6年生は、本校に52年間続く、伝統の「赤小パレード」に挑戦します。新たな生活様式の中、学年での屋内における音あわせはできません。例年の隊形を変更して間隔をとります。間隔が広がることで隊形移動の距離が長くなり、拍に合わせて移動することや、隊列をそろえることがとても難しくなります。また、最前列と最後列の距離が長いことから、音にずれが生じます。しかし、練習時間は例年に比べて限られています。そんな中、隊列の先頭に位置する子どもたちが、学年での練習に先駆けて、屋内で移動の仕方や拍のとり方などをマスターしました(写真左)。その子どもたちが全体をリードして、隊形移動を行います。また、実際に校庭で位置取りをしてみると、合わない部分が出てきます。そんなときには、何度も何度も変更し、工夫をしながら、全体の調和を作り出そうと努力しています。そんな真剣な6年生の姿を、1年生から5年生までの子どもたちが、見つめています。目標に向かって力を合わせ、何度も何度も工夫して、よりよいものをつくり出そうとする6年生の姿は、1年生から5年生までの子どもたちの目に、本校のリーダーとして頼もしく映っていることと思います。最上級生として責任を果たそうとする姿で練習に取り組んでいます。