平成30年度 第3学期 修了式2おはようございます。 いよいよ中学校1年間の締めくくりである修了式を迎えました。1、2学期が「終業式」つまり「おわる」という漢字であるのに対して、本日の修了式は「おさめる」という漢字を使っています。この漢字には「身に付ける」つまり「物事の本質を理解して様々なところに応用できる力をもっている」という意味があります。教室で受け取る修了証の重みをぜひ感じてください。 さて、先日3月22日は「世界 水の日」でした。新聞やTVなどマスコミで特集を組んで報道していたので知っている人もいるでしょう。日本では蛇口をひねれば、飲める水が出てくることが当たり前です。しかし、世界に目を向けると、18億人の人々が汚染された水を使い、コレラや赤痢、腸チフス、ポリオにかかるリスクにさらされています。また、毎年約85万人もの人々が安全でない水や劣悪な衛生状態のために亡くなっています。実は日本でも将来、水不足がおきる可能性があることも指摘されています。 先日の卒業式の式辞の中で触れた持続可能な開発目標(SDGs)では、2030年までに全ての人々が安全な水を得られるよう確保することを目標にしています。さて皆さんはどうしますか。 当たり前だと思っていることが、視野を広げて勉強をすることで、実は当たり前でないことがわかります。では、どうしてそうなるのか、どうしたら解決できるのか。 先程話をした「勉強を修める」ということは、まさにこのような課題を発見し、考えられるようになることを言います。来月から2、3年生に進級します。勉強面でもさらに、一歩高いところをめざしてほしいと思います。 |
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