3/3 スペシャルコンサート 2年生国語で学習している物語文「スーホの白い馬」の中に出てくる楽器「馬頭琴」です。保護者の中にも国語で習ったという方がいらっしゃると思います。あの馬頭琴です。 モンゴルのお話や「スーホの白い馬」についてのお話を伺った後、いよいよ演奏になりました。ドキドキ。実は私も演奏を聴くのは初めてでした。 驚きました・・・。 陳腐な表現になりますが、感動しました。他の楽器にはない音色です。どこか郷愁を感じさせる切なく、でもどこか心地よさを感じさせる音が響いたかと思うと、馬が走るような疾走感あふれる場面が演奏されたり、モンゴルの広い草原を思わせる雄大な雰囲気のメロディーが流れたり・・・バラバラのようですが、全てこの馬頭琴で奏でられました。 曲調・音色がガラッと変わるとき、子供たちも驚きの表情を見せていました。真ん中の写真で、子供が口を押さえて驚いたような仕草をしていますが、まさにこんな感じです。 すごい・・・ と、思わず口を覆ってしまったこの子の気持ちが良く分かります。演奏が終わると、子供たちも心からの拍手を送っていました。 馬頭琴の弦は、太い2本に見えますが、それぞれの弦は何十本もの細い弦の集まりになっているそうです。音を出すのもかなり難しいみたいですよ。 それから、「スーホの白い馬」について、モンゴルの方に聞いても知らない方が多いそうです。「スーホの白い馬」は、「内モンゴル」のお話で、それも限られた地域の方にしか通用しないそうです。似たような民話はたくさんあって、それらはもう少し広く伝わっているようです。 新しい知識、すてきな演奏、そして思い起こす「スーホの白い馬」のお話・・・国語の学習がより深まったと思います。そして、子供たちにとってすばらしい体験の時間になりました。私もいい経験をさせていただきました。ウルグン先生、ありがとうございました。 |
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