コロナ禍で入学を迎えた３年生。３年生には絶対に良い思いをしてほしいと願ってきた。昨年は先輩たちと都大会を経験した。かっこいい先輩たちの背中を追いかけ、「都大会で勝つ」を目標に新チームが始動した。６人ともそれぞれに魅力的な力がある。「君たちなら大丈夫。先輩たちに素晴らしい景色を見せてもらった君たちなら先輩たちを超えられる」と言葉をかけてきた。しかし、チームとしてまとまりきらず秋を迎え、抽選負けという悔しい結果で終わってしまった。冬は自分たちの成長に期待しながら苦しい練習も笑顔で乗り越えた。市川先生、久池井先生が選手目線で寄り添ってくれた。「伝言ゲーム」「質の良い選択をする」からチームワーク・個の能力に変化が生まれた。駒留中から１名仲間に加わってくれ、実戦を重ねることができた。駒留中の先生方にもたくさん大切なことを教えていただいた。日を追うごとに自分たちの成長を実感した。自分を信じ、仲間を信じ、自分たちの野球を築いてきた。夏の予選では第１シードを破ることができた。自分たちが歩んできた道は正しかった。その自信が表情に表れるようになった。先輩たちから引き継がれる「心はプレーに表れる」「一心」を体現できるようになってきた。
そんなたくましく成長した子供たちでも夏季大会は苦しい展開ばかりだ。相手校も素晴らしいチームだ。敗戦翌日に学校宛に手紙をくれた選手もいた。思いをつなげなければならない。たくさんの方々の思いを背負い、都大会出場を勝ち取りたい気持ちが強まっていく。気持ちだけが先走り、上手くいかない展開が続いた。しかし、焦りはあっても良い表情は貫けていた。今、野球ができていることに感謝しよう。野球を心の底から楽しもう。そんな思いが徐々に流れを変えていった。たくましく成長した結果の勝利だ。３月まで仲間だったチームメートも大声で声援を送ってくれていた。同じ学年の２年生２人の成長に感動してくれていた。OB・OB保護者もたくさんお越しいただいた。たくさんの方々に支えられてつかんだ一勝！！７月２日（土）はそんなたくさんの方々へ恩返しをしたい！もう一度芦花中野球を見せよう！！君たちなら絶対に大丈夫！！

保護者の皆様、当日はテントのご用意、クーラーボックス、冷却タオルなど、数え切れないほどのご支援誠にありがとうございました。猛暑で強風と悪条件の中、子供たちが良い顔で野球を楽しめたのはひとえに皆様のおかげです。本当にありがとうございます！！７月２日（土）の決勝、夏休みの都大会と皆様とまた幸せな瞬間を共有できることに喜びを感じております。顧問２人も全力で子供たちのサポートをします！！引き続きご協力のほど、よろしくお願いいたします。