1/26 環境教育〜生まれたときから魚とり〜
- 公開日
- 2012/01/26
- 更新日
- 2012/01/26
校長室より
昨日の5時間目に6年1組で、東日本大震災を考えながら自然環境についての授業をしました。震災を受けてしまった、漁師一家に育った漁師さんの生き方を通しての授業です。
私が質問をした、「森は海の恋人」という言葉に、ある児童は、「森の栄養が川を経由して、海に流れ込むことで、海の栄養が豊かになる」と発言をしました。
震災の後に種を植えた牡蠣は、津波が森や海をかきまわしたことで、たくさんの栄養分が海中に広がり、牡蠣の養殖は今年の秋ごろ収穫予定のものが、1月末には、もう収穫ができたということなのです。
本当に大きな自然災害で、大きな不幸をもたらたしましたが、漁師さんの「これで負けてはいけない、漁師をあきらめてはいけない」という、強い決意を子どもたちと共有しながら、自然と共に生きていくことの大切さを学びました。
子どもたちの真剣に考える気持ちに触れられて温かい気持ちになりました。
当日は、環境省、経済産業省の方々が授業を参観にいらっしゃいました。ありがとうございました。