今日の給食 〜一口メモ〜
今日の給食は、わかめごはん・切干大根の卵焼き・即席漬・煮豆です。
今日のわかめごはんは、塩を絡めた乾燥わかめ(グルタミン酸ソーダなし)を炊き上がったごはんに混ぜました。簡単でシンプルなごはんですが子どもたちには人気があります。おにぎりにも利用できる最適な一品です。 子どもたちから昆布とわかめの違いは?とよく聞かれます。簡単にいうと種類が違うのです。 ○昆布は北海道の沿岸にたくさん生育しています。うまみ成分のグルタミン酸が多く含まれています。 ○わかめは日本各地に生育し、やわらかいのでみそ汁など日本食に一番身近で利用しやすい食材となっています。 どちらにもヨウ素(ヨード)、海藻独特のぬるぬるフコイダンも含まれています。ヨウ素は甲状腺に集中していて細胞の代謝率を上げる働きをします。昆布やわかめには、カルシウムのほか、たくさんのミネラル分が含まれているために、子どもたちの成長や代謝に大きな役割を担う物質なのです。日本の土地は大部分が酸性土壌のため、その土地からとれる野菜類などもアルカリ性の作物ではあっても含まれ方が少ないことを体験的にわかっていたようです。(人間の体は弱アルカリ性位が健康でいられるとのことです。)昔の人たちはアルカリ性である海からの海藻類の利用を思いついたものと思われます。 給食一口メモでした。 |
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