家庭科 6年生 オンライン出張授業〜JICA海外協力隊 マダガスカル〜6年生は、JICA海外協力隊でマダガスカルに派遣された本間美月さんの出張授業を受けました。 zoomミーティングを使い、6年生3学級と家庭科室、本間さんの勤務校と5か所をつないでのオンライン授業を行いました。 本間さんは、現職教員として昨年度杉並区の中学から派遣されマダガスカルで活動していましたが、昨年の3月にコロナの感染拡大の影響により任地期間半ばで緊急帰国しました。 マダガスカルの概要や首都と任地の様子、マダガスカルの教育課題、そして活動内容についてお話をうかがいました。活動内容では、特に歯磨き指導について、現地事情では、特に水・トイレ事情について詳しく教えていただきました。水洗でない穴掘りのトイレ、雨の後に濁った水が出る水道のお話や写真には、教室から驚きの声が上がっていました。 コロナの影響により誰にもあいさつもできずに緊急帰国した経験から、「今、できるときにベストを尽くそう」と考えるようになった、というお話はコロナ禍の最前線をくぐってきた人の貴重な言葉と感じました。 赤堤の6年生に「この時代だから伝えたいこと」として、「知ることの大切さ」「自分で考える大切さ」「自分の生活を見直し、全力を尽くす大切さ」、そして、「違い」より「共通点」に着目する、共通点や課題発見にはSDGsの視点を使い、みんなが幸せになる方法を考えていこう、というメッセージをいただきました。 これまで学んできたSDGsが世界共通の課題解決ツールであることをお話いただいたことで、赤堤小学校の6年生は、これからの人生で、様々な物や人と出会ったときにSDGsの視点を生かして課題解決に向かっていくと期待しています。 |
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