焦らず ひたむきに
今日の登校の様子を朝日新聞の記者が取材に訪れていました。明日の朝刊に掲載予定だそうです。そしていつもの朝礼の代わりに、私からのメッセージを放送で伝えました。
[3年生へのメッセージ] 9期生のみなさん、おはようございます。 本当に久しぶりです。今この放送室で、体育館で整列している時のみなさんのまなざしを思い浮かべています。世界中で「リモート」や「バーチャル」という言葉が当たり前になりつつありますが、やはり学校に来て、友達に会ったり、先生の授業を受けることの喜びを感じることは人が健全に暮らしていくには必要不可欠であることを今日から実感すると思います。 ただ、学校再開を今後続けていくために、手洗いの徹底や3密を避けるなど、学校でやっていることと同じことをみなさんに学校外でもやってもらうことがどうしても必要です。来年3月に第9回卒業式を笑顔と涙で迎えるためにも、「新しい生活様式」を今後も学校外で意識して続けていってください。 さて、今後気になるのは運動会や学芸発表会はどうなるのか、修学旅行は行けるのか、ということでしょう。そして受験のことも。実は、私にもまだわからないことが多いのです。しかし、船橋希望中として工夫してできることは、可能な限り私たちが努力をして実現させてあげたいとフナキボ先生の全員が思っています。修学旅行や受験などの情報はわかりしだい伝えます。9期生は、どんな状況になっても対応できるよう、体と心を準備しておくことです。今まで続けてきた「焦ることなく、ひたむきに努力するフナキボ生」を続けていれば大丈夫です。 最後に私からお願いです。フナキボの先輩として後輩に示してほしいことを2つ。 ひとつは挨拶です。マスクが欠かせない生活がしばらく続きます。どうしても、声が相手に届きづらい。だからこそ、今年は声とともに「目力」を効かせてください。相手を見つめ、微笑む眼差しは例えマスクをしていても、必ずその人の心に伝わります。 もう一つは、ソーシャルディスタンス。2階への階段を上がった正面にある、ふーにゃとキー坊の写真で距離を示しました。今までの行動を見ていて、みなさんは、テープを貼らなくても手洗い場やトイレで待つ時にちゃんとその距離を保てると思ったからです。ぜひ新入生には、フナキボの先輩の素晴らしさを、そういう日常の場面で示してください。 |
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