ブックアシストクラブの方が、図書室前に新しい作品を掲示してくださっています。
今回は「絵馬」です。紙で作った絵馬が置いてあって、そこに願い事を書いて貼れるようになっています。
絵馬は、何かを祈願するときや、願いが叶ったお礼として、神社に奉納する木の板です。古代、神様は神馬（しんめ）という馬に乗って人間世界にやってくると考えられていて、神事においては生きた馬を献上していました。また、本物の馬の代わりに、土で作った馬型や、木で作った板立馬を奉納する簡略化バージョンもあり、絵に描いた馬も奉納されていたようです。これが「絵馬」の始まりです。ちなみに、五角形をしているのは、大きな絵に屋根を付けていたころの名残だそうです。
写真は、飾られてすぐのものですが、現在は、たくさんの人が絵馬を貼ってくれています。最も多いのは、「コロナがおさまり、みんなが元気になりますように！」というもの。みんなの心からの願いですね。ほかにも、「学力向上」「みんな仲良し」「芸能人に会いたい」など、いろいろな願いが貼られています。まだ紙はたくさんあるので、ぜひ貼ってお祈りしてみましょう。みなさんの願いが叶いますように！