全校朝礼(校長講話)

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本日の校長講話です。

 おはようございます。
 わたしの大好きなバンドに「氣志團」というバンドがあります。
 みなさんは「氣志團」って知っていますか。
 その「氣志團」のある曲の歌詞に
 「風に逆らうほどバカじゃないけど、風に流されるほどヤワじゃないのさ」という一節があります。わたし自身はこの一節がとても気に入っています。
 みなさんはどう感じますか。
 この意味がまだ難しいと感じる生徒もいるかもしれませんね。

 12月に、3年生と校長面接を行いました。
 3年生はとても立派な態度で面接に臨んでいました。
 とてもうれしく思いました。

 その校長面接で、各生徒に長所や短所についての質問をしました。
 その中で、何人かの生徒が、
 「私の長所は、人に流されないことです。」と答えていました。
 逆に「私の短所は、人に流されてしまうことです。」と答えていた生徒もいました。

 確かに「人に流されない」ということは、自分の意志を持っているということです。
 これは、学校だよりで書いた「主体性」にもつながっていきます。
 私自身も最初に話した歌詞のように「流されない」を大切にしてきました。
 「流されない」とは、「逆らうこと」と同じではありません。
 自分の意志で判断するということです。もちろん風の方向に進むこともあれば、立ち止まることもあります。
 この校長面接の別の質問に対して、
 「これからの社会で必要な力は、情報等の取捨選択する力です。」と答えていている生徒も何人かいました。
 この様な直接的な表現ばかりではありませんが、3年生の生徒たちは、「自分の意志で判断することが大切である。」と考えていることが分かりました。
 「流されるか」「逆らうか」「立ち止まるか」「風を避けるか」は自分自身で判断していきましょう。

 でも、これまでの私自身の人生を振り返ってみると、その気持ちとは裏腹に、「流されたなあ」と思うことが多々あります。

 以上でお話は終わります。

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