3月1日 きょうの給食

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 献立は「ちらしずし、牛乳、ちくわの磯辺揚げ、沢煮椀、桃のゼリー」です。
 ひなまつりは、3月3日です。3月3日は日曜日なので、早めですが「ひなまつり」にちなんだ献立にしてみました。ひなまつりは、「上巳の節句(じょうしのせっく)」ともいわれ、女の子の健やかな成長を祝う行事です。「桃の節句」といわれるのは、旧暦の3月3日が今より1か月ほど遅れていたので、ちょうど早春の桃の花が咲く季節だったからです。平安時代に、現在のひなまつりにつながる行事があり、それ以降ひなまつりは、日本特有の文化として、行われてきました。

2月29日 きょうの給食

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 献立は「味噌ラーメン、牛乳、青のりポテト、みかんゼリー」です。
 いつも給食に出てくる「じゃがいも」。日本には、16世紀の終わりにオランダ船に乗って、ジャガタラ(今のインドネシアのジャカルタ)から伝えられました。最初は「ジャガタラいも」と言っていましたが、いつしか「じゃがいも」になりました。日本で本格的に作られるようになったのは、明治以降です。じゃがいもはエネルギーになり、ビタミンCも多く含まれています。しかも、でんぷんに包まれているので、煮ても壊れにくいのです。青のりポテトは、みなさんの好きなじゃがいも料理だと思います。じゃがいもを油で揚げて、塩と青のりで味をつけてあります。

2月28日 きょうの給食

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 献立は「ごはん、牛乳、豆腐入りハンバーグ、こんにゃくサラダ、味噌汁」です。
 食卓に出てくる味噌汁は、いつごろ登場したのでしょうか?それは、鎌倉時代に中国から日本へやってきたお坊さんの影響です。このとき、すり鉢が伝えられ、すり鉢が使われるようになりました。粒味噌をすりつぶしたところ、味噌が水に溶けやすく、味噌汁になったと言われています。今ではほとんどが、すりつぶされた味噌が店頭にならんでいます。味噌汁が登場したことで「一汁一菜(主食、汁物、おかず、香の物)」という、鎌倉武士の食事の基本ができたと言われています。それが、庶民の間に広まり、今に至っています。

2月27日 きょうの給食

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 献立は「卵チーズトースト、牛乳、ポトフ、コーン入りフレンチサラダ、スイートスプリング」です。
 ポトフは、フランスの家庭料理のひとつです。肉やソーセージ、玉ねぎ、にんじん、キャベツなどたっぷりの野菜をコトコトと時間をかけて煮込んだ料理です。野菜は、煮込めば煮込むほど、甘くおいしくなります。ポトフは、中世時代のフランスにさかのぼります。当時の貴族や農民が、手元にある材料を鍋に入れ、煮込んだのが始まりです。今では、この料理が世界中に広まっています。

2月26日 きょうの給食

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 献立は「ツナピラフ、牛乳、アクアコッタ、白菜のサラダ」です。アクアコッタは、牛の放牧が行われていたイタリアのトスカーナ州南部からラツィオ州北西部に広がる大湿原のマレンマ地方の郷土料理です。もともとは、古くから食べられてきた庶民の食べ物です。水(アクア)、煮た(コッタ)という名前のとおり、残った食材をスープストックは使わず水だけで煮込み、それを固くなったパンの上に流し込んだ料理です。給食では、小さい食パンを焼いて添えました。スープに浸して、食べてみてください。

2月22日 きょうの給食

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 献立は「ジャムサンド、牛乳、コーンシチュー、キャベツのハニードレッシングかけ」です。
 今日の「キャベツのハニードレッシングかけ」には、はちみつを使っています。はちみつは、ミツバチが花の蜜を集め、巣の中で加工し貯めたものをいいます。はちみつの8割が糖分で、2割が水分です。ビタミンやアミノ酸、ミネラルをわずかに含んでいます。味や香りは、ミツバチが集める花によって違います。本来は、ミツバチの食糧です。それをいただいて食べているので、感謝していただきましょう。

2月21日 きょうの給食

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 献立は「ごはん、牛乳、ししゃものフライ、和風サラダ、呉汁」です。
 呉汁は、稲作や畑作を行っている地域で食べられています。埼玉県の郷土料理のひとつです。稲作が盛んな地域では、やせた土地でも十分に育つ大豆を、田んぼの畔に植えていました。大豆をすりつぶしたものを、呉と言い、味噌汁に入れたものを呉汁といいます。昔は、豆腐や肉類が貴重だったため、タンパク源として大豆をすりつぶして使ったのです。給食では、茹でた大豆をミキサーにかけて、味噌汁に入れてみました。

2月20日 きょうの給食

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 献立は「親子丼、牛乳、野菜のひとしお、白玉だんご」です。
 親子丼は、日本生まれの食べ物の一つです。東京で明治20年頃、鶏すきを食べて残った肉を卵でとじて、ごはんにかけて食べたのが始まりです。親子煮と呼ばれていました。鶏肉を玉ねぎや長ねぎといっしょに調味料で煮て、とき卵でとじて、ごはんの上にのせて食べる丼物の一種です。「親子」という名称は、鶏肉と卵を使うことからきています。

2月16日 きょうの給食

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 献立は「魚の味噌だれかけ、牛乳、茎ワカメの炒め煮、きのこ入りかきたま汁」です。
 ワカメは、海の中ではどのような色をしているか、知っていますか?正解は、茶色っぽい色をしているのです。収穫され出荷されるときに、一度お湯に通します。そのとき、鮮やかな緑色に変身するのです。ワカメの故郷は、日本です。昔から食べていたのは、日本と韓国です。ワカメは、北海道から鹿児島まで自然に生えていたのです。今日は、ワカメの茎の部分を使って、炒め煮にしました。茎の部分は、シャキシャキします。

2月19日 きょうの給食

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 献立は「ごはん、牛乳、海苔の佃煮、鶏肉とじゃがいものうま煮、大根のサラダ」です。海苔の佃煮は、乾燥した海苔を戻して、味を付けじっくりと煮て、佃煮を作ってみました。ごはんにのせて、食べてください。おいしくできています。海苔はビタミンだけでなく、タウリンを多く含んでいます。タウリンは、悪玉コレステロールを減らす働きがあります。

2月15日 きょうの給食

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 献立は「麻婆豆腐丼、牛乳、カリフラワーの中華和え、りんご」です。
 カリフラワーの中華和えには、カリフラワー・ブロッコリー・キャベツ・ニンジンを使っています。カリフラワーとブロッコリーは花野菜で、どちらもアブラナ科の野菜です。花が咲く前のつぼみの状態のものを食べます。形は似ていますが、食感や味は違います。ひと口で、たくさんのつぼみをいただきます。考えてみれば、とても贅沢な食材です。

2月14日 きょうの給食

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 献立は「キャベツとツナのスパゲッティ、牛乳、わかめのサラダ、おから胡麻マフィン」です。マフィンとは、カップ形パンで焼かれる甘いパンを意味しています。名前の由来は、ドイツ語で「小さいケーキ」、フランス語では「柔らかいパン」という意味です。マフィンは、中世ヨーロッパから始まり、アメリカやイギリスを中心に人気が広がったお菓子です。始まりは、小麦粉・酵母・バターミルクを混ぜ、焼いたパンを指したようです。給食では、おからと胡麻を入れ、ココア味にしてみました。

2月13日 きょうの給食

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 献立は「ごはん、牛乳、野菜カレー、米粉のチキンカツ、イタリアンサラダ」です。今日は、なかよしタイム給食がなくなり、ちょっと残念ですね。でも、みんなが食べられる食材を使っています。カレーは、鶏ガラと豚骨でスープをとり、肉を入れず野菜の旨味を利用してカレーを作りました。カレーのとろみは小麦粉ではなく、米粉を使用しています。じっくり煮込んでおいしく仕上がっています。カレーに肉を入れてしまうと、給食で肉をとる量が多くなって、「米粉のチキンカツ」がつけられなくなってしまいます。米粉のチキンカツは、パン粉を使ったカツと違いますが、味わって食べてください。

2月9日 きょうの給食

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 献立は「ごはん、牛乳、きんぴら煮、三平汁、ぽんかん」です。「きんぴらごぼう」ではなく、じゃがいもなどを入れ、「きんぴら煮」にしてみました。「きんぴらごぼう」の「きんぴら」の由来は、江戸時代に流行した「人形浄瑠璃」という、人形を使った劇中に出てくる「坂田金平」という人物の名前からとっています。そのころ、ごぼうは力の出る食べ物とされ、ごぼうをたっぷり使った料理として名付けられました。
 ごぼう…今では、世界中で食べられています。以前は「日本人は、木の根を食べている」と言われていました。

2月8日 きょうの給食

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 献立は「豚肉の中華丼、牛乳、中華風コーンスープ、はっさく」です。
 中華丼とは、肉や野菜を炒め、スープ、しょうゆ、調味料を加えて味をつけ、でんぷんでとろみをつけた具を、ごはんにかけた料理です。中華丼は、昭和のはじめ、関東にある中華料理店で生まれたといわれています。まかないの料理でもあったそうです。
 このような、あんかけごはんをフィファンと呼び、中国やシンガポールをはじめ、東南アジアの中華圏の国々で広く食べられています。

2月7日 きょうの給食

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 献立は「ぶどうパン、牛乳、魚のバーベキューソース、スパゲッティソテー、野菜スープ」です。
 寒い日が続いていますが、毎日牛乳を飲んでいますか?牛乳にはカルシウムが多く含まれているので、飲んでほしいです。人には、カルシウムの99%は、骨にあります。残りの1%は血液や神経、筋肉などに含まれ、大切な働きをしています。
 食事でとるカルシウムが不足すると、骨の中のカルシウムが使われます。骨の中のカルシウムの量が少なくなると、骨が折れやすくなり危険です。カルシウムをとるようにしましょう。日本人が不足しているのは、カルシウムです。

2月6日 きょうの給食

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 献立は「チリビーンズライス、牛乳、もやしとツナのサラダ、りんご」です。チリビーンズとは、テキサス州やニューメキシコ州など、アメリカ南西部で食べられているメキシコ風豆料理です。トマト味のピリ辛スープで豆を煮込みます。給食では、トマトピューレ、トマトジュース、ケチャップ、チリパウダーで味をつけています。これを、ごはんにかけて食べます。
 日本人は、大豆をたくさん食べている感覚はあまりありません。しかし、日本人は大豆製品(豆腐、油揚げ、納豆)をよく食べているので、一人が食べる大豆の量は、アメリカの約200倍にもなります。

2月5日 きょうの給食

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 献立は「ちゃんこうどん、牛乳、天ぷら(さつまいも、あじ)、野菜のごま風味」です。天ぷらといえば「さつまいも」が定番です。「みかんに負けないさつまいも」って知っていますか?さつまいも…あまりスマートとはいえないのですが、なんと肌を美しくするビタミンCが、みかんと同じくらい含まれています。その他にも、ビタミンB1、B2、食物繊維もたくさん含んでいます。さつまいもが生まれたところは、アフリカ大陸の熱帯地方です。
「あじ」の天ぷらは、おいしく食べられるように、しょうゆと酒で下味をつけ、衣をつけて揚げてみました。

2月1日 きょうの給食

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 献立は「キムチ丼、牛乳、わかめスープ、フルーツポンチ」です。
 キムチは、韓国語で「漬け物」という意味です。今日は、白菜のキムチを使っています。白菜をとうがらしやにんにくで、漬け込んでいます。キムチといえば、白菜が有名ですが、季節や風土、材料によって200種類以上のキムチがあるそうです。キムチには、たくさんのパワーがあり、疲労回復や体の中の脂肪をエネルギーにかえる働きをしてくれます。韓国では、食文化を伝えるため、韓国の給食にはよくキムチが出るそうです。

1月31日 きょうの給食

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 献立は「スパゲッティナポリタン、牛乳、野菜のイタリアンドレッシングかけ、米粉りんご蒸しパン」です。
 スパゲッティナポリタンは、ゆでたスパゲッティを玉ねぎ、にんじん、ピーマン、ウィンナーソーセージなどといっしょにケチャップで味付けし、炒めます。日本で創作された、日本風のパスタ料理です。昭和20年代に、横浜の「ホテルニューグランド」で考案されたそうです。
 イタリアのナポリ地方には、「ナポリタン」と呼ばれる料理はありません。日本風にアレンジされ、全国に広まったのもすごいことです。
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