学校経営方針
教育目標を達成するために上北沢小学校での具体的な取り組み
1 自他の良さを知り、互いに認め合い思いやりのある子どもの育成
・ハートフルデーを月に1度実施し、構成的グループエンカウンターを通して自己理解、他者理解、自己受容の力を育みます。
・なかよし班活動、異学年交流を行い、学年を越えたかかわりの中で児童を育みます。
・児童間のトラブルがあった時には、なぜそのようなことが起こったのか、次からどのようにすればよいのかといった視点で当事者が考えられるように指導を行い、社会性を育むようにしていきます。また、児童への対応は学級担任が抱えることなく、副担任も含めた学年全体で対応していきます。
・日本語指導推進校として、多文化共生の意識を育みます。(ワールドタイム、国際理解集会、等)
・みどりの学び舎での連携を行い、幼稚園・保育園との連携した活動を展開します。
2 相手を意識した挨拶を行う子どもの育成
・たて割り班でのあいさつ運動を月初めに行います。
3 すすんで体を動かす子どもの育成
外遊び、体育や体育的活動を通して、体を動かす子どもを育てます。外へ出て体を動かすことの利点は、体力向上の面だけではありません。心拍数をある程度上げる運動を1回20分程度、週3回程度行うことで前頭葉の発達を促すことができ、学力の向上、情緒の安定につながると言われています
4 人の話をよく聞き、協働的に学びに向かう子どもの育成
話をしている人に意識を向けてしっかり話を聞くことは、相手を尊重することにつながるとともに、自分の思考のスイッチを入れることに繋がります。対話的な学びの土台となる「人の話を聞く態度」を育てます。
また、これからの時代を生きていくために必要な「課題を見つけ、主体的に探究していく力」「周囲と関わり、協力して試行錯誤しながら粘り強く取り組む力」を育てます。思考ツールや発信ツール、学習ログを利用した個別最適な学びのツールとしてタブレットを活用するとともに、記憶の定着の効果的なツールとしてノートを活用していきます。また、タブレットの適切な使用と情報リテラシーの向上について発信します。
・世田谷区の教育施策である「キャリア・未来デザイン教育」の一翼である「せたがや探究的な学び」を推進します。
・児童と身に付ける力のゴールイメージ(単元のねらい)とゴールまでのスモールステップ(本時のねらい)を共有していきます。
・キュビナ等ICT機器を活用して、個別最適な学び(学習の個別化)を展開します。
・導入や展開を工夫して児童の「なぜ」「どうして」「やってみたい」を引き出し、児童一人一人が見通しをもって主体的に取り組む学習(学習の個性化)を展開します。
・高学年で教科担任制を推進するとともに、地域人材や専門家など外部の人材を活用して、専門性の高い教科指導を展開します。
・「上小学びの十か条」を意識し、学習規律を確立します。
・学習のねらいに応じてタブレットとノートを使い分けていきます。
・学級会を中心とした話し合い活動の充実を図ります。
・「『学級を』『学年を』『学校を』よりよくするために」という相手意識を大切にした、児童主体の係活動、委員会活動を展開します。
・1年間を通して、また、行事を通してどんな自分になりたいのかをイメージし、その実現に向けて活動できるよう、キャリア・パスポートを効果的に活用します。
・掃除や当番活動など児童が自分の役割に意欲的に取り組むようにしていきます。(週3回の清掃。)
・アレルギーシミュレーション研修を4月初めに実施するとともに、アレルギー児童の給食を調理員・栄養士・担任・管理職で確認します。(ヒューマンエラーの防止。)