2学期始業式講話

 今日から2学期になります。学校が休みの間、コロナ感染症はさらに猛威を振るい、小・中学生でもコロナ感染症にかかる子が増えています。そこで、世田谷区では、3日(金)、から10日(金)まで分散登校となりました。皆さんは、出席番号で2グループに分かれ、一日おきに学校に登校します。学校がお休みの日は、タブレットで先生と会話をしたり、学習したりすることになります。
 学校で病気が広がらないように、もう一度感染しないための注意事項を考えましょう。それは、一つのところに大勢が集まりすぎないこと、友達との距離を保つこと、教室などの部屋では、窓や扉を開け空気の流れをしっかり作ることです。
 また、一人一人ができることとしては、手をしっかり洗うこと、マスクをしっかりつけること、毎朝の自分の健康状態を確かめることがあります。
 休み時間や運動会の練習で、外で活動することがあると思います。暑くて息苦しくならないようにマスクを外して運動することもありますが、決して大声を出しません。また、友達との距離もしっかり取りましょう。
 まだまだ不自由な生活が続きますが、健康が第一です。健康でなければ何もできません。一人一人が病気にかからないように自分でできることを行ってください。
 9月13日(月)から、みんな揃って登校できるかどうかはまだ決まっていません。10月2日の運動会、10月10日からの6年生の日光林間学園もどのようになるか、様子を見て判断していきます。

 さて、皆さんは夏休み、オリンピックやパラリンピックをテレビで見たでしょうか。校長先生は、たくさんの競技をテレビで観戦しました。特に今行っているパラリンピックの競技を見ていると、スポーツの素晴らしさが伝わってきます。ゴールした瞬間の選手たちの顔を見ると、どの選手も喜びに満ち溢れた顔をしています。競技は、順位が付きますが、選手たちは人と競うだけでなく自分とも戦っています。きっと結果だけでなく自分に打ち勝ったときに、あのゴールしたときの達成感に溢れた顔になるのではないかと思います。

 パラリンピックの選手は、それぞれ体に障害があります。目が見えない人、手や足がない人、手足があっても動かすことができない人、知的に障害がある人、それぞれです。みんな事故や生まれつき又は生まれてからの病気で障害のある人たちです。でも動かせる体の部分をつかい、残された自分の能力を最大限活用し、記録に挑戦します。
 パラリンピックの精神は、パラリンピックの父と呼ばれ、お医者さんでもあるルートヴィッヒ・グッドマンさんの「失ったものを数えるな、残されたものを最大限生かせ。」に表れています。また、長野パラリンピック金メダリストのマセソン美季さんは、「できなくなったことではなく、今できることに目を向ける」という言葉を残しています。

 学校でもできなくなったこともたくさんありますが、今できることをみんなで一生懸命考え、勉強して自分の力を高め、友達や先生との生活を楽しめるようにしていきましょう。

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