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東照宮

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東照宮は撮影不可のところが何ヵ所もあります。その一つが、鳴き竜。

東照宮の方が、拍子木をたたき、音の響きの違いを教えてくださいます。天井に描かれた荘厳な竜の絵。
竜の顔の真下で拍子木を叩くと、鈴の音のような残響が心地よく聞こえてきました。その瞬間、子どもたちは「すごい!」「わぁ!」「何で?!」と、大興奮。
天井と床の間で反響する、との説明でしたが、なぜ顔の部分だけ響くのでしょうね?
子ども達の好奇心が刺激された一場面でした。

最後は、大猷院。3代将軍家光をおまつりしています。
ここでも、終わったかと思うとまた見えてくる石段が。なんとか励まし合い、休みながらも進みます。あと少しでゴールだよ。頑張れ、10代のみんな!

歩き疲れてきても、いざ説明が始まると、礼儀正しく真剣に話を聞く6年生。場に応じて、公共マナーをしっかり守って行動できました。
見学中、建物内に落ちていたゴミを拾ってくれた子どももいました。朝会で校長先生がおっしゃっていた「プラスアルファの行動」を、早速実行できましたね。拍手!!

東照宮

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陽明門を抜けた先に、眠り猫が見えてきます。平和な世の中でありますように、の願いは、いつの時代も共通ですね。

子ども達は、眠り猫とその裏側に描かれているすずめの絵を見上げながら、207段の階段を登り始めました。

もともと観光施設ではないので、石段の高さもまちまちで歩きづらさに拍車がかかります。「え?!まだあるの?!」と言いつつも、一番上の家康公をまつってあるところまで、しっかり見学しました。
「階段が207段ある」と聞き、自分で数えている子どもがたくさんいました。知ったことを、自分で確めてみる。よい学びをしています。

見学途中で、何度も日陰に入り、水分補給と塩分補給。日陰に入ると、一気にひんやりとした空気を感じられるところが、山奥の日光にいるなと
いう実感につながります。

東照宮

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次は、陽明門です。クラス写真を撮ってから、門に進みます。
既にこの時点で、太陽に焼けた地面の石からの照り返しがかなり強め。それでも、子ども達は思い思いのポーズでパチリ。この暑さも含めて、日光の思い出です。

陽明門の解説では、各パーツの彫刻や飾りの意味を教えていただきました。
ガイドの方が指差すところを一生懸命に探し「あ!本当だ!」と、目と耳で学びを深めていきます。

「完璧な物は廃れていくので、あえて柱の模様を逆にしている部分がある」とのこと。きらびやかな陽明門は建造物として味わうだけでなく、当時の人の価値観も知ることもできるのです。どんなものでも、目に見える部分だけでなく、その裏に込められた思いを考えると、より面白くなりそうですね。

東照宮

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宿舎から東照宮までは近いので、徒歩で移動です。

入り口につながる数十段の石階段が見えた途端、顔がひきつる子ども達。「現代っ子は体力が無いんですよー」と、すがるような目で訴えてきます。知ってますよ、体力不足なのは。覚悟を決めて、東照宮で体も心も鍛えましょう!

最初は、三猿の説明を聞きます。子ども達は耳を澄ませて、ガイドの方の説明に聞き入っていました。
一部分の絵柄は知っていても、「その絵柄に、どんなストーリーがあるかを新しく知った。」と、話してくれました。また一つ、日光の知識が増えましたね。ぜひ、お家の人にもいろいろお話ししてくださいね。

朝食(3日目)

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日光で食べる最後の朝食です。
挨拶担当の人は、みんなを目覚めさせるためにダジャレを盛り込みつつ、挨拶してくれました。みんなで美味しく食べられるとよいですね。

多少疲れが出てきているのか、食欲に差がありましたが、食べれるだけ食べてエネルギーチャージです。
「パンのお代わりはありません。」の説明を受けて、「えー」と落胆していた人達は、きっと体力満タンですね。

東照宮は階段が多い上に、気温も高めなので、今日も水分補給を何度も呼び掛けてからの出発でした。

朝会(3日目)

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今回の日光では、毎朝放送担当の子ども達が、工夫を凝らしたモーニングコールで起床時間を知らせていました。
3日目の朝のスタートは、学校のチャイムの音です。

外に出ると、この旅一番の暑い日差し。お天気の心配は全くなさそうです。
朝会担当の人からは、「公共マナーを守りましょう。」の呼び掛けがありました。日光東照宮の見学にピッタリの言葉です。

校長先生からは、「自分の役割を頑張っている人がたくさんいます。プラスアルファで何かできることはないかも考えてみましょう。」というお話でした。
集団生活では、お互いのことを考えてカバーし合う「糊代」の部分が、特に大切です。日光最終日、自分が今するべきこと、自分に今できることを意識しながら過ごせるとよいですね。

キャンプファイヤー

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歌と躍りが大好きな6年生。キャンプファイヤーが盛り上がらないわけがありません。
みんなで大声で歌って、飛び跳ねて踊って、大盛り上がり!

キャンプファイヤー担当の人達が、進行、言葉、踊り、レクリエーションなどを分担して準備や打ち合わせをしてくれたおかげですね。

火の神の校長先生から、火の子たちに、厳かに火が分け与えられてキャンプファイヤーの幕開けです。衣装も雰囲気が出ていて、とてもよかったですよ。

ジャンボリミッキーの曲に合わせ、ジャンプしながら全身でリズムを取り、元気を爆発させて踊る6年生達。とてもエネルギッシュです!学年で団結して、全身全霊で楽しむことができるところが、6年生の魅力ですね。今後の学校行事での活躍も、期待せずにはいられませんでした。

最後は、小さくなってきた火をみんなで静かに囲んで眺め、それぞれに想いを馳せます。
2日目の夜も終わりです。子ども達は、いったいどんな夢をみるのでしょう?

夕食(2日目)

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2日目の夕御飯。
座席には、名札担当の人達が折り紙を折って作ってくれた名札が添えてあります。
学年分が、全て手作りです。日光での時間を、思い出深いものにしたいという気持ちが滲み出てます。

食事の挨拶担当の人も、心に残った場面の感想を述べつつ、「いただきます。」をリードしていました。みんなの前で話すことは緊張しますが、これも先々役立つ経験になりますよ。

よほどお腹がすいていたのでしょう。「いただきます。」を言い終わった瞬間、一斉に食べ始める子ども達。昨日よりもパクパク食べ進め、完食している人も増えていました。
子ども達の食べっぷりからも、2日目の充実度が高かったことが伺える、夕食タイムでした。

お土産

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宿舎に戻って、お風呂で汗を流したら、お土産タイムです。

お土産を選ぶ真剣な眼差しの数々。何を選んでいるのかを質問するタイミングが見付からないほどの集中力と熱気です。

「これなら分けられるんじゃない?」と、友達と情報交換して、家族へのお土産の数を考える様子。
友達のかごを覗きながら、電卓を打って「ちょっと金額越えそうだよ。」とアドバイスする様子。
友達からいかにうまく買うかのヒントをもらい、「ありがとう。考えてみるね。」と、選びに戻る様子。

ここでも助け合いの輪が、ぐんぐん広がっていました。
お土産を受け取られた方は、選んだときのそれぞれのエピソードも、ぜひ聞いていただければと思います。

華厳の滝

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華厳の滝では、「わぁ!」と声を上げて、見学用の柵に駆け寄っていました。
水量もあり、華厳の滝がもつ力強さを間近で堪能できました。

タイミングによっては、滝の迫力を感じにくい流れ方のときがあるので、とてもラッキーでしたね。
顔に滝からのしぶきが振りかかり、天然のミストでクールダウン。自然の力はすごいですね。

いろは坂の行き来では、猿の親子や鹿を見付けた子ども達もいました。
見付けた瞬間には、「あ!いたー!!」と、歓喜の声があちこちから聞こえてきました。
こういう感動体験が、自然を大切にしたいという気持ちにつながるとよいなと願います。

遊覧船

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遊覧船での人気席は、やはり最上階。
心地よい風を全身で堪能しながら、しばし船旅を楽しみました。

船上からお見かけした岸辺の観光客の方に、無邪気に手を振る子ども達。きっと楽しい気持ちが届いたことでしょう。

透き通るような空の青、遥か先まで広がる湖面と風に吹かれて波立つ白、太陽が湖に映し出す金色の光。
子ども達の日光旅を応援しているような景色でした。

昼食(2日目)

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思わず駆け出したくなるような、開放感溢れる光徳牧場に移動。

お待ちかねのお弁当です。ここでも、トンボや蜘蛛など、虫達と一緒にご飯です。びっくりして食べながら、逃げていた子どももいましたが、これもきっとよい思い出になるはず。

あっという間に食べ終わり、「唐揚げちょうだい。」とおねだりする人も。頑張って歩いた後だから、いつも以上にお腹もすきますよね。

唐揚げはもらえなかったかもしれないけれど、アイスクリームはもらえるから安心してくださいね。
コクのあるミルクのソフトクリームの甘さと冷たさが、体中に染み渡ります。
一気に食べる子、名残惜しそうに一口ずつ食べる子、食べ方にも個性が出ますが、みんな達成感でいっぱいの顔でした。

ハイキング

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緩やかなアップダウンを繰り返し、そろそろ足が疲れてきた頃。「あと10分で着くって。」と、励まし合い、気持ちを奮い立たせます。

ややぬかるんだ山道に気を付けながらも、木陰の気持ちよさ、鼻にふんわりと届く土の匂い、涼やかな川のせせらぎに癒されながら、ついにゴールの湯滝に到着!

豪快な湯滝をキラキラした目で見上げ、気に入ったアングルを探してタブレットで撮影。お家の方にも、迫力が伝わるとよいですね。

ハイキング

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歩き始めると、うっすら日差しが出てきました。
学年写真の撮影のタイミングと重なり、バッチリでした。
雄大な山々を背景にパチリ。
卒業アルバムにも載る、大切な1枚が増えました。

歩きながら、子ども達は、川水の透明度に驚いたり、目の前にさっと広がる湿原の爽快さを味わったり、日光の自然をたっぷりと感じることができました。

「あ!あの花、しおりの写真に載ってた。」と、事前に学習したことを実際に確める様子も。実物を見ると、より心に残りますね。

ハイキングですれ違う方々との「こんにちは。」の挨拶も、だんだん自信のある声に変わってきました。ふと聞こえてきた「若小は、こういうところ(挨拶)も頑張らないとな。」の声。6年生、とっても頼もしいです。

ハイキング?

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赤沼のハイキング出発地点。バスを降りると、曇りでひんやりする天気。

トンボの群れに大はしゃぎです。帽子にブローチのように掴まるトンボや、人差し指の先にとまるトンボを眺めてにんまり。
楽しくおしゃべりしながら、ハイキングスタートです。

朝食(2日目)

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朝食には、かんぴょうの味噌汁が出ました。昨日のふくべ細工でも登場した夕顔の実を削ったものです。子ども達は、「美味しい」と味わって飲んでいました。日光の食文化に触れて、また理解が深まりましたね。

「実は、湯葉苦手‥‥」と言っていた子も、友達に励まされて、ついに完食!頑張りましたね。苦手なことも友達がいるとチャレンジできて、経験値が上がりました。集団生活のよさの一場面です。

食事の挨拶担当の子ども達や先生達から、何度も熱中症対策や体調管理の呼び掛けがありました。みんなで安全に気を付けて楽しむために、しっかり食べておきましょうね。

朝会(2日目)

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「Goog morning」放送担当の子どもの英語の挨拶で目覚めた2日目。
集合時間に間に合うよう、声を掛け合いながら、布団たたみや身支度を進める子ども達。

少し眠そうな顔もちらほら見える中、朝会がスタート。
ラジオ体操で体を目覚めさせているうちに、笑顔や笑い声が戻ってきました。
司会や朝の言葉担当の人を、拍手で盛り上げながらの朝会となりました。

校長先生が今日のメインイベントのハイキングのお話をされた時、「後ろの山を見てください。」の声で、一斉に振り返る6年生。素直で気持ちいいですね。ハイキングに向けて、気持ちが高まります。

担任の先生からは、「5分前行動、しおりを確認して見通しをもって行動」のお話がありました。6年生の自主性に期待しつつ、いよいよ2日目スタートです!

夕食

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待ちに待った夕食です!
1日たくさん動き回り、みんなお腹ぺこぺこ。

食事の挨拶担当の子ども達のリードで、「いただきます!」の後は、美味しいご飯を夢中で食べていました。
最後は「もうお腹いっぱい。」と言いながら、食堂を出ていく満足そうな顔。

実は、今日お誕生日の人がいて、みんなでハッピーバースデーの大合唱もありました!
さらに、これからお誕生日を迎える7月8月生まれの人達も、食事に出ていたケーキに旗を立ててもらい、記念撮影。おめでとうございます!
記憶に残るお誕生日になったなら、お祝いした6年生のみんなも嬉しいですね。

さあ、明日はハイキングで、またたくさん歩きますよ。
しっかり体を休めておきましょう!

夕食

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夕食の時間では、今日1日を振り返り、担当の号令に合わせて「いただきます。」を言いました。
日光湯葉の刺身も美味しそうに食べていました。

ふくべ細工原稿

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ふくべ細工では、乾かした夕顔の実に絵を描いていきます。子ども達が使っている夕顔の実は、なんと1年前から干して乾かしたものだそうです。

ふくべ細工について、講師の方から教えていただき、早速思い思いの絵付けをします。

事前に調べた日光の特色を絵柄にする子、夕顔の実の曲線をうまく活用してキャラクターを描く子、思いを込めて文字を書く子などなど。
「なるほど!」と思わず唸ってしまう、発想豊かな作品が
並びました。

出来上がった作品を持って写真を撮ったり、ロイロノートで提出したりしました。また後で、みんなの作品を見返して楽しめそうですね。

振り返りでは、「個性的な作品がたくさんあった。」「友達の作品を見てアイデアを思い付いた。」「みんな違っていて面白かった。」と、お互いに認め合う感想を次々に発表していて、「さすが、6年生!」と言いたくなりました。

最後のお礼の言葉では、自主的に感謝の気持ちを述べることもできました。
それぞれ一生懸命に感謝や感想を伝える代表者。その様子を静かに見守る回りの子ども達。
笑顔と温かな雰囲気に包まれて、とてもよい体験になりました。
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