☆5月2日(木)の給食・中華おこわ ・白身魚のあずま煮 ・華風もやし ・若竹汁 【 産 地 】 米(つや姫):山形 もち米:国産 豚肩肉:青森 人参:徳島 ねぎ:千葉 ホキ:ニュージーランド 生姜:高知 もやし・にら:栃木 にんにく:青森 白ごま:スーダン・パラグアイ産 新たけのこ:熊本 油揚げ:アメリカ・カナダ産大豆 豆腐:愛知・佐賀 わかめ:三陸産 【 今日の 一言 】 今日は春にしか取れない食材の「新たけのこ」と、海藻の「わかめ」を使った「若竹汁」です。日本にはこの他にも「若竹煮」という伝統料理があり、どちらもたけのことわかめを使っています。昔から「たけのこ」と「わかめ」は味と食べ合わせの相性がいいものとして、親しまれています。 カツオ節と昆布でとった「だし汁」に、たけのこ・わかめ・人参・油揚げ・豆腐・ねぎを加え、塩と薄口醤油で味付けをしました。薄口醤油は色が薄いので、汁が透き通ってきれいに仕上がります。連休を前に、栄養があってお腹に優しい「若竹汁」を食べて、体調を整えて元気に過ごしてください。 さて、連休には「こどもの日」という祝日も控えており、この日の行事食としては「柏もち」や「ちまき」が有名です。私も給食で「ちまき」を作ったことがあるのですが、ものすごい手間と時間がかかるため、今の砧中の食数で作ることは到底不可能です。そこで、「ちまき」の中身に当たる「中華おこわ」を主食として作りました。米ともち米とラードを一緒に炊き上げて、具には豚肩ロース・干し椎茸・人参・ねぎを使い、それらを酒・塩・醤油・水・砂糖・オイスターソースで味付けをしながら炒め煮しています。食べごたえのある味と「おこわ」ならではのもちもち食感がたまらない!また、味もそこまで濃くしていないので、他のおかずと合わせても、おいしく食べることができます。 今日のメインである「魚のあずま煮」は、「煮」という名前が付いていますが、実際は「揚げて」からタレをかける料理です。この料理は関東地方の学校給食から生まれた料理といわれており、「東(あずま)」は関東地方のことを指しています。給食から誕生してある程度年月が経ち、今も各地でレシピが伝わっていることからも、子供達に好かれていた料理なのではと思います。実際、砧中でも「この魚の料理が美味しい!」という声を、先生と生徒たちからたびたび聞くことがあります。 魚は「ホキ」という白身魚を使っており、「タラ」とは違ってするどく大きな骨は入っておらず、また油で揚げているので、骨の心配なく食べることができます。魚は一度生姜・酒・醤油・塩で下味を漬けてから片栗粉をまぶして揚げて、さらに砂糖・醤油・酒・みりん・水を煮詰めて作ったタレをかけています。衣のサクサク感と甘辛いタレ、やわらかい白身魚の食感がもう最高!その分形が崩れやすいので、調理員さんは全ての調理工程で神経を使います。今日も無事に、生徒たち全員に形がしっかり残った魚を用意することができました!ありがとうございます! 栄養士 岩黒 |
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