5月9日(月)放送朝会 校長先生の話

みなさん、おはようございます。
ゴールデンウィークはどのように過ごしましたか。
東京都は、緊急事態宣言の中でしたので、人混みを避けて、自宅でゆっくりしていた人が多かったのではないでしょうか。それぞれ家族と一緒に楽しい休日を過ごせたのかなと思います。
 校長先生は、連休中は、読書をしたり、家の近くをジョギングしたり、公園を散歩したりして過ごしました。
公園を散歩したときのことです。つつじやチュウーリップなどの花が見頃で、それぞれの花が自分らしさを大切に,精一杯みんなの目を楽しませようと咲いているようでした。その日はゆっくりと様々な花を見ながら公園を歩いていただけでしたが、とても楽しい一日を過ごすことができました。
 ところで、その公園は季節ごとに花を咲かせるような様々な植物は植えられています。
もし、この花たちは全部同じものだったら、こんな楽しい気持ちにはならないのだろうと、ふと、校長先生は思いました。
 花びらが大きいもの、小さいもの。色が薄いもの,濃いものなど、それぞれに個性があります。花だけではなく、木や草も個性があります。みんな同じではなく、違っているから楽しいのだと。
奥沢小学校も同じじゃないかな。と校長先生は思いました。背の高い子や低い子、大きな声の子、小さい声の子、それぞれ個性があり、みんな大切な奥沢小の子どもたち。
 みんな違っているから素晴らしいしと思います。
人は、誰でもよいところをもっています。そのよいところを見つけて、お互いに認め合いながら、学校生活を送ってほしいと校長先生は思っています。

 最後に金子みすずさんの「わたしと小鳥と鈴と」という詩を聴いてください。
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のやうに、
地面を速くは走れない。   
私がからだをゆすっても、   
きれいな音は出ないけど、   
あの鳴る鈴は私のやうに   
たくさんな唄は知らないよ。   
鈴と、小鳥と、それから私、   
みんなちがって、みんないい。

これで校長先生の話を終わります。

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