駒沢中学校の楽しい一コマをご覧ください。

第69回卒業式 校長先生の式辞

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加藤敏久校長先生の式辞です。
『春の訪れ。沸き立つようなうれしさと、別れの時のさびしさが去来します。一三二名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。本校の教職員と在校生を代表して、心からお祝いを申し上げます。
 私もこの駒沢中学校で三年間、皆さんと一緒に学校生活を過ごしました。
 皆さんは明るく元気で、運動会や修学旅行などの行事を心から楽しむことができる学年だな、仲が良く、温かい学年だな、と感じていました。今振り返ってみても、たくさんの笑顔ばかり思い出されます。授業を見ていても、個人としても学年としても三年間ですごく成長しましたね。
 私が一番印象に残っているのは、本年度の合唱コンクールです。先輩が残してくれた伝統を引き継ぎ、乗り越えようとがんばる姿は、本当に感動的でした。朝の廊下や階段の踊り場でソロを猛特訓していた生徒たちの妥協のない真剣さ、やさしく素直な皆さんならではの互いに認め合い高め合うすばらしさは、今でも心に残っています。午後の文化発表の部でも、初めての取り組みに積極的に挑戦し、駒沢中学校のあらたな一ページを開くことで、一、二年生の手本となってくれました。
 また、受検直前の面接や集団討論の練習会でも、一人ひとりがはっきりとした目標をもち、考えを一生懸命に説明する姿を見て、十年後、二十年後の将来が楽しみな人材がたくさんいることにうれしい気持ちになったこともありました。そんな皆さんの門出にあたり、大切な話をします。
これからの皆さんに必要なものは、「信念」です。どんなに壁が高くても、それを乗り越えてきっと成功するのだ、という自立心や意志の強さです。信念を貫き通すためには、ますます勉強をしてもっともっと知識を蓄えるとともに、さまざまな経験をして成功や失敗から考え学ぶことが大切です。
しかし、実際の世の中にはいろいろな考え方や価値観があるため、信念だけではうまくいきません。そこで、さまざまな人たちと折り合いを付けて生きていく、それが本校の校訓でもある「調和」です。駒沢中学校で学んだことを土台にして、確固たる自己の「信念」とバランスの良い「調和」の精神を大事にはぐくんで、広い世界で一人ひとりが活躍して欲しいと思います。
 また、この春で東日本大震災から五年が経ちましたが、世界中のどこにいても、あの光景を思い出すたびに、「お互いさま」の心や協力することの温かさと美しさについて、これからも考えるようにしてください。
 最後になりましたが、ご来賓の皆様、本日はご多用にもかかわらずご出席いただきまして、誠にありがとうございました。
 保護者の皆様、お子様のこれまでの十五年間、一コマ一コマが昨日のことのように思い出されるのではないでしょうか。楽しかったこと、ご苦労されたこと、皆様の温かい愛情にはぐくまれ、このように立派になったお子様の姿をご覧になって、感慨もいかばかりかと思います。あらためまして、お子様のご卒業おめでとうございます。この三年間、本校の教育にご理解とご協力をいただきまして、誠にありがとうございました。
 卒業生の皆さん一人ひとりの幸せと、生涯健康で充実した人生を歩まれることを心から願い、式辞といたします。』
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