「きぼう」、今日の方がよく見えました。

薄明かりの中、北西の空からいつの間にか現れて、明るさを増しながらゆっくり天頂近くを通って月のある南東方向へ。じっくり見られました。満月寸前の月も美しかったです。明日も通過する位置的には見えるようですが、仰角が低く今日ほどは見えないようです。次のチャンスはいつでしょうか。
「宇宙ステーション・きぼう　広報・情報センター」
http://kibo.tksc.jaxa.jp/#visible


さて、緊急事態宣言が発令されました。引き続き、感染につながるような行動を避けながら、健康に気を付けてお過ごしください。明日、配布物(郵送)についての連絡をHP上に掲載するとともに、緊急連絡メールでお知らせさせていただきます。

月がきれいです。
(右上の白い点が「きぼう」です。)

昨夜は、「きぼう」の記事を載せた後、本当に見えるのか心配になって自分でも空を見ていたのですが、雲で覆われた部分から「きぼう」が現れて進んでいく姿がくっきりと見えました（ほっとしました）。ちょっと速度の速い飛行機のような軌道で、しばらく進むとふっと見えなくなります。今夜も見えるようです。見逃した方はぜひ。
参考：JAXA宇宙航空研究開発機構
「宇宙ステーション・きぼう　広報・情報センター」
http://kibo.tksc.jaxa.jp/#visible

ちょうど月も満月に近付いてきています。明日は、月が今年最も地球に近付く「スーパームーン」です。その距離３５万７０００ｋｍ、光の速さで１秒ほどの距離になります。ちなみに、地上４０ｋｍの高さを飛行している国際宇宙ステーションは、秒速８ｋｍの速さで飛行し、９０分で地球を１周するそうです。

数字が大きすぎてイメージできず、「へえ」という感じにしかなりませんが、新しい知識を得るのは楽しいものです。この休業期間を、せっかくの機会と捉え、子供たちには興味を広げて普段は学べないことにも学びを広げていってほしいと思います。


最近は、様々な閉塞感の中、下ばかり見て歩いていたような気がしますが、たまには空を見上げ、上を向いてみるのも良いものです。なかなか外出ができない状態が続いていますが、ベランダなどで天体ショーを楽しんでください。

本日予定されていた始業式、入学式は延期になりました。

この日を楽しみに待っていた児童・保護者の皆さん、大変残念な思いをされたことと思います。教職員も、この日を楽しみに準備を進めてきました。しかし今の状況では児童の安全を守ることはできません。まだまだ先行きが見えない不安の中にありますが、これからも児童の登校、そして新入生を迎えることができる日がくるのを「希望」をもって待っています。それまでとにかく健康で、元気に過ごしてほしいと思います。

今夜はISS国際宇宙ステーション「きぼう」（日本実験棟）が見られるチャンスとか。東京は条件も良いようです。ベランダなどから外を御覧になれるようなら、１９：３９頃（東京）南西の空を見上げてみてください。きっと「きぼう」見えるはず。