☆4月16日(火)の給食・たけのこご飯 ・さばのみぞれがけ ・新玉ねぎと豆腐のみそ汁 【 産 地 】 米(つや姫):山形 新たけのこ:熊本・愛媛 豚ひき肉・玉ねぎ:北海道 さやえんどう:静岡 人参:徳島 油揚げ:アメリカ・カナダ産大豆 さば:欧州産 生姜:高知 大根・ねぎ:千葉 新玉ねぎ:佐賀 えのき:新潟 豆腐:愛知・佐賀 わかめ:三陸産 赤みそ・白みそ:国産 【 今日の 一言 】 今日は今年とれた新鮮なたけのこを使って、「たけのこご飯」を作りました!たけのこは春を告げる食材です。今日の給食で、ぜひ「季節感」を味わっていただきたいと思います! 「たけのこご飯」といっても、ご飯とたけのこと野菜だけだと、苦手な人はもっと苦手なイメージをもってしまいます。たけのこがもつ「えぐ味」など、子供が苦手な要素を目立たなくし、炊き込みご飯としての美味しさを引き立たせるには、やはり「肉の旨味」でしょう!肉と野菜の旨味が合わさることで、「味の相乗効果」を引き出し、単なる「足し算」以上の効果を与えてくれます。今日の「たけのこご飯」には、たけのと人参、彩りがきれいなサヤエンドウと、少量ですが全体に散らばるように豚ひき肉を使い、短冊に切った油揚げも入っています。油揚げの油によってご飯が程よくパラパラになり、混ぜご飯の「ずっしり感」が軽くなり食べやすくしてくれます。この砧中の「たけのこご飯」なら、たけのこが苦手な人も食べやすいと思いますので、ぜひチャレンジして欲しいです! 「さばのみぞれがけ」は、酒と生姜で下味を付けたさばを焼いた後に、大根おろしのタレをかけています。タレは大根だけだと苦かったり辛かったりするので、玉ねぎのすりおろしも加えています。加熱することで、玉ねぎから甘さが出てきて、大根の辛味をカバーしてくれます。さらに醤油・みりん・砂糖・塩・かつおダシでじっくり煮ているので、子供も食べやすい甘いタレになっています。 さばは油が多い魚ですが、魚油には生活習慣病を予防する効果と、DHAなどの成分によって脳の働きを活発にする効果があると言われています。何よりも、給食のあるうちに魚を食べ慣れていくことで、将来の自分の食生活の選択肢に「魚」が加わり、「肉ばかり食べて栄養バランスが乱れる」といったことも防ぐことにつながります。 そして、大根おろしのタレを一緒に食べることで、さばの独特な風味もカバーしてくれます。こちらもさばが苦手な人でも食べやすいと思うので、レッツチャレンジ! そして味噌汁です!こちらで使った玉ねぎは、佐賀県で今年とれたばかりの「新玉ねぎ」です!新鮮な野菜は、水分たっぷりでフレッシュな味わいがします。具にはえのき・人参・わかめ・豆腐が入っています。新玉ねぎと豆腐によって味が薄まってしまうかもしれないので、今日は白みそよりも赤みその方を多くして、しっかりとした味付けにしています。 年度が始まったばかりということもあり、4月のこれまでのメニューは子供たちから人気のメニューを揃えてきました。しかし、給食ではぜひとも今日のような魚や、ダシを使った混ぜご飯・みそ汁などに親しみをもってほしいと思っています。 今日は給食時間に2年生の教室を回りましたが、やはりさばに苦戦しているようでした。残してもいいので、恐れずに一口でいいからチャレンジ!明るく前向きな気持ちで、給食時間を過ごしてください! 栄養士 岩黒 |
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