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平成29年2月20日(土)全校朝会

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平成29年2月20日(月)校長先生のお話し

おはようございます。
今日の校長先生のお話しは、ロケットのお話しです。先月の15日に鹿児島県肝付町にある内之浦宇宙空間観測所からロケットの打ち上げが行われました。
残念ながら、このロケットの発射は失敗に終わってしまいました。このロケットは、「SS−520」という世界最小クラスのロケットです。全長は、9.54mしかありません。校長先生のうしろの旗竿のポールよりも短い長さです。約3kgしかない人工衛星を軌道にのせるために開発されたロケットです。失敗は、第二段のロケットの状態を確認する電波を受信できずに結果は失敗に終わってしまいました。「SS−520」には、飛行状態を自動で判断する装置が搭載されていなかったため、受信した電波をもとに人間が判断して、第2段ロケットの点火の指示を送信する必要がありましたが、それができずにロケットは海上に落下してしまいました。
 今回は残念な結果だったものの、世界最小クラスのロケットが実用化して超小型人工衛星を自由に打ち上げることができるようになれば、宇宙開発のスピードアップにつながります。現在、失敗の原因解明が進められていますから、その結果を参考に、再挑戦することになるでしょう。
 科学の進歩は、失敗により積み上げられています。失敗なくして成功はないのです。そして、挑戦しなければ何も始まらないし成功するわけもありません。だから教室でも間違っていいし、どんどん挑戦すべきです。
 日本の科学技術の進歩は、子どもたちみなさんの挑戦する気持ちにかかっていると校長先生は思っています。

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