞・インターネット)という方法もあります。

次に、ある言葉や事象、出来事に対して、自分なりの感想や意見をもつということです。
練習が必要です。新たな語彙を使って、身近な大人と話をしてはいかがでしょうか。

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