祖師谷小から理科ニュース No.20祖師谷小から理科ニュースです! 今日のテーマは 「山(やま)の天気(てんき)」 です! 5月11日は、今(いま)から50年前(ねんまえ)に「日本人(にほんじん)がはじめてエベレストの頂上(ちょうじょう)まで行った日」だそうです。 エベレストとは、中国(ちゅうごく)やネパールの国(くに)の境目(さかいめ)にあるヒマラヤ山脈(さんみゃく)という山の列(れつ)の一部分(いちぶぶん)です。高さ(たかさ)が8848メートルもあります。富士山(ふじさん)が3776メートルですから、富士山2つ分(ぶん)よりも大きい(おおきい)山なのです。 山頂(さんちょう)のちかくは、空気(くうき)がうすく、地上(ちじょう)の3分の1(さんぶんのいち)ぐらいしかなく、気温(きおん)はマイナス20度(ど)からマイナス30度とかなり寒い(さむい)、きびしい環境(かんきょう)です。天気(てんき)も変わり(かわり)やすく、登山(とざん)する人たちも命(いのち)がけです。 「山の天気は変わりやすい」とよく言われ(いわれ)ますが、どうしてなのでしょう。 それには、山の形(かたち)が関係(かんけい)しているのです。 山の上の方(うえのほう)は、空気がうすく、気温も低い(ひくい)です。山にむかって風(かぜ)がふくと、しめった空気が山の上におし上げられ、雲になるのです。すると雨を降らし(ふらし)やすくなります。反対(はんたい)に山の上から風がふくと、雲はできにくくなり、天気はよくなります。 なので、山は風のむきによって雲のでき方(できかた)が変わるので天気が変わりやすいのです。 みなさんも、自然(しぜん)の不思議(ふしぎ)を見つけて調べて(しらべて)みてくださいね。 ネパール観光庁(写真) 野口健公式ウェブサイト 気象庁はれるんランド https://www.jma.go.jp/jma/kids/faq/a5_06.html |
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