地域運営学校
地域運営学校(コミュニティ・スクール)とは
給田小学校は、平成19年4月、世田谷区教育委員会から「地域運営学校」に指定されました。 「地域運営学校」とは、平成16年に改正された「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」にもとづく新しい仕組みを備えた公立学校です。学校運営の責任者が校長、教育活動の担い手が教職員であることはこれまでと変わりませんが、学校運営委員会を通じて保護者や地域住民が一定の権限と責任をもって学校運営に参画し、「開かれた学校経営」「地域に根ざした教育」をめざすことが大きな特色です。
給田小・学校運営委員会の主な活動
学校運営委員会は、原則として月に1回開催し、活動内容は随時、「学校運営委員会通信」でみなさまにご報告いたします(本ウェブサイトにも掲載)。
委員会がスタートした平成19年度は、「地域運営学校になることで何が変わるのか」「給田小は何をめざすのか」についての議論を重ね、方向性を見いだすことに力を注ぎました。平成20年度以降はそれを具体化すべく、教職員、保護者、地域住民のみなさまのご支援とご協力のもと、「給食補助ボランティア」「サマースクール」「図書室開放」「漢字検定」など、子どもたちの学習や体験を豊かにするための活動に取り組んでいます。
平成20、21年度は、文部科学省より「コミュニティ・スクール推進事業・調査研究校」を委嘱されました。その成果は、『給田小学校はコミュニティ・スクールとして何をめざすべきか−子どもと地域のかかわりの現状と今後の方向性を探る−』(平成20年度)、『学校運営委員会の3年間の活動を振り返る−コミュニティ・スクールとしての萌し−』(平成21年度)と題する報告書にまとめました。
平成22年度からは、地域運営学校としてのビジョンや活動をこれまで以上にみなさま(児童、教職員、保護者・地域住民)と共有するために「学校運営委員会だより」を「学校運営委員会通信」と改め、委員会での議論、学校と地域を結ぶ話題、学校や子どもたちに関わる各種の活動、ボランティアの募集など、内容を充実させて情報発信に努めております。
14年目を迎えた現在、これまでと同様の活動に加え、学校支援コーディネーターの方がたがゲストティーチャーや、子どもたちが地域に出る活動のコーディネートをするなど、給田小らしいスタイルを大事にしながら、<みんなの子どもをみんなで育てる>活動を広げていきたいと考えております。
学校運営委員会が目指すもの
学校運営委員会では、「地域運営学校」は「子どもたち、教職員、保護者・地域住民に、次のような望ましい変化をもたらすもの」(=ビジョン、目標、指標)と考えています。
地域運営学校になることで、子どもたちは
- 家族や担任教員以外の大人とふれあう機会が増える。
- 住んでいる地域や学校について、自分の言葉で表現できるようになる。
地域運営学校になることで、教職員は
- 授業や教育活動をいろんな人に見てもらう機会が増える。
- クラスや教科を越えて、学校の現状や将来について考えるようになる。
地域運営学校になることで、保護者・地域住民は
- 学校のために、自分ができることをする機会が増える。
- 「私の子どもの学校」から「私たちの学校」として考えるようになる。
子どもたちの学びを豊かにすることはもちろん、私たち(教職員、保護者、地域住民)の生活も豊かになることをめざして、地域運営学校(コミュニティ・スクール)づくりに取り組んでいきたいと思います。 みなさまの一層のご支援、ご協力を心よりお願いいたします。
学校運営委員会・委員長
令和7年度 学校運営委員会
須 甲 理 生 |
名古屋 隆 彦 |
廣 瀬 明 代 |
宮 本 啓 史 |
椿 幸 枝 |
田 中 裕 子 |
長谷美 悦 子 |
本 房 希 美 |
永 松 勇 人 |
令和7年度 学校関係評価委員会
| 稲 井 達 也 |
| 茂 木 桂 子 |
| 宮 本 真 実 |
| 多 田 尚 美 |
| 稲 葉 景 |
| 土 屋 俊 幸 |