朝会の話からープラス思考で頑張ろうー

平成22年2月1日
朝会での話(プラス思考で頑張ろう)

 おはようございます。
 仮設校舎にも随分と慣れてきましたね。皆さんが楽しく生活している様子が伝わってきて嬉しく思います。
 3年生はI組の人たちから都立の入試が始まり、A、B組の人たちは私立、都立の推薦入試、そしてこれからが多くの人が受験する入学試験が始まります。健康に気を付けて頑張って欲しいと思います。1,2年生の皆さんも気遣って応援してくれればと思います。
 3年生のキャリア教育だより「MY WAY」に推薦受験をした人たちの「感想とみんなへのアドバイス」が載っていました。その中から一つ紹介したいと思います。
 「『みんな頭良さそう』とか『こんなに沢山いるよ』などとは考えずに、初めて学校見学をした時のように『わあ校舎きれい』とか『係の人、優しい』と少しでもプラスなことを考えたら楽しくなって、面接も楽しく受けることができました。」と書いてありました。
 とても大切なことだと思います。自分の力を十分発揮できるようにするには、自分の気持ちが安定し前に向かって意欲的に取り組んでいこうという状態になっていることが重要です。ぜひ、そうした気持ちで試験に臨んで成功してくれることを期待しています。
 1,2年生にも言えることですが、日頃の授業や定期考査、友達や先生方との会話にも、自分にとってプラスになるように前向きにとらえられるように自分の気持ちを切り替えていってください。
 例えばですが、1年生のキャリア学習だよりに「みんな、いろいろな『価値観』を持っていて、『おもしろいな』と思いました。それぞれ違う個性や価値観があるので、それをあわせて生活していけると『良い』と思います。」
とありました。異なる考え方を「おもしろいな」と思い、それをあわせて生活していきたいと考えています。
 今日話しましたことを参考にして自分の学習や生活を向上させることができるようにして欲しいと思います。

人格の完成を目指してについての話「1月のテーマ:感謝」

                                平成22年1月18日
                    感謝

 今月の人格の完成のテーマは「感謝」です。感謝という言葉は皆さんはよく分かる言葉だと思います。
 皆さんの身近なところで考えてみたいと思います。
 まず、ここでは、先生は日頃から皆さんの互いの気持ちの通い合わせを大切にしていますが、人と人との関わりの中で「感謝」ということを考えてみたいと思います。

 皆さんが考える際に、Aさんを思いやるBさんという人の行為が、Aさんに伝わり、そのことで伝えられたAさんが「感謝」の行為を明らかな言葉に出したり出さなくても感じた心が態度に表れます。それを、見たBさんが、また、Aさんの態度に感謝します。
 そうした情景を頭に思い浮かべながら、これからのお話を聞いてください。

 先日の1月14日(木)の午後、「コンフィチュールを作ろう」という題でジャムづくりを中学2年B組の生徒が小学3年生に教えながら作るという学習がありました。見学に来られた方も小学校、中学校の先生方、それから世田谷区教育委員会の先生方と多くの方たちがいるところでの授業でした。
 2年生は先生の指導で、小学生のグループに中学生のグループがセットで行動しました。
 トマトやニンジン、セロリ、タマネギのジャムづくりでした。
 ジャムづくりの方法などの説明の後に作業に入りました。作業の中では、包丁を使ったりガスでお湯を沸かしたりという作業をしてジャムを完成させました。その後、ジャムづくりの感想を聞くという流れでした。

 包丁の作業の部分について中学生と小学生の関わりについてお話しします。
 タマネギなどの野菜は丸みがあったり変形したりしているため、包丁で切るという作業は危険ですが、小学生ができるように説明し、小学生がおぼつかないやり方でやっていても、辛抱強くそばで見守り助言をしていました。
 そばで見ていました教育委員さんも熱心にていねいに教えている生徒を見て「あの生徒さんは教えるのがとっても上手ですね」と言っていました。
 包丁を使用しますが、小学生が危険な状況に陥らないように手を添えるなどしていました。しかも中学生が自分でやってしまわないようにしていました。しかも、見ているだけの人がいないようにすべての小学生が体験できるように中学生は考えて行動していました。
 小学生が覚えられるように配慮して、小学生が自分で作ったという実感がもてるように配慮した行為だったといえます。

 次に、ジャムづくりを終えた後の感想についてお話しします。
 小学生は「中学生と一緒にやれて楽しかったです」「中学生が教えてくれたので分かりました安心でした」といったような答えが返ってきました。中学生は「小学生とやれて前回やったときよりも充実していました」「小学生とやったことで前回やったときよりもよいものが完成しました」といった感想を述べていました。
 また、小学校の先生のお話ですと「中学生はやさしいですね」とか「小学生に一人一個の瓶のジャムがわたるように中学生がしてくれましたが、小学生はとても大事そうにジャムの瓶を扱っていました」という話がありました。

 さあ、この話の中で、今日のテーマの「感謝」について皆さん一人一人に考えて欲しいと思います。
 実際に体験した2年B組の人はよく分かると思いますが、それ以外の人たちも今の話を聞いて、自分なりに思いを巡らせて考えて欲しいと思います。
 小学生に対する中学生の行為はどんな内容であったか。それを受けた小学生はどんな気持ちになったのだろうか。また、小学生の気持ちを中学生はどのように受け止めたのだろうか。そういった視点で考えて欲しいと思います。

 また、自分は、「感謝」という気持ちをどういった場面で感じるのだろうか。また、人に感謝されて感動した場面はどういったときだろうか、自分を振り返って欲しいと思います。

3学期始業式での話ー自分の希望や目標を大切にー

                                平成22年1月8日
                3学期始業式での話

 おはようございます。新年を迎えて皆さんも気持ちを新たにしているのではないかと思います。
 今描いている目標や思いを大切にして、今学期を過ごして欲しいと思います。
 ところで、今年は寅年です。先生も寅年です。
 「虎は千里往って千里還る」ということわざがあります。虎は1日で千里(4000キロメートル)の道を往復することができるという意味です。勢いの盛んなさまをいうそうです。また、子を思う親の気持ちの強いさまをいうそうです。
 皆さんが親や先生方に支えられ、自分の希望や目標を達成できるように、勢いよく取り組み、前進することを期待しています。
 そうした勢いのある取組ができるようになるには、日頃から皆さんにお話していることですが、親や芦花中学校の仲間や先生方と心を通わせることを大事にして欲しいと思っています。精神的な安定感や心の拠り所、学びの拠り所、よい意味でのライバルをもつことにもなります。これからも周囲の人と心を通わせることを大切にしてください。
 また、そうした取組を通して芦花中学校の生徒であることに誇りと自信をもって欲しいとも思っています。
 皆さんの夢や目標を達成する取組と間接的、あるいは場合によっては直接的に関わるものとして学校の行事があります。今学期も多くの行事があります。さっそく、本日、1,2年生の冬の確認テストがあり、あいさつキャンペーンなどの行事が続いていきます。皆さんの協力した取組を期待します。
 特に、3年生は大きな入学試験がありますが、入学試験に臨むに当たり、周囲の人と気持ちを通わせながら取り組み、十分健康に注意すると共に希望をもって最後まで全力で頑張り通して欲しいと思います。

朝会での話(真剣に取り組めるものを見つけて頑張ろう)

平成21年12月7日
朝会での話(真剣に取り組めるものを見つけて頑張ろう)

 おはようございます。
 先週の12月2、3、4日の3日間は2年生の職場体験学習でした。私もいくつかの職場に見学に行って参りました。
 保育園では、子どもたちと楽しく遊ぶ姿や水を使って汚れた靴をきれいにしている様子を見ることができました。
 スーパーでは、お店の人から真剣に説明を受けている姿や食材をおいしく味見をしている様子を見ることができました。
 世田谷文学館では、芦花小学校の子どもたちを誘導したり簡単な説明をしたりするために緊張している姿を見ることができました。
 烏山図書館ではブックカバーを直したり、飲食店ではテーブルの上を丁寧に掃除している姿を見ることができました。
 いくつかを紹介しましたが、それぞれの職場で一生懸命取り組んだことと思います。若い中学生の皆さんが職場に訪れたため、ご迷惑をおかけした部分もあったかと思いますが職場の方たちも若い中学生を見て嬉しく感じた部分もあったのではないかと思います。
 私が感じたことは、汗を流し、必死に取り組んでいる姿を多く見ることができたことが何よりも印象的でした。
 話は変わりますが、少し前は3年生のI組の進路に向けた面接練習をしました。そして現在は、3年生のA、B組の面接練習をしていますが、3年生の皆さんは、緊張した中にも自分なりに自分の進路を真剣に考えている姿、そして、その進路をかなえるために取り組んでいる様子が伝わってきます。その姿はとても美しいです。
 一生懸命とか一心不乱という言葉はありますが、そうした言葉がよく似合った2,3年生の皆さんです。1年生の皆さんも同様に真剣な生活や取組をしていることと思います。
 周囲に感動を与える皆さんの姿は、皆さん自身に返ってきて皆さんを内面から美しくたくましく成長させることでしょう。
 これからも、必死に取り組めるようなものを見つけ頑張って取り組み、成長してください。

朝会での話−友達や先生方と気持ちを通い合わせ成長している皆さんへ−

平成21年11月9日
朝会での話−友達や先生方と気持ちを通い合わせ成長している皆さんへ−

 おはようございます。
 今日は、インフルエンザ対策のために、放送朝礼です。学期末考査も近いので健康管理に十分注意してください。
 さて、今日は、皆さんの成長している様子を皆さんと共に確認できればと思います。
 先生は、話し合いのできる学校、つまり、友達同士や先生方と話す中で、気持ちを通い合わせて欲しいと願っています。そのことは、互いに感謝し尊重し、互いに学ぶことでもあります。また、互いのよさを理解したり自分の改善点を見つけたりする行為でもあります。
 3年生の学年だよりに前期の各委員からの言葉が寄せられていました。
 似た表現でいくつか紹介します。
 「仕事ができたのはクラスのみんなのおかげです」
「芦花中のみんなのために積極的に取り組みました」
「教室の窓の開け閉めに気を付けました」
「自分にできることはすべてやりました」
「自分から仕事を探して頑張りました」
「仕事を忘れてみんなに迷惑をかけてしまいました」「後期も頑張りたい」
 こういった内容の言葉が書かれていました。
 友達や先生方と気持ちを通い合わせながら自分を振り返り努力している姿が伝わってきます。
 1、2年生、I組の人たちも同様の考えを持ち生活していると思います。
 10月31日に行われた学芸発表会では、どの発表も皆さんの成長を感じさせるすばらしい発表でした。そのすばらしさは、例えば、弁論コンクールや合唱コンクールにおいていえば、クラスの中で互いに話し合い、互いを理解する中で、みんなで協力して作り上げてきたものが伝わってくる内容でした。
 翌日の11月1日には世田谷区の中学校の音楽発表会がありました。本校からも3年選択音楽が発表しました。本校の発表では、それぞれのパートの声の美しさが重なりすばらしいハーモニーとなり会場全体に響き渡りました。あまりのすばらしさに他校の先生からも賞賛の声があがりました。指揮をとる内藤先生を中心として参加した皆さんの気持ちが完全に一体となっていました。
 成長を遂げていっている皆さんを大変嬉しく思っています。
 最初にも触れましたが、九日後には学期末考査が始まります。
 ここでも、皆さんがそれぞれ努力する中で互いに協力し学び合いながら成果が出せるように頑張って欲しいと思います。特に、3年生の健闘を祈ります。

朝会での話ー協力するよろこびをかみしめてくださいー

                                平成21年10月5日
       朝会での話−協力するよろこびをかみしめてください−

 おはようございます。
 生徒会役員選挙も終わり、後期の中央委員会、専門委員会も発足し、新しい学校づくりに向けて生徒の皆さんが頑張ってくれることを期待します。先生からは、皆さんに自分の頭で考え、仲間の人たちと考えを交換しよりよい考えをまとめ、担当の先生方と相談しながら、行動に移して欲しいと思います。特に、自分から主体的に行動するようにして欲しいと思います。そうすることによって、周囲の理解も得られ協力も得られることと思います。活躍を期待しています。
 さて、今週は連合陸上競技大会、I組の連合移動教室があります。参加する人たちは、陸上競技大会では競技を楽しむ中で、自分の記録に挑戦していただければと思います。また、移動教室では自然の美しさに触れ感動体験をすると共に友達のよさを見つけ出し、協力して行動する楽しさを見出して欲しいと思います。活躍を期待しています。
 連合移動教室の事前学習として、9月29日にI組の校外学習があり、神代植物園まで出かけました。グループ行動でしたが約束事を守り互いに注意しあったりしながら行動できました。I組の人たちはきっとよい思い出をつくることのできる移動教室になると思います。
 このことは、他の人たち全員に言えることではないかと思います。少し前ですが、2年生の1学期の反省にも、「みんなの仲が良い」「みんな注意しあえている」などのことが書かれていました。相手の立場も大切にしながら、注意できる関係が、お互いの信頼関係、仲のよさにつながることだと思います。
 今まで以上に友達とそして先生方と気持ちを通い合わせてください。
 10月31日は大きな行事である学芸発表会があります。この取組も、仲間や先生方との意思疎通がどれだけ図られたが行事に対する皆さんの充実感、達成感につながると思います。協力するよろこびをかみしめることができるように頑張ることを皆さんに期待しています。

活躍する生徒の皆さんへ伝えたい話(朝会の話から)

平成21年9月14日
朝会での話−活躍する生徒の皆さんへ伝えたい話−

 おはようございます。
 9月4日の金曜日は1年生の校外学習で飯盒炊飯がありました。9月7日(月)〜9日(水)までは2年生の移動教室、9月9日(水)には3年生の進路学習会がありました。1年生は各班で取り組んだ料理コンテストがあり、皆それぞれの役割を持ち協力して取り組んだとの話を聞いています。また、2年生も一人一人が自分で考えた行動が取れ、宿舎の方にも非常に高い評価をいただいたり、富士山で雨の中ゴミ拾いを泥まみれになりながらも協力して取り組んだりした話を聞いています。3年生も、高等学校の先生方の話を真剣に聞いている様子が伝わってきて嬉しく感じました。
 それぞれの学年で、皆さんが輝いている様子が伝わってきて嬉しく思います。
 I組の人たちの連合移動教室も、まもなく行われます。頑張って活躍してください。
 また、今日からはあいさつ運動が烏山地域の小中学校で行われています。生徒会の人たちの主体的な活躍とそれを支える皆さんの動きによって気持ちのよいあいさつがあちこちで交わされています。元気のよいあいさつにより、気持ちのよい朝の出発と気持ちのよい生活を送ってください。
 さて、今日はもう一つ大きなお話があります。それは、7月に皆さんにお願いしました、私からの皆さんへの調査がありました。先生方と皆さんと気持ちを通い合わせて話すことができるかどうかについては、昨年度より15%伸びて、66%の人ができますとの回答でした。また、友達と気持ちを通い合わせて話すことができるかどうかについては94%の人ができますと回答しています。毎日の学校生活が楽しいかどうかについては71%の人が楽しいと回答しています。
 とても多くの人たちが回答していますが、私はこの三つについては皆さんに100%になるように頑張って欲しいと思います。特に、毎日の学校生活が楽しいかどうかを聞く設問では分からないという回答が23%もありました。この人たちが楽しいと答えられるようになると94%の人が楽しいと回答できることになります。三つの項目で残念ながら否定的な回答をしている人は、学校生活を改善できるように頑張ってくれることを期待しています。
改善を図るには、やはり先生方や友達との会話に勇気をふるって入って欲しいと思います。また、周囲の人たちは、勇気をふるって話に入った友達を大事にして欲しいと思います。また、声もかけてあげてください。当然のことながら、先生方が意図的に声をかける場面がありますが、そうした折も勇気をふるっていろいろな話をしてください。
皆さん一人一人が活躍し、周囲の人たちと気持ちを通い合わせながら楽しい学校生活を送ることを期待しています。

2学期始業式での話:校長

平成21年8月25日
2学期始業式での話

 おはようございます。
 まずもって、皆さんが大きな怪我や事故に遭わずにここにこうして集まることができましたことを大変嬉しく思います。このことは、皆さんが先生方や家庭の人の話を聞いて行動できた結果であると思います。
 さて、長い夏休みは、一人一人異なった生活を送ったと思いますが、自分なりに納得できる生活が送れたでしょうか。自分の生活を振り返って自分に合格点をあげられないと思う人は手を挙げてみてください。
 手の挙がっている人はずいぶんといるようですが、今日から2学期です。今日帰りましたら夏休みの反省する部分を2学期に生かせるように頑張って欲しいと思います。
 合格点があげられる人もいると思いますが、その人たちは今までの生活の流れを学校生活にも組み込んで、自分で満足できる2学期にしてください。
2学期も学芸発表会などの大きな行事があります。早速9月には1年生の校外学習、2年生の移動教室、3年生と芦花ホームの方との触れ合い給食、生徒会役員選挙、中間考査、9月14日からのあいさつキャンペーンがあります。きっと、皆さんがそれぞれの行事で主体性をもってますます活躍して成長してくれるのではないかと期待しています。頑張ってください。
そうした生活を送るためには、一つには、今学期も気持ちのよいあいさつを大事にしながら毎日の生活を元気に伸び伸びと送る皆さんでなくてはなりません。そして、第二に、まもなく7月のアンケート結果をお知らせしますが、先生方や友達との話し合いによる気持ちを通わせることを今まで以上に大事にする皆さんでなくてはならないと考えます。皆さん自身が活躍するためにも、今お話しました二つは大事にしてください。
それから、現在、仮設校舎建設に向けて取り組んでおり、通学や授業、部活動などで皆さんには迷惑をかけます。工事関係の方たちも皆さんの安全を第一に考えてくださいますが、皆さん自身も車などの事故に遭わないように十分注意してください。
それから、今日、防災についての講話があります。また、9月1日の火曜日は、防災訓練の日で、集団下校訓練が行われます。今日の話もよく聞いて欲しいですが、集団下校訓練の際は、各地域のリーダーを中心に真剣に取り組んでください。また、家庭の人とも地震の時の対応について話をしてください。

充実した生活を送るために(4月13日朝会の話から)校長

              朝会での話(4月13日):校長

 おはようございます。今は新しい学級で友達と学級作りをする計画や自分の学習を進展させる計画を立て実行に移している時期かと思います。
 多くの皆さんは、「今まで以上に勉強が分かるようになるといいなあ」「学級や学年の友達と協力して生活できるといいなあ」と思っていることと思います。
 学級や学年でのお話も行われているかと思いますが、先生も皆さんの参考になるのではないかと思われるお話をしたいと思います。
 学習は自分で行う部分が多いです。まず、授業に臨むに当たっては、入学式でもお話しましたが「何が分かって何が分からないのか」それだけでもはっきりさせて授業に臨むと学習内容の理解を皆さんに促します。
 それから友達との学習を充実させることも皆さんの学習を大きく前進させます。授業中に学習内容について発表したり説明したりして友達との会話を増やすことです。友達の考えを聞くことで自分の気付かなかったことが分かったり、自分の考えを広げたり、深めたりすることができます。
 友達との協力した取組でもあります。
 委員会や係、行事、部活動で友達と協力するには、どうすればよいのでしょう。先ほどの学習もそうですが、自分にできることは、遠慮したり面倒だからと考えたりしないで、進んで取り組むことが大切です。協力というのは、自分に都合のよいことだけを提供してもらうことではないことは皆さんもよく分かっていることと思います。できることは自分から進んでするようにしましょう。
 相手への思いやりと仕事に対する責任感が根底にあります。また、投げやりにならず自分で考え積極的に取り組み向上しようとする姿勢も必要です。
 このことは、本校の教育目標である「自ら考え、向上しようとする人」「責任感と思いやりのある人」でもあります。
 いずれにしましても、周囲の人と協力できるようになるには、日頃から気持ちを通い合わせることができるように、周囲の人とは会話をもつことが大切です。会話の入り口でもあるあいさつは特に大事にしましょう。あいさつについての話や取組は近く行われますが、日頃から大切にしてください。
 皆さんに以前お話しましたが、話し合いのできる学校を今年最も大切にしています。多くの人とたくさん話ができる環境を自分でもつくっていってください。当然、先生方も皆さんにたくさん話しかけてきますが、そうした機会を有効に使ってください。
 皆さんが充実感を感じることのできる、「一人一人にとって楽しい学校」になるように皆さんの取組と努力を期待しています。

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学校行事
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