チャレンジ米作り〜まとめ〜(5年2学期12月)10月に稲刈りをしました。 しばらく干したあと、いよいよ『脱穀・精米』作業です。 すりばちとソフトボールで、班の友達と協力してもみすりをします。 初めは、なかなか力加減が難しくて、 うまくできなかった子どもたちも、時間がたつと慣れて、 上手にもみすりをしていきます。 「だんだんお米が出てきた!!」 とてもうれしそうな表情です。 フーフーっともみがらを真剣に吹き飛ばし続けます。 「なんか、酸欠でクラクラしてきた・・・。」 と、頑張っている子もちらほら。 子どもの様子を見ていると、 もみをする人と、もみ殻と玄米を分別する人、 うまく分担して取り組んでいました。 約2時間かけて、玄米になりました。 1学級でもたった茶碗1杯のお米でした。 それを見た子どもたちの感想です。 「たったこれだけでも、こんなに時間がかかるのだから、 昔の人は、苦労してお米を精米していることがわかりました。 私たちが当たり前のように食べているお米は、農家の人が 手間をかけて愛情込めて育ててくれたのだと改めて実感しました。 これからは、お米を残さず食べていきたいと思います。」 今回の総合的な学習の時間『チャレンジ米作り』では、 各自でお米について課題を設定し、調べ学習もしました。 そこにも同じような感想をもつ子がたくさんいました。 今は、物も豊富にあり、便利な世の中になっていますが、 やはり、不便さを感じてこそ、 当たり前になっている快適な暮らしに対して 感謝の気持ちを抱けるのではないでしょうか。 いつまでも、感謝の気持ちをもてる豊かな心を忘れないでほしいなと思った 『チャレンジ米作り』でした。 |
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