1月31日(水)の給食ごはん(有機米) タラのカレーチーズ焼き ほうれん草の乾物あえ じゃがいも団子汁 ******************************************************************** 1月最後の給食です。 今日は冬が旬の「ほうれん草」をたっぷり使って 和え物を作りました。 ほうれん草は寒さに強く、暑さには弱い野菜です。 冬に美味しくなる理由は、「雪下野菜」と一緒。 寒さから自分を守ろうと、 細胞の中の糖分を増やすからです。 糖分だけでなく、旨みの成分も増すので、 冬に食べるほうれん草はおいしいとされています。 今日は、じゃこ、おかか、のりなど、 旨みの強い食材と合わせたことで、 旨みたっぷりの和え物になりました。 1月30日(火)の給食アジのひつまぶし風 野菜のどて煮 鬼まんじゅう ************************************************************* 学校給食週間最終日の今日は、 郷土料理として愛知県の郷土料理を 出しました。 愛知県の食文化は、日本の中でも特徴的と言われています。 色の濃い豆みそやみりんなどは、 愛知の食には欠かせない調味料。 どて煮は、牛の筋肉をみそやみりんで煮込んだ料理です。 ひつまぶしは、愛知県名古屋市が発祥の食べ物。 おひつに盛ったご飯に、 うなぎの蒲焼きを乗せた料理です。 今日はアジを使って、ひつまぶし風にしました。 1月29日(月)の給食ソフトめんミートソース 鯨と大豆の甘みそがらめ カントリーサラダ ********************************************************* 今日は金曜日と同じく、昭和50年代頃の給食を再現しました。 昔は、給食のスパゲティというと、 袋に入った「ソフト麺」が一般的でした。 さらにソースを入れ、そこに袋から出したソフト麺を入れて、 よく混ぜて食べます。 混ぜやすいようにするには、 袋の上から箸やスプーンなどの食具で麺を切り、 半分ずつ入れるのがコツです。 また、今日は昔よく出ていた鯨肉を使いました。 1年生は、 「鯨って食べられるの!?」と驚いていましたが、 「美味しかった!」とたくさん食べてくれていました。 1月26日(金)の給食チキンカレーライス 手作り福神漬け 白玉ポンチ ************************************************************** 今日は、昭和50年代頃の給食を再現しました。 戦後まもない頃はパンばかりで、 給食でご飯が出ることはほとんどありませんでした。 しかし、この頃になるとパンだけではなく、 ご飯の料理も増えてきました。 そのご飯料理の一つが、「カレーライス」です。 そのほかにも、スパゲティが出たり、 デザートが付く日があったりと内容が充実し、 今の給食に近い形に変わっていきました。 松沢小でも人気のカレーライス。 食缶が空になるクラスもたくさんありました。 1月25日(木)の給食コッペパン 手作りりんごジャム チキントマトシチュー キャベツとコーンのサラダ ************************************************************* 今日は、戦争が終わった頃の 昭和20年代の給食を再現してみました。 戦争中は給食が中断されていましたが、 子供たちの栄養状態が悪くなり、 戦後、再び給食が提供されるようになりました。 アメリカからの食料の援助を受け、 脱脂粉乳をおかずから始まり、 少しずつ、パンとジャムも付くようになりました。 今日提供してトマトシチューも、 当時よく出ていた給食のメニューです。 1月24日(水)の給食ごはん 鮭の塩焼き はりはり漬け さつま汁 ************************************************************** 今日から30日まで、「全国学校給食週間」です。 今日は、給食が始まった明治22年頃の給食を 再現してみました。 生活が苦しく、食べるものがなかった子供たちのために、 お昼ご飯を出したのが、給食の始まりとされています。 提供されていたのは、おむすび、鮭、菜の漬物。 お寺のお坊さんが、家を回ってお経を唱え、 その時にもらったお金やお米で用意したものでした。 当時の子供たちは、これらを食べて空腹を満たしていました。 給食週間に合わせて、食育動画を作成し、 各クラスで見てもらっています。 今日は、「カレーができるまで〜前編〜」。 松沢小のカレー作りの様子を、3編に分けて作成した動画です。 学校給食週間を通して、 もっと給食のことを知ってもらえたらと思います。 1月23日(水)の給食白菜のチンジャオロース丼 塩ナムル 米粉のマーラーカオ ******************************************************** 今日は、マーラーカオを手作りしました。 マーラーカオは、中国の蒸しパンのこと。 中国の広東省や台湾、マレーシアなどでよく食べられます。 中国では、屋台やお店はもちろん、 家庭でも、朝食やおやつとして食べられるそうです。 「マーラー」は、マレーシア、 「カオ」はケーキ、の意味があります。 今日は卵や小麦粉を使わず、 米粉を使って、もっちりとした食感のマーラーカオでした。 黒砂糖と醤油も使って、コクを出しています。 子供たちは、 「もちもちで美味しかった!」 と喜んでいました。 1月22日(月)の給食豚肉のしぐれ煮ごはん 魚とチーズの包みあげ けんちん汁 ************************************************************ 今日は、春巻きの皮で、白身魚のホキ、チーズ、のりを巻いて 油で揚げた「包み揚げ」です。 チーズは、牛乳に乳酸菌を加え、 その乳酸菌の働きで固め、熟成させます。 こうしてできるのが「ナチュラルチーズ」です。 乳酸菌が生きているため、熟成とともに風味が変わります。 一方、ナチュラルチーズを加熱して溶かし、 成形したものは「プロセスチーズ」です。 一度加熱しているので、保存がきくのが特徴です。 春巻きの皮で包んでいたので、 食べてみてびっくりした子供たち。 「これなら苦手な魚も食べられる!」と 話してくれた子も多かったです。 1月19日(金)の給食レーズンシュガーバタートースト 冬野菜のポトフ きのこのガーリックサラダ **************************************************************** 今日は体が温まるポトフです。 冬にんじん、ごぼう、白菜、かぶなどの 冬野菜をたっぷり使いました。 冬野菜は、寒さで凍らないように、 細胞の中に糖分を溜め込んでいます。 そのため、加熱して食べた時にあまみを感じます。 ビタミン類も多く含むため、体の免疫を高め、 風邪予防に効果があるとされています。 体の温まる煮込み料理や鍋料理に使って、 野菜をたっぷり食べ、風邪に負けない元気な体を作りましょう! 1月18日(木)の給食鶏ちゃんこうどん じゃこ入り甘辛揚げ くだもの(ポンカン) *************************************************************** 今日のくだものは、みかんの仲間である「ポンカン」です。 インドが原産の柑橘くだもので、 中国、台湾と渡り、日本にも伝わりました。 「ポン」はインドにある地域の名前、 「カン」は、柑橘の「かん」から取り、この名前がつきました。 みかんよりもあまみが強く、香りが高いポンカン。 皮が厚くボコボコしていますが、剥きやすいです。 「みかんとは少し形が違うね!」と みかんとの違いに気付いてくれた子もいました。 1月17日(水)の給食麻婆豆腐丼 春雨サラダ *********************************************************** 今日は、中華料理に使われることが多い「にら」のお話です。 にらは、栄養たっぷりで、健康的な食材として、 昔から漢方として使われていました。 にらの強い香りは、 「アリシン」という成分によるもの。 代謝や血の巡りをよくして、体を温めてくれたり、 胃腸の働きを助けて、 消化をよくしてくれたりする働きもあります。 肉の臭みを消してくれるので、 肉料理との相性は抜群ですよ。 にらは、根本の白い部分に栄養が詰まっているので、 調理する時は、根を切りすぎないようにしましょう! 1月16日(木)の給食煮じゃこごはん いかのピリ辛焼き 野菜のごま酢あえ 生揚げのみそ汁 *********************************************************** 今日の給食には、じゃこ、いか、野菜をたっぷり使って、 かみごたえのある給食にしました。 昔に比べて、食事の中でかみごたえのある食材が少なくなっています。 一口30回以上かむことが望ましいと言われていますが、 やわらかい食材で30回以上かむのは難しいですね。 そのため、意識してかみごたえのある食材を食べることが大切です。 よくかむと、食べ過ぎを防いだり、 言葉や脳の発達をよくしたりと、 よいことがたくさんあります。 給食も、やわらかい食材ばかりにならないように、心がけています。 みんなでよくかんで食事をしていきましょう! 1月15日(月)の給食わかめごはん 肉じゃが 野菜ののりあえ ********************************************************* 今日は、和食の定番「肉じゃが」です。 肉やじゃがいもなどの野菜を甘辛く煮ていく料理。 食べやすい具と味付けで、 松沢小でも残りが少ない和食料理の一つです。 一般的な肉じゃがは、 肉、じゃがいも、にんじん、たまねぎ、 しらたき、さやいんげんを使うことが多いです。 広島県呉市に伝わる「呉の肉じゃが」は、 牛肉、じゃがいも、たまねぎ、しらたきという とてもシンプルな材料で作られます。 今日届いたじゃがいもは、 とてもホクホクでしたね。 味もよく染みていて、 子供たちもたくさん食べてくれました。 1月12日(木)の給食ポークストロガノフ オリヴィエサラダ カフェオレゼリー ********************************************************************* 今日は、世界の料理として、ロシア料理です。 ロシアは、世界で一番広い国。 ほとんどの地域が北海道よりも北にあり、 寒さが厳しい国です。 そのため、高カロリーのマヨネーズが好まれており、 「オリヴィエサラダ」は、マヨネーズを使ったポテトサラダです。 給食ではマヨネーズを使わずに提供しました。 ビーフストロガノフは、ロシアの伝統的な牛肉料理です。 肉や玉ねぎ、きのこをバターで炒め、 スープと調味料で煮込みます。 仕上げには、サワークリームを入れます。 そうすることで、肉のしつこさが消え、さっぱり食べられます。 今日は、豚肉を使って、ポークストロガノフにし、 サワークリームの代わりに、ヨーグルトと生クリームで仕上げました。 どのクラスもよく食べてくれていました! デザートのカフェオレゼリーも人気でした。 1月11日(木)の給食とりおこわ 野菜のからしあえ 白玉しるこ ************************************************************** 1月11日は、鏡開き。 鏡開きとは、お正月に神様にお供えしていた鏡もちをおろして、 お汁粉などに入れて食べる行事。 神様にお供えしていたものは力が宿っているとされ、 それを食べることで、無病息災を願います。 お供物に刃物を使うのは縁起が悪く、 一般的には木槌を使います。 また、「割る」という言葉も縁起が悪いので、 「開く」という言葉を使って「鏡開き」と呼んでいます。 今日は朝から給食室で小豆を煮て、お汁粉を作りました。 寒い日に、ホッと温まりました。 |
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