謎解きに挑戦していた子どもたちが「全部解けた！」と嬉しそうに鍛冶屋に走っていきました。そこに置いてある箱を見つけてパスワードをタップすると、箱を開けることができました。入っていた感謝状を持って喜んでいました。

グループ写真の撮影をしていただいた後は、行動班で園内を回ります。「お化け屋敷行くんだ！」「ここ行こうよ！」と園内の地図を渡されて盛り上がっていました。

関所を通り抜けてしばらくは木立の道が江戸の村まで続いています。街道の両脇に店が見えてきました。そんな景色を見て、子どもたちのワクワク感は一層高まりました。

しばらく進むと関所を通ります。みんな通行手形を先生から渡されて待っているので、無事に通過できました。

門の中に入っていくと、両脇に並んだ江戸村の人たちに挨拶で歓迎されました。みんなキョロキョロしていました。

開門の儀が始まりました。アナウンスの後、太鼓が打ち鳴らされ、重々しく門が開けられていきました。門の中では江戸時代の扮装をした人たちがたくさんいます。早く入りたくて、伸び上がって見ていました。

閉室式をしました。宿舎の方に感謝の気持ちを込めて、「三日間ありがとうございました。行ってきます。」と挨拶をしました。バスで出発する松原の子たちを手を振って見送ってくださいました。

みんなの頑張りで、日光江戸村に早くに到着しました。一番乗りでしたで、駐車場では正門の真ん前に駐車できました。集合写真を撮り終えて、開門を待っています。昨日よりも雲がない分暑さを感じる日です。

宿舎での最後の朝食です。一日を健康に過ごすためにしっかりと食べました。予定通りの行動が続いていて、江戸村の開門の儀には間に合いそうです。

こちらの部屋では「きれいにたたもうとする気持ちは伝わってきますが、角がそろってなくてぐちゃぐちゃでだめです」と不合格になってしまいました。上手にたたむコツを教わって、部屋の子総出できれいにたたみました。合格が出て、ホッとしました。

荷物の準備が終わった部屋は、廊下にきれいに並べていました。早々と部屋の片付けも終わり、先生方の厳しいチェックに合格しました。「やったー！」とニコニコしています。

ラジオ体操をした後、先生からもう一度朝食前に終えておけるとよいことを伝えました。「部屋の布団やシーツなどの片付けが終わったら部屋は？」と尋ねたところ、たくさんの手が上がりました。

起床時間から朝会までの間に、どの部屋もキビキビと部屋の片付けと荷物の準備をしていました。時間前行動がすっかり身に付いていて、朝会の開始は今朝も3分前になりました。

最終日の朝が来ました。検温を済ませて看護師さんのチェックを受けました。３日目もみんな元気です。

特に時間がかかりそうなシーツのたたみ方や布団のたたみ方、たたんだ物の片付け方を実演を見ながら教わりました。四角いシーツですが、友達と協力しないと角をそろえてたたむのは難しそうです。先生方の手順を見ながらコツを確認していました。最後にみんなで「おやすみなさい」と言って部屋に戻りました。消灯時間前にはどの部屋も静かになり、電気が消されました。

２日目も終わりに近づきました。明日の予定で変更があるため、就寝の準備が終わらせた状態で、もう一度広間に集まりました。明日の日光江戸村への到着時刻を早めにするため、起床後すぐに部屋の片付けや荷物の準備に取り掛かり、朝会に集合することが伝えられました。日光江戸村の開門の儀を見られるようにするためです。みんな準備を早くする気満々で話を聞いていました。

みんな夢中になって作品作りに取り組みました。三猿、眠り猫、魔除けの面など、いろんなデザインがあって、見ていて楽しくなりました。

自分のイメージを立体のふくべの上に描くのは、なかなか難しいようです。ふくべならではの色味を残すところを作りながら色を塗り、ここはと思うところは穴を開けていただいて完成させていきました。初めての体験でしたが、作りながらふくべが遠くアフリカ大陸から伝わった話や、入れ物や食器に使われた話などを思い出して、楽しく作業を進められたようです。最後の振り返りの時間はたくさんの手が上がっていました。

現在のふくべを使って作られた入れ物を見せていただいたときは、「わぁー！」と声が上がっていました。
いよいよ体験開始です。手順を教わった後は、楽しそうに作業に取り掛かっていました。

これからふくべ細工体験が始まります。まず
はふくべの材料となるユウガオの実やそれから作られるかんぴょうの話を伺いました。