すみません。。
8日の始業式で、放送での私(校長)の話を真剣に聞いてくれている生徒の姿です。実は年末から考えていた講話と急遽、内容を入れ替え、緊急事態宣言に関係する話をしました。9期生の神妙な表情を見て「ただでさえ不安な受験生を余計不安にさせてしまったか…」と反省をしています。本当はもう少し元気と勇気を持てる話題をする予定だったのですが。申し訳ない。でも、友達、家族を大切にする気持ちと最後まであきらめない気持ちをみんなに伝えたかったことだけはわかってほしいのです。
始業式の学校長の話 おはようございます。 今日から2021年の学校生活が始まります。しかし、いきなりの緊急事態宣言です。 「昨年のように一斉休校要請はしない」という政府の見解が新聞には出ています。 ただ、都内の感染者数の増え方によっては、政府が要請、つまりお願いをしなくても、東京都が学校を休校や分散登校にすることもありうると思います。再び、友だちや先生と会えず、行事も出来ず、部活動も出来ず、にはなりたくない。それは先生たちも全く同感です。休校だけは何としても避けたい。そのためには、今回のウィルスについてわかっていることを再度確認することです。 インフルエンザウィルスとの違いは、体内に入ってから発症するまでの時間がとても長い、あるいはウィルスが体内に入っても症状があられない人もいることです。だから、自分が感染していても全く自覚症状がないまま、隣にいる友だちを感染させてしまうことがある。だからこそ、人との距離をとることを求めています。廊下を歩く時、ちょっと前の人と距離が近いな、と思えるかどうか。校庭でマスクをして遊ぶとき、隣でおしゃべりしたい気持ちになるけれど、うつしちゃいかん、と思って一歩近寄らずに話ができるかどうか。今言ったことは学校を再び休校にさせないために、みんなが取れる行動の一例です。来月7日までの1ヶ月、フナキボのみんなが力を合わせることができる目標です。今一度、各階の階段を登った正面にあるフーニャとキー坊が1メートル離れている写真を見て「ソーシャルディスタンス」を意識してください。 そしてマスクと手洗いは、今まで以上に徹底をしてください。例えば、給食を食べる前、お箸を落とし、拾って新しいものにかえたあと、手洗い場で入念に手を洗う。そのひと手間が、自分だけでなくクラスの友だちとその家族の感染リスクを大幅に減らす、と思ったら手洗いをする水の冷たさも我慢できるというものです。今までそんな友達の行動を見て「心配しすぎじゃないの?」と思っていた人。これからは自分でもぜひやってください。 3学期は1、2年の校外学習や3年の修学旅行も予定されています。実施するか否かの判断はぎりぎりまで待ってから決めようと思っています。昨年からいろいろ我慢してきているだけに、できれば行かせてあげたい。それも先生方全員の思いです。だからこそ感染症対策を再び意識した生活をフナキボにいる全員で徹底していきましょう。 以上で3学期始業式の話を終わります。 |
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