9/23 量感を育てる 2年生L(リットル)やdL(デシリットル)について学び、かさを足したり、引いたりする計算をしていました。 後半は、色々な容器にどれくらい水が入るか予想をして確かめていました。じょうろ、水槽、バケツ・・・子供たちの予想も様々です。たとえば、水槽は実際に量ると6〜7Lですが、子供たちの予想は、大きく外れたものが多く、驚きの声が上がっていました。 小学校では、色々な単位の学習をしますが、子供たちはそれを生活の中での実際の物の大きさや長さとなかなかつなげることができません。これは、頭で分かってはいてもなかなか難しいものなのです。例えばこんな問題があります。(2年生ではないですが) 学校の児童用机の大きさ(広さ)は次のうちどれでしょう。 1 240平方センチメートル 2 2400平方センチメートル 3 24000平方センチメートル 答えは、2の2400平方センチメートルです。適当に60cm×40cmくらいかな、と想定して作りましたので、実際の大きさは多少違うとは思いますが、数字の桁から1と3は違うな、と分かります。でもこういった問題を意外と間違えます。(おそらく「広さ」は一番イメージしづらいと思います。) また、問題が、 横の長さが60cm、縦の長さが40cmの机の広さは何平方センチメートルでしょうか。 だったら、難なく解けると思うんですが、2400平方センチメートルという広さが実感をもって理解をできていなかったり、机の広さと結び付かないのでしょう。 今回のような活動を通して量感が育ち、学習したことが生活の中のことと結び付いてくれるといいなと思います。各学年で学習した単位について、家の中にあるものを問題にして出してみてください。 |
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