東京都小学校生活科・総合的な学習教育研究会 東京大会(世田谷小学校会場)についての案内を学校日記に掲載しています。ご確認ください。

今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、チャーハン・わかめスープ・くだもの(アンデスメロン)・牛乳です。
 子どもたちに昨日、くだものはと?聞かれましたので、メロンと答えましたらとても
喜んでいました。
 チャーハンはお家でもよくつくられると思いますが、具を炒めたところに冷たいごはんを入れると、出来上がりがチャーハン特有のパラッとした仕上がりになりませんね。これは、ごはんに火を入れている間に野菜から水が出てしまうからです。チャーハンは、強火でいっきに仕上げましょう。
 学校では、日本食のスープには昆布、わかめ、かつおぶし、さばぶしなど、旨み成分となるものを使っています。この中には、カルシウムもさることながら、たくさんのヨウ素が、含まれています。海産物に含まれているのでヨウ素は日本国内では、不足することはないと言われていますが、子どもたちには大切な食品なのでお知らせをしておきます。
 * 発育を促進して、エネルギーを高める。(精神活動も活発にする。)
 * 基礎代謝を高める。
 * 余分な体脂肪を燃焼させる。
など、良いことがたくさんあります。ヨウ素は昆布に(4cm角・1グラム)1590マイクログラム含まれています。次に、わかめ、いわし、さば、かつおと含有量が続きます。ヨウ素は1日の必容量は150マイクログラムです。小さな昆布1枚で、必要量の10倍とれるのです。ヨウ素についてお知らせいたしました。とり過ぎも問題と言われますので、上手に利用していきましょう。
 給食一口メモでした。

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今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、冷し中華・ゆで卵・くだもの・牛乳です。
 くだものは、愛媛県でとれた美生柑です。これは、3月まで木に生っていたものが収穫され、今まで(冷蔵庫で3度〜4度)貯蔵されていたものです。管理が良いために、採りたての感があります。
 今日は、冷し中華なので、子ども達ものどごしが良く喜んで完食してくれると思われます。このタレには、けずりぶしで出汁を取ったものに酢・しょうゆ・さとう・ごま油・白すりごま・マスタード・しょうが汁を加えてつくられています。献立にもよりますが、学校では、ごまをよく使います。ごまはしっかりした堅い皮(強力なたんぱく質)でできています。良く炒ってすりごまとして使います。テレビでセサミンのコマーシャルを見たことがあると思いますが、ごまには、ゴマリグナンという体に良い成分がいっぱい入っているのです。
 ゴマリグナンには、セサミンとセサミノールの2種類がありますが、両方とも強い抗酸化作用があります。癌・老化予防などに、また、活性酸素を除去することがわかったために、今人気があります。このほかコレステロール値を下げる作用もあるといわれています。栄養的には、ビタミンB1・ビタミンB2・カルシウム・カリウム・鉄・リン・マグネシュウムが含まれ、脳の中枢神経や手足の末梢神経の機能を正常にするなど、あの小さい粒にいろいろな働きが詰まっているのです。ごまは、白ごま(主にごま油に)・茶ごま(香りが良いので料理に)・黒ごま(皮にリグナンが含まれて料理に)が代表的なところです。ごまは、スプーン一杯を摺った状態で毎日食べると良いといわれています。若い時から食べ慣れたい食品ですね。
 給食一口メモでした。
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今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、豚肉とごぼうのごはん・みそ汁・ししゃものから揚げ・牛乳です。
 朝、線路の脇の道端に青紫色の紫露草が可憐に咲いていました。毎年この花が咲くと、気温と湿度が高くなると感じて、健康に気をつけています。夏は、疲れたら横になって休養するのが一番ですが、成長期のお子さんには、まず、睡眠を8時間はしっかりとらせてください。そうすれば、元気が出てきて、食欲も出てくるものです。
 今日のごはんの中には豚肉を使っていますが、豚肉には、ビタミンB1が多く夏ばてには最適な食品です。ビタミンB1は、肉類、豆類、穀類、野菜、果物類などほとんどの食品に含まれています。B1の働きは、 
 1 体の老廃物を体外に出す。
 2 エネルギーを生み出し、疲れをとる。
 3 脳の中枢神経や手足の末梢神経に関わり機能を正常に保つ他、心臓の機能を守る。
といった働きがあります。
 豚肉の生姜焼きなどは、夏にはもってこいの元気のでるメニューですが、特有の臭みを感じる場合は脂身を除くか、脂身の少ないものを使ってはいかがでしょう。
 ビタミンB1は、水溶性なので水に流れてしまう特徴があります。学校でも今日は、油で豚肉、ごぼう、にんじんを炒めて調味料で味付けし、よくもどしたすき昆布を入れて別煮にします。そして、それを暖かいごはんと混ぜます。こうすることで、汁ごと全部食べることができます。ビタミンB1は、水に流れ出す特徴があるので、汁ごと食べるのが体のためになるのです。
 給食一口メモでした。

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今日の給食 〜一口メモ〜

今日の給食は、わかめごはん・鶏肉の梅肉焼き・夏野菜の南蛮かけ・くだもの・牛乳です。
 今日のくだものは、愛媛県でとれた美生柑です。夏野菜の南蛮かけの中の野菜は、なす・かぼちゃ・ピーマンがはいっています。一般の店にはズッキーニ・トマト・きゅうりなど、代表的な夏野菜がまだたくさんあります。夏野菜は、水分が多く彩りもはっきりしているものが多いのが特徴です。ビタミンCやカロテンの含有が多く、ほかのビタミン類もたくさん含まれています。太陽を燦々と浴びた夏野菜類は露地物が多くなるので、栄養価もハウス物に比べて2割位増えてきます。また、暑い時期にほてった体を冷やし、疲れをとってくれるのが夏野菜です。
 さらに、現代の冷房の効いた快適な生活環境などでは体が冷え切ってしまって、秋口に循環器系の病気や呼吸器系の病気の症状がでる可能性があります。1日に1度はお風呂にゆっくり入って体を温めることと、にんにくやしょうがなどの発汗作用のある食べ物を利用されてはいかがでしょうか。
 給食一口メモでした。

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今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、セルフウィンナーサンド・ヌードルスープ・フルーツヨーグルト・牛乳です。
 昨日、汗をびっしょりかいている2年生の子どもに「暑いでしょう?」と話しかけると、「家に帰ったら、はちみつとレモンの入ったお水を飲むから平気。」との答えが返ってきました。今、南アフリカ(南ア)がサッカー熱で燃えていますね。南アは農業の地ですが、養蜂業も盛んです。南アなどで食べられているキドニー豆の花からは癖のない甘みのはちみつが摂れます。
 また、日本でもラスクパンの味が研究されて、業界ではしのぎをけずっているようですが、もともとラスクパンは、南アを発見したマゼランなどの大航海時代の食料でした。パンの生地にたっぷりのはちみつを入れて、オーブンで2度焼きしたそうです。
 そして、南アでは、よく飲まれているルイボスティーにもはちみつを入れて飲むなど、はちみつは沢山のものに利用されているそうです。南アの人の話では、ルイボスティーは漢方薬なのだそうです。肝機能の向上、血液の中性脂肪の低下、腸内細菌の活性とも関連があるようで、便秘が治るとも言われています。さらに、細胞の活性化に寄与しているとも言われています。
 実際に飲んでみて、とても自然な甘さで飲みやすかったことを覚えています。給食一口メモでした。

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今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、ゆかりごはん・豆入り筑前煮・もやしのごま風味・牛乳です。
 湿度の多い雨の時期を迎えて、元気印の子どもたちも過ごしにくい毎日だと思われます。しっかりした丈夫な体ができる成人になるまでには、体調の優れない日や発熱している日、頭が痛い日などがあることでしょう。
 毎日、食べ物のことをお知らせしていますが、60兆個と言われる人間の細胞を守り、成長させるために食べ物はとても大切なものです。食べ物には、ひとつの栄養素ばかりではなく、いくつもの栄養素が入っています。その量や種類などには、食べ物によって、違いがあります。栄養素はひとつのものだけで働いているのではなく、ほかの栄養素と互いに影響しあって体をつくっています。好き嫌いをしていると、必要な栄養素が摂れなくなるので、年をとった時に体に変化がおきることがあります。小学校の時代から健康な体をつくるためにいろいろな食品を食べましょう。大切な頭の細胞もこの時代につくられるのです。
 給食一口メモでした。
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今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、ツナピラフ・白いんげんの田舎風スープ・くだもの・牛乳です。
 梅雨に入りましたので暑さと共に湿度の多いこの季節、水分補給にペットボトルのお茶
なども飲まれていることと思います。
 日本はたくさんの農産物を外国から輸入していますが、緑茶も14%は輸入品です。輸入の緑茶はペットボトルの中に緑茶飲料として使われています。中国、ブラジル、ベトナムなどの国から入ってきます。ちょっと他も見てみましょう。
 果物は、生のものだけではなく、缶詰やジュースの形で大量に輸入されています。こちらは、アメリカ、フィリピン、中国などの国から輸入されてきます。
 野菜も20%は輸入品。中国などでは、日本向けに栽培されている野菜も多いといわれています。中でもにんじん、たまねぎ、ねぎなどが多く栽培されています。中国、アメリカ、韓国が、メインの野菜の輸入先となっています。また、じゃがいもなどは、アメリカ、カナダ、ドイツなどから生の状態ではなく加熱処理された状態で入ってきます。これは、フライドポテトなどに使われています。
 給食一口メモでした。

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今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、ごはん・魚のごまだれかけ・切り干し大根の煮つけ・オクラのおかかかけ・牛乳です。
 今日の魚は鯖を使っています。鯖は鰯(いわし)、鯵(あじ)とならんで青魚の代表です。鯖というとマサバを指しますが、夏の時期はゴマサバ(腹の部分に波紋がある)の方が味がよいと言われています。ゴマサバは、1年を通じて味に差がないのが特徴です。鯖には、たんぱく質や脂肪、炭水化物の代謝を助けるビタミンB2が特に多く含まれています。
 鯖の旬は秋と言われますが、これは主にマサバのことを指しています。この時期の鯖は脂が体に15%ものって、塩焼きや味噌煮などとても美味しいものができます。鯖は痛みやすく、アレルギー源のヒスタミンを生じさせるヒスチジンを多く含んでいますので、たまにじんま疹になる子どももいます。買ってきたらすぐに料理をしたり、十分に熱を加えたりすると良いでしょう。
 最近では、ノルウェーなど北欧からのものが多く輸入されています。1年を通じて脂がのっていて美味しくいただけます。因みに、今日の鯖はノルウェー産のものです。
 給食一口メモでした。

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今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、ナシゴレン・卵スープ・ホワイトゼリー・牛乳です。
 「ナシゴレン」て、何だっけ?子どもたちは、献立表の前で立ち止まっています。これは、インドネシアのチャーハンのことです。赤唐辛子・生姜・にんにく・豚肉・コーン・ピーマン(緑と赤)・えびがたくさん入ります。調味料には、塩・こしょう・酒・油・トムヤムペースト・ナンプラー(魚醤)・レモンが入ります。ごはんは、米・酒・油・塩・水で炊いた中に調味料で味付けした食材を混ぜていきます。インドネシアは、赤道に近い国なので気温や湿度の高い生活が強いられます。その中を元気に過ごすためには漢方薬にあたる調味料やたくさんのたんぱく質とビタミンCが必要になります。暑さで体が消耗するためです。
 ここで、今日たくさん使われているえびについてお知らせします。日本人が食べているえびの90%は輸入物です。主に、タイやベトナムなどから輸入されています。和・洋・中のどの料理にも合うため、えびの消費量・輸入量ともに日本がダントツに多くなっています。えびは、タウリンが多く含まれるためコレステロール値を下げ、殻のアスタキサンチンはがんを予防するといわれています。えびは、鮮度が落ちると頭の付け根部分が弱くなって折れやすくなります。有頭えびであるかないかは、鮮度を保てるかどうかと関係があるようです。
 また、ご家庭でえびを料理に使うときは酒を下味として使うと、うま味も加わり臭みも消すことができます。お試し下さるといいと思います。給食一口メモでした。

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今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、ごはん・肉じゃがうま煮・野菜のごまだれかけ・牛乳です。
 今日のじゃがいもは茨城県で摂れたものです。気温の急上昇に伴い、生産地も北上してきました。じゃがいもは、ホクホク感の多い「男爵」と、煮崩れしにくい「メークイン」、その他、男爵系の新品種「北あかり」が代表的な品種です。北あかりは、栗じゃがいもといわれ、甘くてホクホクしているのが特徴です。ビタミンCは男爵の1,7倍と言われています。じゃがいもは、店頭に出回っているものすべてが国産です。また、日本では遺伝子組み換えによるものは栽培されていません。
 日本国内でも、じゃがいもの栽培には農薬を使用していますが、土の中に埋まっている芋の部分には、農薬はほとんど届きません。残留農薬の心配はほとんどないのです。
 じゃがいもで心配なのは、芽の部分に含まれるソラニンという毒のことです。保存期間が長いじゃがいもは、厚めに皮をむいて使いましょう。
 じゃがいもには、糖質のほかにビタミンC・ビタミンB1・カリウムも多く含まれるので、成長期の子どもには1日に1個、なにかの形(食事でもおやつ)で利用されるとよいと思います。じゃがいものビタミンCは、でんぷんに包まれているので加熱による損失や保存中の損失も少ないのです。保存は日の当たらない涼しい所に置くとよいでしょう。
 給食一口メモでした。

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今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、中華丼・大豆とじゃこの甘辛あげ・牛乳です。
 あるお医者さんが、今、85歳を越えても元気で診療をされていることについてコメントがのっていました。それは、あれを食べてはいけない、これを食べてはいけないという食品が多すぎて、落ち着くところ玄米菜食などに限ってしまうことがある。すると、小さくまとまってしまい自然治癒力の働く暇がなくなって、だんだん体が弱くなってしまうので、すべて、多すぎずに何でも食すことにしている。とのことでした。そして、肉類もしかりとのことでした。
 学校給食は、成長期の子どもの食事なので肉類が多いのは当然です。豚肉をみても1ヶ月に70キログラム位使用します。豚肉の部位は、ほとんどがももの肉を使います。脂肪が少なくきめ細かいほか、ひれの肉につづいてビタミンB1が多くなっているからです。また、ももの肉はボンレスハムの原料でもあります。今日の中華丼、カレーライス、ギョーザ、をはじめとして切り方は料理によって違いますが、味にもコクがあり、よく動く部位なので質もしまっています。豚肉は、全体に良質なたんぱく質を多く含有するほかビタミンB1をこれまた多く含んでいるのです。夏の元気を迎え撃つには、肉類を豆類や魚類と組み合わせながら使っていきたいですね。
 日本人が長寿世界一になったのは、従来の日本食に肉類と牛乳がプラスされたからと言われています。肉類は言わなくても摂れると言われますが、じゃがいもや野菜の組み合わせなどに努めることは、子どもの食事などに気を配りたいことの一つですね。給食一口メモでした。

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今日の給食 〜一口メモ〜

今日の給食は、セサミパン、魚(生鮭)のマヨネーズ焼き、粉ふきいも、アスパラガスのサラダ、牛乳です。
 アスパラガスは今、旬をむかえています。先日、東北の物産展で山から採ってきた細いアスパラガスを売っていましたが、自然に生えているものは、ハウス栽培と違って、緑の濃い色、ほのかな青臭い香り、か細いけれども力強いアスパラガスでした。
 今日のアスパラガスは福島県産ですが、これからは北海道産のものが出回ってきます。アスパラガスは、新陳代謝を活発にしてくれるほか、貧血予防や疲労回復、たんぱく質の合成を助ける働きなどもあります。これはアスパラガスに含まれるアスパラギン酸の働きによるものです。ミネラルやビタミンが豊富でサラダ、お浸し、揚げ物、てんぷら、グラタン、アスパラガスのベーコン巻きなどに広く、ご利用いただけます。
*茹でる時には、根元はかたいので根元だけピーラーで皮をむくと簡単に茹でられます。
 給食一口メモでした。
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今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、カレーライス・キャベツサラダ・福神漬け・牛乳です。
 カレーライスのごはんは、炊き始める2時間前に米を研いで吸水させてから炊き始めます。学校のガス釜は、火力が強いのでおいしくごはんが炊けます。以前に食料自給率についてお知らせしたことがありますが、農水省は2015年までに食料自給率を40%から45%に向上させることを目的に、「フードアクションニッポン」という国民運動を展開しています。毎年、具体的な取り組みを全国から募集し、優れたものを表彰しています。
その中で、青森県のある農協から飼料用の米で育てた卵が出展されました。その卵は、通常のとうもろこしを入れた飼料で育てたものに比べ、
1.コクがある。
2.黄身もレモンイエローできれいな色をしている。
3.栄養面でも優れている。
といった点があったそうです。
 一般的に、食の安全というと、「質」の安全を考える人が多いのですが、「量」の安全については関心が薄いといわれています。日本で唯一自給できる米は、これからの時代、食料としてだけではなく飼料として日本国内で消費される時代に入りました。
 給食一口メモでした。
 
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今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、ピザトースト・ポトフ・大根とひじきのサラダ・牛乳です。
 先日、電車の中でPTAの保護者の方にお会いしました。この頃、あまり食べないのに太って困るとおっしゃっていました。このことは、大人にも子どもにも当てはまることなのです。この何十年間の間に、日本の社会は大きく変化し、高齢化も進み様変わりの様相を呈しています。食事でとるエネルギーは減少しているのに、反対に肥満の人は増加しているのです。30〜60代の男性では3人に1人が、肥満との報告もあります。
 たとえば50歳の女性の場合、20歳代より5〜7%位、基礎代謝が落ちてきます。これは、筋肉が痩せてくるため基礎代謝が落ちるということになります。このため、1年間に5キログラム太ったとの話もありました。筋肉は、摂取した糖質をエネルギーとして消費するために、良く歩いたりスポーツしたりしない限り糖質は脂肪として体に蓄積されていきます。食べ過ぎなくても、日常の動きが激減していけば、とりもなおさず太る要因となります。日々の食生活の中でのカロリーは、60%が基礎代謝に、30%は日常生活に、10%は食事の後に出る熱代謝に使われています。
 自分の体のエネルギー消費を知って、体を少しでも動かす努力をしましょう。そのためには、便利な現代生活は体にとって幸せとはならないかもしれませんね?給食一口メモでした。
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今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、ごはん・鮭の南部焼き・ジャガイモの甘辛煮・おひたし・牛乳です。
 今日の鮭は生鮭を使っています。おひたしの中には、もやし、こまつな、にんじん、煮た油揚げ、が入っています。
 今日は、魚の中でも特におなじみの魚、鮭のお知らせです。
 鮭は、川で生まれて北太平洋のほぼ全域、日本海、オホーツク海の広い海の中で4年を過ごした後、生まれた川に産卵のために帰ってきて生涯を終へます。ちょうど、今頃、春から初夏にかけて沖合で獲れる川に上る前の鮭は、「ときしらず」と呼ばれて脂がのって美味しくいただけます。また、秋や晩秋の頃、産卵期を控えて沿岸近くで獲れる川に上る直前の鮭は、「あきあじ」と呼ばれ脂のっています。
味は紅鮭が一番人気がありますが、銀鮭も養殖がメインですが脂がたっぷりのっていて美味です。
 また、すじこは、鮭類の卵巣を未熟のまま塩に漬け込んだもの。いくらよりも卵が未熟のため、卵を包む薄い膜がついているのが特徴です。成熟しきる前に、鮭の卵をばらすといくらになります。
 鮭には活性酸素を除去し、動脈硬化を防ぐアスタキサンチンが、たくさん含まれています。一般的に、塩焼き、フライ、ムニエル、オルミホイル蒸し、鍋物につかわれます。
 給食一口メモでした。
 
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今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、塩焼きそば、きゅうりの中華味、フルーツ白玉、牛乳です。
 子供たちから、塩焼きそばを楽しみにしていると言われています。給食の感想を聞いてみてください。どんな声が返ってくるか、こちらも楽しみです。
 今の時代は健康志向ですね。ある子供たちから、ジュースなども毎朝、にんじんの中にりんごを入れたり、パセリ、レモンの汁を入れてジューサーで楽しんでいる。などと教えてもらいました。
 最近のにんじんは品種改良されていて、昔ほど、にんじんの匂いもしなくなっています。西洋種(鮮やかなオレンジ色、長さは短い。)と東洋種(色が赤く、細長い。)が、あります。豊富なベーターカロテンは免疫力を高め、粘膜を強くして癌予防や動脈硬化予防に良いといわれています。にんじんは、普通に油を使って料理をすると、5割ベーターカロテンが増えますが、ただ、少量の油で煮ただけでは3割のベーターカロテンが、増えるだけであると報告書にでています。油や油脂類と一緒に食べると、体への有効利用がはかられることは事実のようです。
 にんじんは新聞紙に包んで冷蔵庫に入れると良いでしょう。(暑さと湿気に弱いのです。)給食一口メモでした。
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今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、ガーリックトースト、トマトシチュ−、コーン入りフレンチサラダ、牛乳です。
 にんにく(ガーリック)を今日もたくさん使っています。今日のにんにくは青森県のものを使っていますが、日本には寒地種(主に東北地方で栽培される。)のものと、暖地種(主に佐賀県などで栽培される。)のものがあります。昨年の秋(9月)に植え付けしたにんにくが、6月には東京の店頭に新物のにんにくとして出回ってきます。堀り立てのにんにくは、水分を30%抜いた状態で出荷されています。
 にんにくには独特の臭みがありますが、硫化アリル類のアリシンによるもので、アリシンには、風邪や気管支炎の原因となるブドウ球菌や連鎖菌を殺す殺菌力があるほか、新陳代謝をよくするスコルジニンも含まれていることがわかっています。疲労回復に抜群の力を発揮します。にんにくは、少しずつ毎日何かの料理にお使いいただきたい食品の一つです。臭いが気になる場合は、低温の油でじっくり焦がさないように揚げるか、炒めてください。
 気候の変化に、人間の体を合わせなければならない6月、雨期の時期です。体調管理にお気を付けください。
 給食一口メモでした。
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今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、五目ごはん、豚汁、野菜のからしじょうゆかけ、牛乳です。
 今日は、5年生が元気に群馬県の川場村に出発しました。川場村は海抜が1000メートルと言われ、雨期の前の今の時期は快適な生活を送ることができるようです。「清々しい風がなんとも言えません。」との現地の方の声です。川場村のりんごは、沼田と並んで群馬県の2大産地です。美味しいりんごがたくさん生産されています。りんごジュース、りんごパイなどの加工も盛んな他、今、人気の体の活性化に影響のあるブルーベリー、高原で生産される米、野菜類もたくさん生産されています。澄んだ空気と水、朝、夕の寒暖の差は野菜自体が美味しいことは勿論ですが、健康によいことなのです。
 群馬県が生産日本一を誇るものに、蒟蒻芋があります。今日の給食で使われている蒟蒻(五目ごはん、豚汁)は下仁田の蒟蒻芋から作られています。蒟蒻芋は3年くらいすると、製品として使える大きさになるので、5月の末に植え付けをして、秋に掘り起こす
作業を3回(3年)繰り返します。越冬させるため凍らせないように、こもと言われるようなものを掛けると言うことでした。こんにゃくは蒟蒻芋を摺りおろしてカセイソーダを混ぜて作るものですが、料理に使う前には殺菌の意味とカセイソーダを抜く意味で軽く湯がくと体の為になりますね。(売っている蒟蒻はほとんど、カセイソーダは抜いて有るようです。)アルカリ性の食品で、整腸作用の有る食品のひとつで大切なものです。
 給食一口メモでした。
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今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、スパゲッティミートソース・じゃがいものハニーサラダ・牛乳です。
 今日のメニューは、毎年3月に行われるリクエスト給食に必ず登場する人気メニューです。このメニューのサラダは、ドレッシングに砂糖ではなく、はちみつが使われています。
 はちみつは、蜜蜂の力を借りて私たちの口に入ります。6月の今、気温が15度以上になると、蜜蜂は元気に活動し始めます。
 色々な花の蜜が売られていますが、日本人に好まれるはちみつは、匂いやくせのないもののようです。れんげ、ミカン、アカシア、クローバーなどが一般的ですが、くり、つばき、梅、桃、のほか40数種類が報告されています。
 はちみつは砂糖よりも甘く、カロリーは控えめです。「成分」はブドウ糖と果糖が主成分となっています。酵素もパントテン酸をはじめとして体に良いものが含まれています。これらは、人間の体には、殺菌、消炎、造血、細胞の活性などの有用な働きをしてくれます。
 朝食では、2枚の食パンのうち、1枚はバターをもう1枚にははちみつをぬっても良いかと思われます。
 はちみつは5度くらいから結晶しますが、湯煎をすることで溶かせます。3年間はもつといわれますが、美味しく食べるには、精製から6か月以内がよろしいかと思われます。
 給食一口メモでした。

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今日の給食 〜一口メモ〜

 今日の給食は、磯おこわ、かきたま汁、煮豆(うずら豆)、牛乳です。
 毎朝、子どもたちの気持ちのよいあいさつ、なんとみずみずしい肌、きれいな目、健康の元気印に感動いたしております。いつも元気をいただくのは、こちらだと感謝しています。
 私たちの体は、午前中が血液をつくる時間帯なのです。朝ごはんは食べてきましたか?とか、朝は食事をしっかり食べましょう。とか、言われたことがあると思います。血液こそ、体の健康を守ってくれる大切なものです。食べた栄養を頭や体のすみずみまで行き渡らせていくのが、体の中をめぐる血液(手を切ったりすると出る血のこと)です。朝ご飯は健康な血液をつくるために、とっても大切なものなのです。
 しっかり食事をするということは、大食いや暴食をすることではありません。バランスの良い食事をして、なんでも食べて、必要な栄養をとりましょうということなのです。このお知らせはご家庭と各クラスにも配信いたします。
 給食一口メモでした。
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