東京都小学校生活科・総合的な学習教育研究会 東京大会(世田谷小学校会場)についての案内を学校日記に掲載しています。ご確認ください。

今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、たまごトースト・牛乳・白いんげんの田舎風スープ・ホワイトゼリーです。
 毎日、給食では牛乳がついていますが、貴重なカルシウム源とたんぱく源となっています。学校で飲まれている牛乳は「生乳」です。絞ったままの牛乳をそのまま加熱殺菌してあるものです。
 牛乳が「カルシウム豊富で骨を丈夫にする。」ということはご存じの通りですが、生乳には0.6%のホエイ(乳清)たんぱく質が含まれています。このたんぱく質が骨づくりに強力に関係しています。ホエイたんぱく質に含まれる低分子たんぱく質が骨づくりを活性化するパワーがあることが発見されて、今ではサプリメントにまで利用されているようです。骨は皮膚と同じように新陳代謝を繰り返しています。骨は体の成長が止まっても変化しつづけ新陳代謝を繰り返しています。一説には約3年で体の中の骨は生まれ変わるともいわれています。骨の代謝には新しい骨をつくる「骨芽細胞」と古い骨を壊す「破骨細胞」とが関わっていますが、学校給食で飲まれている生乳には「骨芽細胞」を活性化し、骨にカルシウムがしっかり吸着させる働きがあります。子どもたちは1日に400CC(2本)・大人は200CC(1本)が理想とされています。たった1本の牛乳ですがたくさんの栄養が含まれています。今の時期はホットミルクにしても体に良い飲み物になりますね。
 給食一口メモでした。
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今日の給食 〜一口メモ〜

2月21日(月)
 今日の給食は、中華おこわ・牛乳・白菜と春雨のスープ・りんごです。
 皆さんは、今朝、元気に起きられましたでしょうか?電車の時刻を気にして慌ててとんできた20代の女性が、友達にベーグルのパンをクッキングペーパーでくるんで電子レンジで温め、昨日の残りのミートソースとレタスを挟んで食べてきたと話していました。都会では、朝食は「パン」でたまに「ご飯」が全体の43%前後、ほとんど「ご飯」でたまに「パン」が23%、ご飯のみが13%というようでした。
 私たちの体は、午前中が造血作用を行う大切な時間帯です。2月頃は寒さの関係もあって、体調や貧血を訴える人も多いのがこの時期の特徴でもあります。朝の温かいご飯は心にも元気のもとになります。
 今日の中華おこわは、米が60%に対してもち米40%の割合で炊いています。この割合ですと、もち米を感じながらぼてぼて感がありません。干しエビのだしがとても良く出ていて美味しくできています。夕食の時にでも話題にのせて聞いていただければ幸です。
 給食一口メモでした。

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今日の給食 〜一口メモ〜

2月18日(金)
 今日の給食は、ごはん・ふりかけ・牛乳・千草焼き・茎わかめのきんぴら・伊予かんです。
 2月も半ばを過ぎると三寒四温を繰り返す中から春の足音が聞こえてきています。
今日も23品目の食材料が使われています。子ども達が廊下を歩いて良い匂いがすると言って通り過ぎていきました。給食では出汁なども鶏がらや昆布・削り節・料理によって厚削り節などを使いわけています。その日の給食の野菜などは、当日世田谷市場の野菜が入ります。今日の茎わかめのきんぴらは、油・豚肉・ごぼう・糸こんにゃく・茎わかめ・にんじん・さつま揚げ・さやいんげん・ごま・が入ります。味付けは酒・さとう・みりん・醤油・塩・ごま油で決めます。世田谷小学校の子ども達は、和食の給食も喜んで食べるのでクラスに見学に行くのが楽しみです。先日、石川県能登半島の「いしり」という伝統の魚しょうゆの料理をいただきました。新鮮なイカの内臓を塩漬けし、1〜2年かけて発酵・熟成させたもののようです。凝縮された旨みと芳醇な香りが食欲をそそりました。日本にもタイの国を代表する調味料ナンプラーというものに似た魚しょうゆがあるのだと驚いて帰ってきました。タイの魚しょうゆは小魚を発酵させて上澄みを熟成させて作っているようです。いかと魚では味に違いはありますがいかから作る「いしり」の味は美味しかったです。
 給食一口メモでした。

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今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、セルフフィシュサンド・牛乳・ワンタンスープ・ほんかんです。
 今日の給食で使われているぽんかんは愛媛県の宇和島産のものです。食べるということは楽しみなもので、心を癒してくれる一番のものと思っています。サッカーの選手を育てる食事の担当者であるチーフの方も「食事は落ち込んだ心を励まし明日への活力につなげることが最大の目的で栄養を考えるのはその後。」と答えていました。本当にその通りだと思います。
 人間の体はとても良くできていて楽しみながらよく食べ物を噛むと次のようなことが行われます。
1 機械的な消化と消化酵素による科学的な消化で口の中の唾液によってデンプンやグリコーゲンが分解されます。
2 胃では胃液が出て食べ物とよく混ざります。胃液は塩酸・ペプシノーゲン・粘液が主な成分です。塩酸は強い殺菌作用があるので食べ物の腐敗や発酵を防ぎます。ペプシノーゲンは塩酸によってペプシンという消化酵素になりたんぱく質を分解します。粘液は強酸の塩酸から胃液を守る役割があります。
3 十二指腸・空調・回腸の小腸に食べ物が入るとここでは脂肪の消化吸収も始まります。膵臓からは膵液が出て消化しやすい小さい脂肪の粒子になります。胆嚢からは胆汁が出て極小の脂肪の粒子になって吸収されていきます。小腸では栄養素の本格的な消化吸収が行われます。
 人間の体の営みには余分なものはないように思えますがいかがでしょうか。
 給食一口メモでした。
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今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、カレーライス・牛乳・福神漬・野菜の甘酢かけ・フルーツポンチです。
 私たちの体の60〜70%は水分でできています。次に多いのがたんぱく質で15〜20%と言われています。筋肉をはじめとして骨・内臓・食べ物の消化吸収・免疫機能をつかさどる大脳や小脳の細胞の発達のため・そのほか運動機能など生命維持に関わるすべてにたんぱく質は必要不可欠のものなのです。子どもたちの体の中では、毎日200〜300グラムのたんぱく質が壊されその70グラムが失われていきます。そのためには当然補う必要があります。身長の伸びる成長期は一生のうちで一番たんぱく質を必要とする時期でもあります。何万という多くのたんぱく質もたった20種類のアミノ酸の組み合わせからできているのです。そのうちの9種類のアミノ酸は人間の体内で合成できないために食品から摂取しなければなりません。このアミノ酸を必須アミノ酸と言います。必須アミノ酸をバランスよく多く含んでいるものが良質のたんぱく質と言えます。評価法の一つでは食肉が100を示しています。肉類ばかりという食生活は良いとは言えませんが、豆類や魚類との組み合わせて上手に利用され健康管理にお役立てください。
 給食一口メモでした。
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今日の給食 〜一口メモ〜

2月15日(火)
 今日の給食は、ミルクパン・牛乳・魚のピザ風・コーンポテト・ゆでブロッコリーです。
 昨晩からの雪は、思いのほかの積雪となったように思います。こんな雪の中でも、露地ものの冬野菜などは寒さに耐えるために細胞内に糖分を約1割くらい蓄えるのだそうです。そのため、外葉をのぞいて枯れることも凍ることもなく生育すると農協の方が教えてくださいました。ここでいう冬野菜とはキャベツやほうれんそうですが、糖分が多いぶん私たちが食べた時に甘みを感じることになります。越冬野菜の生育は、縦に生育するのではなく地面を這うように横に生育するのが特徴のようです。 
 今日の魚(メルルーサ)は、鱈の仲間で白身の魚です。楕円のカップの中に魚を入れ、上から油でにんにく・たまねぎ・マッシュルーム・ピーマン・ベーコンを炒めた後にトマトピューレ・ケチャップ・こしょう・オレガノ・タバスコで味付けしたもの載せます。その上からシュレッドチーズをのせて230度のオーブンで10分焼きました。
付け合わせのコーンポテトのじゃがいもは長崎県産の新じゃがいもです。冬のビタミンCの大切な補給源です。また、ブロッコリーはビタミンAの補給源であるカロテンがいっぱいです。色の濃い野菜は冬に多く出回るほか、味も水っぽくなく美味しくいただけるのが特徴と言えます。
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今日の給食 〜一口メモ〜

2月14日(月)
 今日の給食は、ごはん・牛乳・麻婆豆腐・辣白菜(ラーパァーッアイ)です。
 今日の麻婆豆腐には約7キロの豚肉を使っています。先日、ある食堂のご主人が大和豚という種類の豚肉使っていると聞き、肉じゃがうま煮をいただいてみました。なるほどこれがそうなのかと納得してお店を後にしました。特徴として、(1)肉質が細かくやわらかい、(2)脂肪に甘みがある、(3)風味が良く調理をしていてもアクが出にくい、などの良い点があるようです。飼料も厳選されたものを使うようで豚肉本来の風味を良くし、安全を守るために動物由来の原料だけではなく粗脂肪の少ない穀物主体の独自の配合飼料を与えているようです。さらに、ビタミンやミネラルなども豊富に摂れるようにして健康な豚肉づくりを進めているようです。また、豚はたいへん神経質な動物で飼育環境が肉質に大きく関係するとのことでした。お店や生産者の方たちも生き残りをかけて必死のようです。肉じゃがうま煮では、徳島県産の大人の握り拳くらいの丸ごとのじゃがいもと淡路島産のたまねぎも忘れられない味でした。
 給食一口メモでした。

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今日の給食 〜一口メモ〜

2月10日(木)
 今日の給食は、キムチ丼・牛乳・春雨スープ・アイスクリーム(雪見大福)です。
 今日は3年生のリクエスト給食です。キムチ丼は1年生から6年生まで根強い人気メニューです。給食室でも寒い時期なので給食の出来上がる時間を逆算して温かいものはできるだけ温かくと奮闘しております。また、野菜類などすべて手切りで野菜の細胞をなるべくつぶさないように綺麗に切っています。野菜本来の水分もそのまま残るために煮物を始めとして、野菜本来の美味しさを料理にいかすことができます。野菜は機械で切ると、結果的にどうしても野菜くずがでることになってしまうのです。見た目も煮物などはごった煮という感を否めません。子どもたちに美味しいと言われる給食は陰の力も努力がいります。調理士がまな板をたたく音と包丁さばきの見事さは、給食室ならではの朝の光景です。
 5年生が移動教室を行う群馬県の川場村では、明日11日は春駒祭りといって養蚕の繁昌を祈る行事があるとのことです。春も、もうそこに来ているようです。
 給食一口メモでした。

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今日の給食 〜一口メモ〜

2月9日(水)
 今日の給食は、けんちんうどん・じゃこ入り大学いも・もやしのごま風味・牛乳です。
 子ども達の大好きなじゃこ入り大学いもは、1年に1回〜2回給食のメニューに登場するかどうかですが、ご家庭でよく作っていただいている様子でリクエストメニューにはあまり登場してきません。学校の大学芋は、水・(4.5g)・砂糖(8g)・しょうゆ(1g)・水あめ(1g)・隠し味に酢・本みりん・はちみつを少し入れるとちょっと本格派の大学芋のタレになります。(カッコ内は一人分)。
 調味料の中の甘味の役目をするものは、多種多様のものが市場に出回っています。同じ大さじ1杯でも、砂糖は9g(35キロカロリー)、本みりんは18g(43キロカロリー)、はちみつは21g(62キロカロリー)、同じ大さじでも重量やその成分の関係でカロリーに差がでます。はちみつにはビタミンやミネラルが含まれていて、体に素早く吸収されてエネルギーに変換され胃腸にかかる負担が少ないので、疲れた時などはやくエネルギー補給が必要の時に最適の食品です。みりんは煮物などに使うと自然の甘みを醸し出してくれる他に同じ煮物でも魚などに使うと魚のくせを消し、照りを出すのに欠かせないものになります。
 給食一口メモでした。

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今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、そぼろごはん・牛乳・豚汁・おひたしです。
 今日の給食の食材料は23品目が使われています。昨日、1年生がランチルームでふれあい給食を実施いたしました。1年生も慣れたもので配食も手早く、お客様をおもてなしする態度も堂々としていて、挨拶などもきちんとできていました。それにもまして、好き嫌いなく1人分をきれいに残さず食べている姿は成長を感じます。休みの子どもたちの分以外で残りはありませんでした。
 昨日ふれあい給食においでいただいた方が、「冬になると末梢神経が弱るのか手足がしびれます。」などと話しているのを耳にいたしました。寒い冬の時期は成長期の子どもたちにとっても抹消神経にたくさんの血液がいくこと大切です。手足のしびれと栄養との関係は別として、水溶性のビタミンである葉酸とビタミンB12はともに力を合わせて新しい血液を造ります。ビタミンB12は造血作用に関わるビタミンで、その他にも神経細胞の修復、貧血の予防、動脈硬化の予防・手足のしびれ・抹消神経のしびれの予防などに役立ちます。胃液の分泌の少ない人は胃から分泌される糖たんぱくも少ないため、腸での吸収も悪くなります。野菜中心の生活をされている人も貧血に似たこの症状を訴えることが多いと言われます。葉酸は緑の濃い野菜類、代表はブロッコリー・ニラ・枝豆・菜の花・牛のレバーに含まれます。ビタミンB12は、鰯・柿・さんま・チーズ・・牛のレバー・卵などに多く含まれています。
 明日の元気は今日の食べ物から力をいただきます。いろいろな食べ物に挑戦してみてください。
 給食一口メモでした。
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今日の給食 〜一口メモ〜

2月7日(月)
 今日の給食は、わかめとじゃこのごはん・牛乳・生揚げのそぼろあんかけ・野菜のからしじょうゆかけ・みかんです。
 今日もふれあい給食といって、1年生・4年生の各クラスに子ども達の租父母の皆様や関係する地域のお客様をお迎えしています。それぞれのクラスで趣向をこらしてお迎えされるようです。最後に子ども達といっしょに給食を食べていただきます。
 今日の生揚げは大きい生揚げにそぼろあんをかけるのではなく、食べやすい大きさにしたものに味をつけて、上からたれをかけるようにしてあります。
 今日の給食の生揚げをはじめとして、湯葉・油揚げ・高野豆腐・がんもどきなどの豆類を材料とする食品は、肉を食べられなかった禅僧の方たちが作り上げたものです。大豆を使った数々のレシピも200を超えると言われる多くのものは、今もなおその形を受け継いでいます。植物性たんぱく質を大豆から摂る、脂肪を抑えた日本型食生活。それは大豆のさまざまな成分に注目する現代の栄養学からみても、驚くほど賢明な食文化の創造だといえます。その文化はずっと、世界一の長寿国である日本を支えているのです。米寿(八十八歳)・卒寿(九十歳)を超えてもお元気な方たちを目の当たりにすると、健康は食にありを実感いたします。
 給食一口メモでした。

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今日の給食 〜一口メモ〜

2月4日(金)
 今日の給食は、ドリア風・のむヨーグルト・ほうれん草サラダ・りんごゼリーです。
 今日は、「ふれあい給食」で、2年生・3年生・仲よしの各クラスに子ども達の租父母の皆様や関係するお客様をお迎えしています。それぞれのクラスで趣向をこらしてお迎えしているようです。そして、最後に子ども達といっしょに給食を食べていただきます。
 今日のドリア風のメニューは、カレー味のごはんにホワイトシチューをかけて食べるメニューです。えびやほたてがたくさん入る他、たまねぎ・鶏肉・にんじん・牛乳・マッシュルーム・バター・チーズなど、さまざまの食材が使われています。カルシウムとたんぱく質に富んだメニューになっています。
 昨日、新1年生の保護者会がありました。その中で給食についてもいろいろお話しさせて頂きました。また、風邪の季節なので調理の前には、せっけんをつけて手のひらをこすって流水で流すのみの「お願い洗い」だけではなく、手を開いて指と指をクロスさせて指の間・指先・手の甲・手首もせっけんをつけてこする「クロス洗い」をしてよく流水で洗い流すやり方をご紹介しました。
 給食室ではこのほかに、ペパータオルで水分を拭きとり、乾いたところにアルコールを2〜3回吹きかけます。それから、給食の作業に入ることになっています。給食では、衛生管理は安全管理として肝に銘じております。
 給食一口メモでした。

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今日の給食 〜一口メモ〜

2月3日(木)
 今日の給食は、ごはん・牛乳・ししゃものから揚げ・筑前煮・鬼打ち豆です。
 今日はもう節分です。寒さはまだまだ厳しいですが、日ざしの強さに2月を忘れる時があります。今朝、お店の前に恵方巻きが並べてありました。今年の恵方は南南東とのことで、千葉県の鴨川あたりがその方角にあたるとのことでした。さぞ鯛ノ浦の真鯛も人あいたさに海面に浮上してくれることでしょう。
 大豆も今では、80%がアメリカやオーストラリアからの輸入ものになりましたが、大豆の自然の甘みと旨みは日本産のものがダントツだと、銀座で聞いた中国の人たちの声でした。
 ところで、どうして節分に豆まきをするのでしょうか?豆まきはお清めの行事として行われています。昔は豆に霊力があると考えられていました。豆をまくと、鬼に見立てた災いなどを追いはらい、福を招くとされてきました。みなさんも、今日は家族の健康や自分の望みに向かって勢いよく豆まきをされてみてはいかがでしょうか。
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今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、セサミトースト・牛乳・コーンシチュー・野菜のイタリアンドレッシングかけです。
 昨日のチキンライスも好評でした。クラスを回っていると、「もっとチキンライス有りますか?」などと声をかけられました。具の味とごはんの状態がぱらっと仕上がっていてピラフ感覚にできていたために、今の子どもたちの嗜好にピッタリだったのかも知れませんね。
 今日のコーンシチューも子どもたちに好評のメニューです。鶏がらで、2時間くらいコトコトとスープを摂ります。サラダ油・バター・小麦粉を焦がさないように丁寧に炒めてルーを作っておきます。サラダ油で、ベーコン・たまねぎをきつね色になるまでよく炒め、次に、にんじん・鶏肉も炒めたらよくだしを摂ったスープを入れていきます。煮立ってきたら、じゃがいもを入れます。じゃがいもがもう少しで煮えるところで、塩・こしょうを入れます。コーン類・ルー・牛乳・粉チーズ・湯どうししたグリンピースを入れて仕上げますが、牛乳は温めて入れると分離しません。牛乳を入れてからあまり加熱し過ぎないようにすることも、滑らかに美味しく仕上げるこつです。体がとても温まります。どうぞお宅でもやってみてください。外気は冷たくても帰った時に家の中が暖かかったり、温かい食べ物を食べるだけでも元気を回復することができます。疲れをとって風邪をひかないようにしましょう。
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今日の給食 〜一口メモ〜

2月1日(火)
 今日の給食は、チキンライス・牛乳・ベーコンと白菜のスープ・みかんです。
 今日もたくさんの野菜が給食に使われています。野菜といえば、ある子どもからこんなお話しを聞きました。夏に乳酸菌液を作って、育てている野菜に1週間に1回づつかけてあげたら、育てている野菜類が青々と育ち、害虫もだいこんに少し付いたくらいで大収穫だったとのことでした。
 時間がないと挑戦できないので野菜作りより先に、魔法の水―乳酸菌液作りから始めたそうです。乳酸菌液の作り方は、まず、お米のとぎ汁を1週間置いて置くと、ヨーグルトのようなにおいがしてくるそうです。そこに牛乳を混ぜてペットボトルに1週間入れておくと、淡い黄色の液体が出現するそうです。とてもきれいな魔法の水―乳酸菌液の出来あがりだそうです。
 野菜作りは、サラダ菜・じゃがいも・にんじん・だいこん・ほうれんそう作りに挑戦したそうですが、収穫量の多さが今でも忘れられないようでした。今年も挑戦するようです。
 乳酸菌は、乳酸など強力な殺菌力をもつ強酸性の有機酸をつくります。この有機酸が薄くなって作物に吸収されると、作物は体内の体液調整により耐病性が高まるとともに、長雨にも水ぶくれしない体質になるそうです。いつか時間に余裕ができた時に、一度挑戦されてみるのも面白いかもしれませんね。
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1月31日(月)
 今日の給食は、ごはん・牛乳・西湖豆腐(さいこどうふ)・ラーパーツァイです。
 今日の給食は、中国の西湖の付近でよく食べられている豆腐料理です。健康長寿が叫ばれている今、大豆の良さが注目され、料理の種類も200種類を超える数になっているようです。
 大豆は明治時代にアメリカの大地に日本から渡って栽培されるようになりました。今では、逆に大豆の80%はアメリカやオーストラリアから輸入しています。日本で生産された大豆と、アメリカやオーストラリアから生産された大豆は脂肪の含有量に差があります。外国の肥沃な大地で育った大豆は、脂肪分も多くなっています。
 今日の西湖豆腐の中には、にんにく・しょうが・豚肉(ひきにく)・にんじん・たけのこ・しいたけ・トマト・押し豆腐・ねぎ・ピーマンが入ります。これを、鶏がらや豚骨でスープをとった中に入れ、砂糖・しょうゆ・酒・塩・酢で味付けします。そして、最後にでんぷんでとろみをつける料理です。西湖は中国でも気候的に恵まれている場所のようで、たくさんのトマトが使われています。辛くないのがこの料理の特徴です。ぜひ、子ども達に食べた感想を聞いてみてください。
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今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、わかめごはん・牛乳・魚の南蛮焼き・野菜のおかかかけ・じゃがいも の甘辛煮です。
 東北地方の大雪のニュースが連日放映されていますが、今日給食で使っているじゃがいもは、鹿児島県産のしんじゃがです。日本も南北に長いことを感じます。
 先日、お米の話を聞いてきました。北海道はたまねぎ・じゃがいもに代表されるように食料の生産基地となっていますが、稲作も新潟県を上回る収穫量を誇っているようです。収穫量も新潟県が、65万トンに対して北海道は68万トンとのことでした。面積を比べれば当然ということになるかもしれませんが、寒冷地であることを考えれば、意外の収穫量に驚きます。稲作の北限の道北から、雪の比較的少ない道南までお米の特徴も多種多様のようです。
 ○つやと粘り・甘みのバランスが良いといわれる<ななつ星> 
 ○しっかりとした甘みを感じるといわれる<きらら397>
 ○炊き上がりのふっくら感とあっさりとした風味が特徴といわれる<星の夢>
 これらが、北海道のお米の基幹3品種といわれているようです。食の欧米化や食文化の多様性がさけばれる今、日本人はやっぱりおいしいお米が食べたいというあくなき欲求をもつ民族といわれます。今日もわかめごはんが給食にでていますが、白いごはんの中に塩を絡めたわかめが混ぜてあるだけのシンプルなものですが、残滓はほとんどありません。人気メニーなのです。お米がおいしいこれが決めてなのです。
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今日の給食 〜一口メモ〜

1月26日(水)
 今日の給食は、カレーうどん・牛乳・いかとさつま芋の揚げ煮・ホワイトゼリーです。
 この間、高学年の子どもがこんな話しをしてくれました。お正月に、友達の家に行ったらその家のお母さんに食事に誘われたのでご馳走になったそうです。そこまでは良かったのですが、自分を入れて7人で楽しくお腹も空いていたので「頂きます。」をして食べ始めたら、みんながいやに静かで「あれ」と思ったら、この家は食べ物に感謝してから食事をする習慣のようで、手を合わせていてとても恥ずかしかったという話でした。その時は、みんなニコニコしていてすくわれたとも話してくれました。外に出てみていろいろな経験をして、初めてわかることがたくさんあります。「自分の家と違うこともあるのよね。」と言っていっしょに笑い転げてしまいました。お正月の微笑ましい笑い話としてお知らせいたしました。
 給食一口メモでした。

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今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、豚丼・牛乳・みそ汁・ごま酢かけです。
 今日も手足の冷えた朝でしたね。寒さが増すと、エネギーの燃焼が多くなるために、体力の消耗も多くなり、その結果、お腹が空いたり疲れるために寝る時間が増ることがあります。今日は豚丼なのでたくさんの豚肉を使っています。エネルギーの燃焼を助ける栄養素ビタミンB1が豚肉にはたくさん含まれています。ご家庭でも、お鍋料理に豚肉をはじめとして多くの食材料を利用されていらっしゃると思いますが、体をお腹の中から温めて体力をつけてください。体温が1度上がると体の代謝は12%アップするといわれます。血流の流れも良くなり腸の働きも良くなるなど、消化吸収にもよい影響を及ぼします。免疫の働きを行っているリンパ球などの免疫細胞は、その60〜70%が腸に存在しています。冷え太りをしないように気をつけたいものですね。
 給食一口メモでした。
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今日の給食 〜一口メモ〜

1月24日(月)
 今日の給食は、フレンチトースト・牛乳・ビーンズシチュー・キャベツサラダです。
 今日24日(月)〜29日(土)までは給食記念週間です。全国の児童を対象に学校給食が始まったのは昭和22年のことでした。戦後の混乱の中で食糧が不足していた時期です。早いもので給食の歴史も60有余年を迎えております。当初、アメリカの無償援助などの助けを借りての給食の始まりだったようです。戦後、経済の復興とともに受けた援助はお返ししたとのことですが、子どもたちの健康を第一に考えていただいたことは有り難いことでした。栄養というものがこれほどまでに、体に影響するものであることを感じずにはいられません。低たんぱくや低脂肪、その他カルシウムをはじめとするほかの栄養素がないためにおこる栄養障害がよくありました。身長の伸びが不足しているこども、風邪をひいてもなかなか直らない子どもおできがいつまでも治らない子どもなどいろいろな症状のこどもたちがいたのです。戦後の学校給食は、こういった子どもたちを救うために始まったのです。
 給食もパンから始まりましたが、今のパンの倍も有るような大きいものでした。よくシチューもでましたが、思い出すのは鯨の立田揚げだとの話を良く聞きます。ホームページをご覧頂いているみなさんの中には昭和も50年代の、ごはん給食の世代の方もいらっしゃると思います。時にはご家庭でも給食の思い出話をされて、お子さんとご一緒に食べると言うことの大切さを考えていただけると幸いです。
 給食一口メモでした。

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