3月13日 きょうの給食「いちご」は、古くは「イチビコ」と呼ばれ、それが縮まって「イチゴ」となったようです。「イチビコ」の意味は、よくわかっていません。ただ、この名前で呼ばれていたのは、現在のいちご(オランダいちご)ではなく、野いちごのような、小さないちごだったようです。石器時代には、野生の「いちご」が食べられていました。1960年代のいちごは、5〜6月に多く出回っていました。今は、1〜4月の出荷が多いようです。魚は、フライにしてみました。パンは、黒砂糖パンですが、魚とキャベツをはさんで食べても、おいしいです。試してみてはどうですか。 明日14日(木)のごはんは、有機米のご飯です。 3月12日 きょうの給食毎日食べる「ごはん」 … イネの種子は、昔から日本にあったとは考えられていません。縄文時代に、中国や台湾から持ち込まれたと考えられ、弥生時代になると大掛かりに米を作るようになりました。ご飯やお米で作ったお酒は、神様へのお供え物として大切にしました。5世紀ごろになると、米が主食の位置を占めるようになりました。弥生時代(5世紀ころ)からずっと代わることなく、米が主食の座を占め、今に至っています。弥生時代の文化が、今に生きているのかもしれません。 3月11日 きょうの給食スパゲッティ地中海ソースのソースは、トマト味で魚介類のえび・いか・あさりが入っています。あさりは、日本でも体の栄養のための食べ物として、親しまれてきました。日本の食生活にも、なじみの深い食材なのです。春が近づくにつれ、旨味とおいしさが増します。旨味成分のタウリンは、コレステロール値を下げ、肝機能を強化します。他に鉄・マグネシウム・ビタミンB2 ・ビタミンEも多く含まれ、給食では、鉄分をとるために貴重な食材です。今では、高級食材です。 3月8日 きょうの給食偶然の産物として生まれた「グラタン」。グラタンとは、もともとフランス語で「おこげ」や「こげつき」という意味です。フランス南部の、イタリアに近いところの郷土料理です。失敗した料理のこげつきがおいしかったので、焦げ目をわざとつけてつくる「グラタン」が生まれたと言われています。イタリアに近かったことから、マカロニを入れて「マカロニグラタン」ができたとも言われています。今日は、じゃがいものグラタンにしてみました。 3月7日 きょうの給食給食でよく登場してくる「もやし」。ちょっと細くて弱そうに見えますが、もやしは大豆や緑豆などのマメの芽生えです。豆は、土の中で土を押しのけて芽を出すために、茎を丸めています。おしくらまんじゅうを背中で押すのと同じです。だから強いのです。土の中で伸びて、光を見つけるまで双葉は開きません。すごいですね。私たちが食べているもやしは、土の中ではなく暗いところで育てられています。そして、芽生えをいただいているのです。 3月6日 きょうの給食みんなが大好きな揚げパンです。コッペパンを油で揚げて、ココアと砂糖をまぶしました。揚げパンの味は、揚げ方や揚げ時間で、味が変わってきます。少しでもおいしくできるように、工夫を重ねています。味わってください。 揚げパンは、昭和27年頃に大田区立嶺町小学校で給食を担当した人が考えた、と言われています。それ以降、全国の学校に広まっていき、今に繋がっているのです。 3月5日 きょうの給食今日の給食は、6年生が行っている卒業プロジェクトの献立に、残念ながら入らなかったコーヒー牛乳が出ています。 4年美術鑑賞教室44年美術鑑賞教室34年美術鑑賞教室24年美術鑑賞教室13月4日 きょうの給食ナシゴレンは、インドネシアおよびマレーシア、シンガポールの焼き飯料理です。チャーハンのようなものです。ナシゴレンとは、インドネシア語で「ナシ」はご飯、「ゴレン」は炒めるを意味し、「米を炒めたもの」で、いわゆるチャーハンなのです。にんにくや唐辛子など、現地のスパイスを利用した独特のコクと辛味が特徴です。ナシゴレンには、ケチャップで味をつけたものや、中国しょうゆで味をつけたものもあります。米は、ジャスミン米を使うことが多いのですが、給食では日本の米を使い、味付けも食べやすいように工夫しています。 3月1日 きょうの給食ひなまつりは、3月3日です。3月3日は日曜日なので、早めですが「ひなまつり」にちなんだ献立にしてみました。ひなまつりは、「上巳の節句(じょうしのせっく)」ともいわれ、女の子の健やかな成長を祝う行事です。「桃の節句」といわれるのは、旧暦の3月3日が今より1か月ほど遅れていたので、ちょうど早春の桃の花が咲く季節だったからです。平安時代に、現在のひなまつりにつながる行事があり、それ以降ひなまつりは、日本特有の文化として、行われてきました。 2月29日 きょうの給食いつも給食に出てくる「じゃがいも」。日本には、16世紀の終わりにオランダ船に乗って、ジャガタラ(今のインドネシアのジャカルタ)から伝えられました。最初は「ジャガタラいも」と言っていましたが、いつしか「じゃがいも」になりました。日本で本格的に作られるようになったのは、明治以降です。じゃがいもはエネルギーになり、ビタミンCも多く含まれています。しかも、でんぷんに包まれているので、煮ても壊れにくいのです。青のりポテトは、みなさんの好きなじゃがいも料理だと思います。じゃがいもを油で揚げて、塩と青のりで味をつけてあります。 2月28日 きょうの給食食卓に出てくる味噌汁は、いつごろ登場したのでしょうか?それは、鎌倉時代に中国から日本へやってきたお坊さんの影響です。このとき、すり鉢が伝えられ、すり鉢が使われるようになりました。粒味噌をすりつぶしたところ、味噌が水に溶けやすく、味噌汁になったと言われています。今ではほとんどが、すりつぶされた味噌が店頭にならんでいます。味噌汁が登場したことで「一汁一菜(主食、汁物、おかず、香の物)」という、鎌倉武士の食事の基本ができたと言われています。それが、庶民の間に広まり、今に至っています。 2月27日 きょうの給食ポトフは、フランスの家庭料理のひとつです。肉やソーセージ、玉ねぎ、にんじん、キャベツなどたっぷりの野菜をコトコトと時間をかけて煮込んだ料理です。野菜は、煮込めば煮込むほど、甘くおいしくなります。ポトフは、中世時代のフランスにさかのぼります。当時の貴族や農民が、手元にある材料を鍋に入れ、煮込んだのが始まりです。今では、この料理が世界中に広まっています。 2月26日 きょうの給食2月22日 きょうの給食今日の「キャベツのハニードレッシングかけ」には、はちみつを使っています。はちみつは、ミツバチが花の蜜を集め、巣の中で加工し貯めたものをいいます。はちみつの8割が糖分で、2割が水分です。ビタミンやアミノ酸、ミネラルをわずかに含んでいます。味や香りは、ミツバチが集める花によって違います。本来は、ミツバチの食糧です。それをいただいて食べているので、感謝していただきましょう。 2月21日 きょうの給食呉汁は、稲作や畑作を行っている地域で食べられています。埼玉県の郷土料理のひとつです。稲作が盛んな地域では、やせた土地でも十分に育つ大豆を、田んぼの畔に植えていました。大豆をすりつぶしたものを、呉と言い、味噌汁に入れたものを呉汁といいます。昔は、豆腐や肉類が貴重だったため、タンパク源として大豆をすりつぶして使ったのです。給食では、茹でた大豆をミキサーにかけて、味噌汁に入れてみました。 2月20日 きょうの給食親子丼は、日本生まれの食べ物の一つです。東京で明治20年頃、鶏すきを食べて残った肉を卵でとじて、ごはんにかけて食べたのが始まりです。親子煮と呼ばれていました。鶏肉を玉ねぎや長ねぎといっしょに調味料で煮て、とき卵でとじて、ごはんの上にのせて食べる丼物の一種です。「親子」という名称は、鶏肉と卵を使うことからきています。 |
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